腰痛と日常生活の習慣
近年、腰痛に悩む方は年代を問わず増えています。厚生労働省の調査では日本人の自覚症状の上位に常に腰痛が挙げられ、慢性的に痛みを抱える方も少なくありません。その原因は加齢や疾患だけでなく、普段の日常生活習慣が深く関係しています。特に淡路島では車での移動が多く、運転姿勢や長時間のデスクワーク、スマホ使用などで腰痛を訴える方が増加しています。今回は腰痛と習慣の関係、改善のためのポイント、そして当院の整体・鍼灸ケアについて詳しくご紹介いたします。
■ 腰痛を悪化させる日常生活習慣
日常のちょっとした癖が、腰痛・肩こり・坐骨神経痛を引き起こす要因となります。
・長時間のデスクワーク
背中を丸めたまま座り続けると腰の筋肉が固まり血流が悪化します。足を組む癖や前かがみ姿勢は腰椎への負担を増やします。
・スマホの長時間使用
うつむいた姿勢は首から背中、腰まで筋肉を緊張させ、結果として慢性的な腰痛や肩こりを引き起こします。
・運動不足
筋力の低下により腰椎を支えられず、ぎっくり腰や慢性腰痛のリスクが高まります。
・冷えや睡眠不足
筋肉の回復力が落ち、硬直が進みます。特に冷房や薄着での生活は要注意です。
・誤った動作
荷物を腰だけで持ち上げる、急に立ち上がるなどの動作は椎間板に負担をかけ、ヘルニアや狭窄症の要因になります。
■ 腰痛を予防・改善する生活習慣
改善には日常の工夫が欠かせません。
・正しい姿勢を意識する
椅子には深く腰をかけ、骨盤を立てる。立位では顎を引き、背筋を伸ばす。
・適度な運動とストレッチ
ウォーキング、軽い筋トレ、ストレッチで血流改善。お尻や太ももを伸ばすことで坐骨神経痛や狭窄症の予防にもつながります。
・体を冷やさない
腰やお腹を冷やさず、入浴で温める。腹巻きも有効です。
・質の良い睡眠
寝具は柔らかすぎず硬すぎないものを選び、体の回復を助けます。
・腰に優しい動作
荷物を持つ際は膝を曲げ、腰に負担をかけない姿勢を徹底しましょう。
■ 淡路島ならではの腰痛リスク
淡路島では車移動が多く、長時間運転による腰痛が増えています。座席の高さやシートの硬さで腰の負担は変わるため、クッションを利用し正しい姿勢で運転することが大切です。さらに農業や漁業など体を酷使する仕事では、重労働や前かがみ姿勢が原因でぎっくり腰や慢性腰痛に悩む方も多く見られます。
■ 季節と腰痛の関係
秋は昼夜の寒暖差が大きく、体が冷えやすくなります。冷えは血流を悪化させ筋肉を固め、腰痛や肩こりを悪化させます。さらに運動不足になりやすい季節でもあるため、意識して体を動かすことが予防につながります。
■ セルフケアの具体例
・腰ひねりストレッチ
仰向けで膝を立て、左右に倒す。腰回りの筋肉をほぐせます。
・太もも裏のストレッチ
椅子に浅く腰掛け片足を前に伸ばし、上体を前に倒す。坐骨神経の圧迫緩和に有効です。
・腹式呼吸
呼吸で腹筋を鍛え、体幹を安定させる。腰を守る筋力がつきます。
・温熱ケア
入浴や蒸しタオルで腰を温め、血流を改善。
■ 当院での整体・鍼灸施術
ハリココ鍼灸治療院/整体院ではトリガーポイントケア整体を中心に施術しています。筋肉にできる硬いしこり「トリガーポイント」が痛みの根本原因となることが多く、ここを丁寧に探し出し手技で緩めていきます。必要に応じて鍼灸を組み合わせ、深層の筋肉にアプローチすることで、腰痛・肩こり・坐骨神経痛・ヘルニア・狭窄症に幅広く対応しています。
施術の流れ
-
問診で生活習慣や症状を詳しく確認
-
姿勢や動作をチェックし原因を特定
-
トリガーポイントを手技でケア
-
必要に応じて鍼灸を組み合わせる
-
施術後にセルフケアを指導し再発を防止
■ 院情報(淡路島各院)
・南あわじ本院
広い駐車場を完備し、お車での来院が便利。地元の方を中心に、ぎっくり腰や慢性腰痛でお悩みの方が多く通われています。
・洲本院
洲本市中心部にあり、アクセス良好。お仕事帰りや買い物の合間に立ち寄れる立地で、肩こりや腰痛に特化した施術が人気です。整体やマッサージ感覚で気軽に受けられる点も好評です。
・淡路志筑院
淡路市志筑の中心部にあり、地域密着でご利用いただいています。坐骨神経痛や狭窄症など重度の慢性腰痛に対応した施術を得意としています。鍼灸と整体を組み合わせた根本ケアが特徴です。
■ まとめ
腰痛は日常生活の姿勢や動作、運動習慣と深く関係しています。正しい習慣を身につけることで予防できますが、慢性化した痛みはセルフケアだけでは解決が難しい場合もあります。そんな時は当院の整体・鍼灸施術をご利用ください。腰痛・肩こり・坐骨神経痛・ヘルニア・狭窄症に対応し、根本改善と再発予防を目指しています。淡路島の南あわじ市・洲本市・淡路市にある各院で、皆さまの健康を全力でサポートいたします。