猫背のクセが腰痛を悪化させる理由とは?

11月も後半に入り、淡路島でも気温が下がり、身体が丸くなりやすい季節になりました。
この時期に増えるのが、**「猫背が続いて腰が痛くなった」**というご相談です。

南あわじ市・洲本市・淡路市にある
ハリココ鍼灸治療院/整体院でも、
猫背姿勢からくる 腰痛・肩こり・坐骨神経痛 の患者さまが特に増える時期です。

猫背は単に姿勢が悪いだけではなく、
腰への負荷が跳ね上がる危険な状態 です。
放置するとヘルニア・狭窄症・慢性腰痛にもつながるため、早めの対策が欠かせません。


なぜ猫背は腰を痛めるのか?

猫背が腰痛を引き起こす理由は大きく3つあります。


① 骨盤が後ろに倒れ、腰に負担が集中するため

猫背になると骨盤が後傾し、
腰の自然なカーブ(腰椎の前弯)が失われます。

すると、

  • 腰のクッション性がなくなる

  • 体重が腰椎にダイレクトに乗る

  • 多裂筋などの深部筋が固まりやすくなる

これにより、腰痛やぎっくり腰のリスクが一気に高まります。


② 呼吸が浅くなり、筋肉が緊張し続けるため

猫背は胸が潰れ、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと自律神経が乱れ、
腰まわりを支える筋肉が常に緊張状態になります。

その結果、

  • 腰のハリ

  • お尻の重だるさ

  • 朝の動き出しの痛み

といった症状が出るようになります。


③ 首や肩の不調が連動して腰に負担をかけるため

猫背は必ず首の前傾(ストレートネック)を伴います。
すると上半身のバランスが崩れ、
腰がそのバランスを補おうとして過剰に働きます。

その結果、

  • 肩こりと腰痛が同時に悪化

  • 頭痛が増える

  • 坐骨神経痛の発症につながる

といった不調が連動して起こります。


猫背が引き起こす“トリガーポイント”とは?

猫背姿勢が続くと、
腰やお尻の奥に トリガーポイント(深いコリ) が形成されます。

特にできやすい部位は以下です。

  • 多裂筋(背骨のキワ)

  • 腰方形筋(腰の横)

  • 中殿筋(お尻の横)

  • 小殿筋(お尻の深部)

これらのトリガーポイントは痛みを広範囲に拡散させ、
次のような症状を引き起こします。

  • 腰の鋭い痛み

  • 座っていると腰が重い

  • お尻〜太ももにかけての放散痛

  • 坐骨神経痛のようなしびれ

つまり、
猫背のクセ=トリガーポイントが増えるクセ
とも言えるのです。


淡路島でも“猫背からくる腰痛”が増加中

南あわじ本院・洲本院・淡路志筑院の3院では、
特にこの季節になると同じ傾向が見られます。

  • デスクワークが増えて姿勢が丸くなる

  • スマホ時間が長くなる

  • 寒さで肩をすくめる

  • 運動量の低下

こうした習慣が積み重なり、
腰痛・肩こり・坐骨神経痛につながる猫背のクセが強くなる のです。

そのため、猫背改善は腰痛ケアにおいて非常に重要なポイントとなります。

猫背を改善するための「正しい姿勢のコツ」

猫背は“背中だけ”の問題に見えますが、
本当は 骨盤の位置、胸の開き、首の角度 が大きく影響します。

そこで、今日からすぐに実践できる
猫背+腰痛を改善する姿勢のポイント をまとめました。


① 骨盤を立てる意識を持つ

猫背の土台は、骨盤の倒れ込み(後傾)です。

骨盤を立てるには、

  • 椅子に深く座る

  • お腹を軽く引き上げる

  • 背もたれに頼りすぎない

  • お尻の骨(坐骨)で座る

といった意識がとても大切です。

これだけで腰椎のカーブが整い、
腰の負担が大幅に減ります。


② 胸を軽く開くだけで猫背は激減

胸を“ぐっと張る”必要はありません。
むしろ負担になります。

正解は、

  • 肩をすくめて後ろに下げる

  • 胸をほんの少しだけ開く

  • あごを引いて頭を真上に伸ばす

この3ステップ。
たったこれだけで腰にかかる圧が自然と減ります。


③ スマホは「目の高さ」で使う

猫背の最大の原因は スマホ姿勢 と言われています。

  • うつむいて見る

  • 首が前に出る

  • 肩が丸くなる

  • 腰が支えすぎて疲労する

これが腰痛の定番パターン。

スマホは、

  • 顔を下げるのではなく、スマホを上げる

  • 肘を軽く支えて持つ

この習慣だけで猫背改善につながります。


猫背と腰痛に効果的なセルフケア

姿勢の改善と合わせて、
硬くなりやすい筋肉をほぐしてあげることがとても大切です。

以下に“猫背+腰痛”に相性の良いストレッチを紹介します。


① 胸椎(背中)のひねりストレッチ

猫背で硬くなるのは背中の上部。
この部分を動かすだけで呼吸が深くなり、腰の緊張が軽くなります。

  • 座ったまま体を左右にゆっくり回す

  • 息を吐きながら伸びを感じるところでキープ


② お尻(中殿筋)ストレッチ

猫背の人はお尻の筋肉が使われにくく、硬くなりやすいです。

  • 椅子に座り、片足を反対の膝に乗せる

  • 上体を前に倒して10〜20秒

腰痛・坐骨神経痛の方にも特におすすめ。


③ 腰の横(腰方形筋)を伸ばすストレッチ

猫背が続くと縮んで固まりやすい筋肉です。

  • 立ったまま手を頭の上に伸ばす

  • 反対側へ身体を倒す

掃除・家事の合間にもできる簡単ケアです。


日常生活で気をつけたいポイント

猫背のクセを改善するには、
生活の中での“ちょっとした意識”がとても重要です。

  • 長時間同じ姿勢で座らない

  • 1時間に1回は立って伸びる

  • 寒い時期はストールや上着で肩まわりを冷やさない

  • 車の座席位置は近めに調整する(反り腰予防)

これらを習慣にするだけでも腰痛予防につながります。


淡路島3院の施術の特徴

南あわじ本院・洲本院・淡路志筑院では、
猫背姿勢が原因の腰痛に対して、
トリガーポイントケア整体を中心にアプローチ します。


南あわじ本院(南あわじ市)

ショッピングプラザパルティ内で利用しやすい環境。
猫背姿勢の分析や深部のトリガーポイント施術が好評です。


洲本院(洲本市)

イオン洲本から徒歩すぐでアクセス性抜群。
デスクワークの多い方や学生さんの猫背改善に定評があります。


淡路志筑院(淡路市)

コメダ珈琲隣で駐車場が広く、車移動の方に人気。
猫背からくる腰痛・肩こり・坐骨神経痛の相談が最も多い院です。


猫背を改善することは“腰痛改善の近道”です

猫背は習慣化しやすく、
放置すると腰痛だけでなく、

  • 首の痛み

  • 肩こり

  • 頭痛

  • 坐骨神経痛

  • ヘルニアの悪化

など、全身の不調につながります。

しかし、
姿勢改善+トリガーポイントへの深部施術 を行うことで、
根本的な改善が十分に可能です。

「腰が重い」「背中が丸くなる」「長時間座ると痛む」
そんなサインが出ている方は、
早めにケアを始めていきましょう。

淡路島3院のハリココ鍼灸治療院/整体院が、
あなたの姿勢と腰痛の根本改善を全力でサポートします。