長時間のスマホ姿勢が肩こりを悪化させる理由とは?

11月も後半に入り、淡路島でも外の寒さが強まり、
室内でスマホを見る時間が増える季節になりました。

その影響で、
南あわじ市・洲本市・淡路市にあるハリココ鍼灸治療院/整体院では
「肩こりがひどい」「首が重い」「頭痛が増えた」
といった“スマホ姿勢が原因の不調”の相談が急増しています。

特に冬は筋肉が冷えて硬くなりやすい時期。
そこへ長時間のスマホ姿勢が加わることで、
肩こり・首こり・腰痛が一気に悪化してしまいます。


スマホ姿勢が肩こりを悪化させる3つの要因

長時間のスマホ姿勢が肩こりの原因になるのは、
筋肉や関節に負担をかける特有の姿勢を続けてしまうためです。

では、具体的にどこが問題なのかを見ていきましょう。


① 首が前に出る“ストレートネック姿勢”になる

スマホを見るとき、多くの方が無意識に…

  • 顔を前に突き出す

  • あごが下がる

  • 首が下向きになる

この姿勢になります。

頭は約5kgあると言われており、
首が前に出るほど 首肩の筋肉への負担は数倍に増加 します。

この状態が続くと、

  • 首の付け根の痛み

  • 肩の重だるさ

  • 頭痛

といった症状が出てしまいます。


② 肩が内巻きになり、胸が潰れる

スマホに集中すると、肩が前に入りやすくなります。

これが「巻き肩」と呼ばれる姿勢で、
肩こりの大きな要因のひとつです。

巻き肩になると…

  • 肩甲骨が広がり動きが悪くなる

  • 首肩の筋肉が常に引っ張られる

  • 呼吸が浅くなり緊張が抜けない

この連鎖で肩こりはさらに悪化していきます。


③ 同じ姿勢を長時間続けることで深部筋が硬くなる

スマホ姿勢は“動かずに固まる時間”が非常に長いのが特徴です。

同じ姿勢が続くと、

  • 僧帽筋

  • 肩甲挙筋

  • 胸鎖乳突筋

  • 首の奥の深層筋

これらが強い緊張を起こし、深部のトリガーポイント(硬結) が形成されます。

すると、

  • 肩から首にかけての強いこり

  • 目の奥の痛み

  • 頭痛(緊張型頭痛)

  • 背中〜腰の張り

といった幅広い症状へ発展します。

スマホ姿勢は、実は肩だけでなく 腰痛の原因にもなる のです。


スマホ姿勢特有の“トリガーポイント”とは?

スマホを長時間見ていると、
姿勢の崩れによって首肩の深いところにトリガーポイントができます。

特にできやすいポイントは…

  • 肩甲挙筋(首の横)

  • 僧帽筋上部(肩の上)

  • 胸鎖乳突筋(首の前側)

  • 板状筋・多裂筋(首〜背中の深層)

これらの筋肉にトリガーポイントができると、

  • 首を動かすと痛い

  • 肩に重りを乗せたような感覚

  • 後頭部の痛み

  • 目の疲れ

  • 集中力低下

といった症状が現れます。

また、トリガーポイントによる痛みは
肩だけでなく頭・顔・背中・腰にも広がる のが特徴です。

長時間スマホでも肩こりを悪化させない「正しいスマホ姿勢」

スマホ姿勢が肩こりの原因になる理由をお伝えしましたが、
ここからは “痛めないための使い方” を詳しく紹介します。

これを意識するだけで、肩こりや首の重だるさが大幅に軽減します。


① スマホは“目の高さ”で持つ

スマホを見るとき、顔を下げるのではなく
スマホを上げる のが基本です。

  • 肘をテーブルに置いて支える

  • スマホを胸より上に持つ

  • うつむき姿勢を避ける

これだけで首にかかる負担は激減します。


② 肩を軽く後ろに引いて胸を開く

猫背のままスマホを持つと
肩〜首の筋肉がずっと引っ張られ続けます。

正しいポジションは…

  • 肩をすくめて後ろに回し、下げる

  • 胸を軽く開く

  • 頭を天井方向に伸ばす

力を入れず、ふわっと整えるのがコツです。


③ 30分に一度「リセット姿勢」を入れる

スマホ姿勢が肩こりを悪化させる最大の原因は
同じ姿勢が続くこと にあります。

30分に一回、以下のリセット動作を行いましょう。

  • 背筋を伸ばす

  • 肩を大きく回す

  • 深呼吸を3回

  • 立ち上がって背中を伸ばす

たった30秒でOKですが、効果は絶大です。


肩こり改善に効果的なセルフストレッチ

スマホ姿勢によって固まりやすい筋肉を
日常的にゆるめてあげると、肩こりの悪化を防げます。


① 胸を開くストレッチ(巻き肩改善)

  • 壁に手をついて胸を開く

  • 肩が前に入りやすい人に最適

  • 呼吸が深くなり首肩の緊張が抜けやすい

スマホ姿勢で縮んだ胸の筋肉を伸ばすと、
肩こり改善に大きく貢献します。


② 肩甲骨まわし

肩甲骨が固まると、肩こりは改善しません。

  • 肩をすくめる→後ろへ回す→下げる

  • 大きな円を描くイメージで10回ずつ

肩甲骨が動くと首肩の血流が一気に改善します。


③ 首の横を伸ばすストレッチ

胸鎖乳突筋・肩甲挙筋が硬くなると
肩こり、頭痛、目の疲れにつながります。

  • 片手で頭を横へ軽く倒す

  • 反対の手は下へ伸ばす

  • 無理のない範囲で10〜15秒

痛みがある場合は無理をしないことが大切です。


スマホ姿勢の肩こりは“全身に悪影響”を与えます

肩こりだけではなく、
以下のような全身症状につながることがあります。

  • 頭痛・めまい

  • 背中の痛み

  • 腰痛・反り腰

  • 呼吸の浅さ

  • 自律神経の乱れ

特に冬の淡路島は冷えが強いため、
筋肉の硬さが倍増しやすく、
スマホ姿勢の影響がさらに強く現れます。


淡路島3院の施術は“スマホ首・肩こり”と相性抜群

南あわじ本院(南あわじ市)

肩こり・首こりに多い深部トリガーポイントへの施術が得意。
姿勢分析×施術で根本的な改善を目指します。


洲本院(洲本市)

イオン洲本近くで通いやすく、
スマホ姿勢からくる肩こりに悩む学生〜社会人まで幅広く来院。
お仕事帰りにも立ち寄りやすい立地です。


淡路志筑院(淡路市)

コメダ珈琲隣の駐車場が広く、
車社会の淡路市エリアの方に特に利用されています。
運転×スマホ姿勢の肩こり改善の実績多数。


肩こりを悪化させないために大切なこと

スマホ姿勢は、放置すると必ず悪化します。
しかし良い習慣と深部のケアを組み合わせることで
しっかり改善させることができます。

大切なポイントは…

  • スマホを目の高さに

  • 肩を後ろに引く

  • こまめにリセット姿勢

  • 冷え対策で筋肉をゆるめる

  • トリガーポイントを適切にケアする

これらを続けるだけで肩こりの負担は大幅に低下します。


スマホ姿勢の肩こりは“早めのケア”が鍵

「肩が重い」「頭痛が増えた」「首が動かない」
そんなサインを感じたら、早めのケアが何より大切です。

淡路島3院のハリココ鍼灸治療院/整体院では
トリガーポイントケア整体 × 姿勢改善
原因からしっかり整える施術を行っています。

冬の不調を悪化させないためにも、
日常の姿勢を見直しながら、身体を健やかに保っていきましょう。