なぜ腰痛が“慢性化”するのか?トリガーポイントの落とし穴
腰痛が何週間も、時には何年も続く…。そんな慢性腰痛で悩んでいる方は非常に多くいます。しかし「長く続く=仕方がない」「加齢のせい」とあきらめていませんか?
実は、腰痛が慢性化する理由のひとつに、筋肉の奥深くにできる“トリガーポイント”の存在があります。これは放っておいても自然に治るものではなく、しっかりとケアしなければ痛みが癖になってしまいます。
◆トリガーポイントが引き起こす慢性腰痛
トリガーポイントとは、筋肉の一部が過緊張状態となって硬くなり、血流が悪くなった“しこり”のような部分です。この部分は強い圧痛を持ち、さらに“関連痛”と呼ばれる痛みを周囲や離れた場所に広げるという厄介な特徴があります。
たとえば、お尻の筋肉にできたトリガーポイントが、腰痛や太ももにまで痛みを飛ばすといったケースも多く、痛みの本当の原因に気づかず、誤ったケアを続けてしまうことも少なくありません。
◆“表面の痛み”だけに目を向けていませんか?
慢性腰痛の治療でありがちなのが、腰をマッサージする、電気を当てる、湿布を貼るといった表面的なアプローチです。
一時的に血行が良くなり、楽に感じることもありますが、根本のトリガーポイントに届いていない場合、再び元通りになってしまうのが現実です。
特に問題なのが、深部にある以下の筋肉たちです:
-
腰方形筋:座っている時間が長い人に多い、片側の腰が痛む原因。
-
中臀筋・大臀筋:骨盤の安定に関わり、歩く・立つといった動作時の痛みを生む。
-
脊柱起立筋:猫背や前傾姿勢の人に多く、慢性的な腰の重だるさを訴える。
これらの筋肉は「奥の奥」にあるため、一般的なマッサージでは届かないことが多く、根本改善の妨げとなります。
◆ハリココの施術は“原因”に届く
ハリココでは、「痛いところだけを施術する」という考えではなく、痛みの原因となるトリガーポイントを全身から探し出すアプローチをとっています。
当院独自の「トリガーポイントケア整体」は、神経・血管の流れを回復させていきます。
鍼施術は、数ミリ単位でトリガーポイントを狙い、深層筋に直接アプローチできます。
また、痛みを繰り返さないために、姿勢指導やセルフケア(ストレッチや体幹トレーニング)も併せてご案内します。
◆“治らない腰痛”は“治し方を知らない腰痛”かも
「もう何年も腰が痛いから、これは年齢のせいだと思ってる」
「整形外科でも異常がないと言われたから、我慢してるしかない」
そんな方こそ、トリガーポイントへの専門的アプローチを受けることで、長年の痛みから解放される可能性があります。
ハリココでは、施術者が一人ひとりの体の状態や生活習慣を丁寧に聞き取り、無理のないプランで根本改善を目指します。