旅行で腰痛悪化?
楽しい旅を腰痛で台無しにしないために
旅行は日常から離れ、心も体もリフレッシュできる大切な時間です。
しかしその一方で、「旅行中に腰が痛くなった」「旅先から戻ったら動けなくなった」といった声も多く聞かれます。
旅行は非日常の連続。普段と違う行動や長時間の移動、慣れないベッドなど、実は腰に負担がかかる要素がたくさん潜んでいます。
この記事では、旅行と腰痛の関係、そしてその対策について詳しく解説していきます。
旅行中の腰痛が起こりやすい原因
1. 長時間の移動
車、バス、新幹線、飛行機など、長時間の座位は腰の筋肉や椎間板に大きな負担をかけます。
とくに背もたれが合わない座席や、姿勢が崩れた状態での移動は、トリガーポイント(筋肉のしこり)を作る原因になります。
2. 荷物の持ち運び
重いスーツケースやリュックを片側だけで持ち続けることで、体が傾き、腰に偏った負担がかかります。
これも腰の筋肉が硬直しやすい原因の一つです。
3. 寝具の違い
旅館やホテルのベッド・布団が普段と違うだけで、腰の筋肉に無意識の緊張が生じ、起きたときに痛みが出ることがあります。
4. スケジュールの詰め込みすぎ
「せっかくだから」と無理をして歩きすぎたり、急な階段や坂道を長時間移動すると、腰に疲労が蓄積していきます。
トリガーポイントと関連痛に注意
旅行による肉体的ストレスが原因で、腰の深層筋にトリガーポイントができると、痛みは腰だけでなく、お尻、太もも、ふくらはぎにまで広がることがあります。
これを「関連痛」と言い、神経痛のような鋭い痛みや、重だるさ、しびれとして感じることもあります。
「坐骨神経痛かと思ったら、実は筋肉由来の痛みだった」というケースも少なくありません。
このような症状は、画像検査では異常が見つからないことが多く、原因不明のまま放置されてしまうこともあります。
ハリココ鍼灸治療院での対応
旅行後に腰痛が出てしまった場合は、無理に我慢せず、できるだけ早く体を整えることが大切です。
ハリココ鍼灸治療院では、トリガーポイントを見極め、ピンポイントでケアする整体・鍼灸を行っています。
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腰やお尻の深部筋へのアプローチ
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自律神経の乱れにも配慮した施術
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骨盤の傾きや姿勢のチェック
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日常生活や再発予防のアドバイス
旅行中の無理が引き金となって、慢性的な腰痛に移行する前に、根本から整えることをおすすめします。
旅行前・旅行中の腰痛予防法
1. 移動中はこまめに姿勢を変える
1〜2時間に一度は立ち上がる、ストレッチをするなどして、腰への圧を軽減しましょう。
2. 荷物は左右バランスよく持つ
リュックを使う、キャリーバッグは押すより引く、など腰に負担をかけない工夫を。
3. ベッドや布団が合わない場合は、タオルを活用
腰の隙間にタオルを入れるだけで、翌朝の腰の痛みを軽減できることもあります。
4. 無理なスケジュールを避ける
歩行時間が長くなる日は、途中で休憩を取りながら体力を温存しましょう。
まとめ:旅行後の不調は体からのサイン
「疲れただけ」と思って放置してしまう腰痛こそ、要注意です。
旅行後の腰痛は、トリガーポイントや筋膜の緊張、自律神経の乱れなど、複数の要因が絡み合っていることが多いため、早期のケアが回復の鍵を握ります。
ハリココ鍼灸治療院では、旅行後の腰痛、坐骨神経痛、肩こりなど、全身のバランスを整える施術を行っています。
体の声に耳を傾け、「また楽しく旅行に行ける体」へと整えていきましょう。