五十肩と肘の痛み
五十肩は肩関節周囲炎とも呼ばれ、肩の動きが制限されて強い痛みを伴う症状です。40〜60代に多く見られますが、加齢だけでなく日常の姿勢や腕の使い方も発症に影響します。肩は腕全体の動きに大きく関わるため、可動域が狭くなると腕やひじの動きも制限されます。その結果、ひじ関節にも負担がかかり、痛みや違和感が生じることがあります。
肩とひじは密接に連動
肩とひじは別の関節ですが、動きは密接に関連しています。肩がスムーズに動かない状態で無理に腕を伸ばしたり曲げたりすると、ひじや手首の筋肉や腱に余計な緊張がかかります。
この状態が続くと、次のような症状につながります。
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テニス肘(外側上顆炎)
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ゴルフ肘(内側上顆炎)
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筋肉のしこり(トリガーポイント)
凍結期に起こるひじの痛み
五十肩の「凍結期」(動かすと強い痛みが出て動かせない時期)では、肩をかばう動きが増えます。その結果、ひじ周辺に負担が集中します。
日常で注意すべき動作は次の通りです。
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洗濯物を干す
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荷物を持ち上げる
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長時間のパソコン作業
こうした動作を肩をかばいながら続けると、ひじの筋肉が硬くなり、曲げ伸ばしの際に痛みが出やすくなります。
当院が重視する視点
ハリココ鍼灸治療院/整体院では、五十肩とひじの痛みを別々の症状ではなく、同じ動作や筋肉の使い方が関係する「連鎖的な不調」として捉えています。
特に注目するのは、肩から前腕にかけての深部筋肉にできるトリガーポイントです。
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棘下筋・小円筋のしこり → 腕の外側からひじ外側への痛み
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上腕二頭筋のしこり → ひじ前面や手のひら側の違和感
これらは関連痛と呼ばれ、肩とひじを同時にケアすることで改善が期待できます。
当院の施術方法
当院では「トリガーポイントケア整体」を中心に、肩から腕全体の筋肉を丁寧に緩め、血流と柔軟性の回復を図ります。
施術の特徴は次の通りです。
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鍼灸で深部の筋肉や腱に直接アプローチ
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整体で姿勢や関節の動きを整え再発防止
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肩の可動域改善とひじの負担軽減を同時に実現
自宅でできる予防・改善法
施術と合わせて、自宅でのケアも効果的です。
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肩とひじを同時に動かすストレッチ
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デスクワーク時に腕の高さを正しく調整
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荷物を持つときは左右バランスを意識
これらを日常的に行うことで、肩からひじへの負担を減らし、回復を早められます。
早期対応が鍵
南あわじ市・洲本市・淡路市にある当院では、五十肩やひじの痛みの根本改善を目指します。症状が軽いうちに対応することで、関節の可動域を守り、長期的な不調を防げます。肩やひじの動きに違和感がある場合は、我慢せず早めにご相談ください。