インピンジメント症候群って?
肩を上げたときに肩の奥にズキッとした痛みを感じた経験はありませんか?その原因の一つとして考えられるのが、インピンジメント症候群です。これは肩関節内で腱や軟部組織が骨にぶつかり、炎症や損傷を起こす状態を指します。特に、日常的に腕を頭より上に上げる動作が多い方や、野球・テニス・水泳などのスポーツをされる方に多く見られます。
インピンジメント症候群の主な特徴
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腕を横から上げたとき60〜120度の範囲で強い痛み(ペインフルアーク)
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肩の前面や奥深くに痛みを感じる
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放置すると夜間痛や可動域制限が進行
原因
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肩の使い過ぎ(オーバーユース)
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猫背や巻き肩などの姿勢不良
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加齢による筋肉・腱の柔軟性低下
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肩峰の形態による構造的圧迫
特に姿勢不良は肩甲骨の動きを制限し、関節内で腱がスムーズに動かなくなるため、炎症が悪化しやすくなります。例えば、長時間のデスクワークで背中が丸まり、頭が前に出た姿勢は肩関節のスペースを狭め、インピンジメント症候群の発症リスクを高めます。スポーツでも、腕を高く振り上げる動作が多い野球やテニスは、肩の前方や上方の圧迫を繰り返し、炎症を招く原因となります。
改善のための基本的な流れ
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痛みの強い時期は安静とアイシング
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痛みが和らいだら肩甲骨周囲のストレッチや軽い筋トレ
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姿勢改善とスポーツ・作業時のフォーム修正
ハリココ鍼灸治療院/整体院での施術内容
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トリガーポイントケア整体で硬くなった筋肉を緩め炎症を軽減
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鍼施術で深部筋肉にアプローチし血流促進
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姿勢や動作のクセをチェックし、再発予防法を提案
店舗案内
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南あわじ本院:南あわじ市市円行寺150番地 ショッピングプラザパルティ内
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洲本院:洲本市本町5丁目4-24(イオンスタイル洲本より徒歩3分)
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淡路志筑院:淡路市志筑1731-2(コメダ珈琲店横)
セルフケア例
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壁に手をついて胸を開くストレッチ
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ゴムバンドを使った外旋運動
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肩甲骨を上下左右に動かすエクササイズ
→ 1日2〜3回、無理のない範囲で継続することが重要です。特に入浴後の筋肉が温まった状態で行うと効果的で、血流が促進され回復を助けます。痛みが出ない範囲で行うことがポイントです。
施術の流れ
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問診で痛みの出る動作や生活習慣を確認
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姿勢・可動域・筋肉の硬さをチェック
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必要に応じて鍼や整体で硬さを緩め、深層の筋肉まで丁寧にアプローチします。当院では短時間で無理なく可動域を広げる施術を心がけ、施術直後から腕の上げやすさを実感される方も多くいらっしゃいます
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施術後に再度動作確認を行い、通院計画や自宅ケアを指導
日常生活での注意点
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長時間のデスクワークやスマホ操作時は30分に一度肩や首を動かす
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荷物は左右均等に持つよう心がける
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横向きで寝る場合は抱き枕を使って肩関節を保護
予防のための生活習慣まとめ
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毎日の軽いストレッチを習慣化する
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スポーツ前後のウォームアップ・クールダウンを怠らない
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重い荷物はこまめに分けて持つ
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デスクワークでは椅子や机の高さを体に合わせる
こうした小さな積み重ねが、肩の健康寿命を延ばします。違和感を感じた時点で早めに対応することで、痛みの慢性化や再発を防ぐことができます。淡路島にお住まいで肩の不調や痛みにお悩みの方は、放置せず、ぜひ一度ハリココ鍼灸治療院/整体院までご相談下さい。