掃除で腰が痛くなる理由をご存じですか?

11月後半になると、淡路島でも「家の掃除を増やす季節」へと入ります。
年末に向けて掃除の機会が増えるため、
腰痛の相談が大幅に増加する時期 でもあります。

南あわじ市・洲本市・淡路市にある
ハリココ鍼灸治療院/整体院でも、
毎年この時期は
「掃除をしていて腰を痛めた」
「中腰姿勢から痛みが走った」
というご相談が一気に増えます。

掃除は一見日常の動作ですが、
腰に最も負担がかかる動作が連続する作業 なのです。


掃除で腰痛が起きやすい3つの理由

① 中腰姿勢が続くから

雑巾がけ・床掃除・風呂掃除・荷物整理など、
掃除のほとんどが中腰姿勢で行われます。

中腰は腰の筋肉(多裂筋・腰方形筋など)に
立っている時の数倍の負担 をかけると言われています。

特に寒さで筋肉が硬くなっている11月は危険度がUPします。


② ねじり動作が多いから

掃除をしていると無意識に
体をひねりながら動くことが増えます。

  • 高い場所を拭く

  • 物を避ける

  • 雑巾を絞る

  • 片手で物を持って掃除する

これらの動作は、
腰の深層筋に強いストレスを与え、
ぎっくり腰や坐骨神経痛の原因 になりやすいのです。


③ 重い物の持ち上げが多いから

掃除では、
荷物の移動・家具の持ち上げ・収納整理がつきものです。

前屈のまま持ち上げると
腰椎の負担が急増し、
ヘルニアや狭窄症の悪化 に直結します。

「持ち上げた瞬間に腰に走った」
というケースも非常に多い症状です。


腰痛を引き起こす“トリガーポイント”とは?

掃除をきっかけに腰痛が出る多くの場合、
原因は 深部にできたトリガーポイント(筋肉の硬結) にあります。

代表的な場所は次の通りです。

  • 多裂筋(背骨のキワ)

  • 腰方形筋(腰の横)

  • 大殿筋(お尻)

  • 中殿筋・小殿筋(お尻の横・深部)

これらのトリガーポイントは、
中腰やねじり動作を繰り返すことで一気に悪化し、
次のような症状が出ます。

  • 腰の鋭い痛み

  • 振り向く時の強い張り

  • お尻から太ももにかけての重だるさ

  • 坐骨神経痛のようなしびれ

つまり、
「掃除をした → 腰が痛くなった」
その背景には必ず筋肉の深部の硬さが潜んでいるのです。


淡路島でも“掃除腰痛”が毎年増える理由

淡路島は地域柄、
ご家庭での掃除の習慣がしっかりしている方が多く、
特に11月〜12月に腰痛が急増します。

南あわじ本院、洲本院、淡路志筑院の3院すべてで
毎年同じ傾向があり、

  • 中腰での床掃除

  • お風呂掃除

  • 高い場所を拭く

  • 大掃除・断捨離

といった動作が トリガーポイントを刺激しやすい季節 だからです。

掃除中の腰痛を防ぐために「絶対に覚えておきたい姿勢」

掃除で腰を痛める方の多くは、
実は “姿勢のクセ” が原因 になっています。
そこで、今日からすぐ実践できる“腰を守る掃除姿勢”をご紹介します。


① しゃがまず、片膝をつく姿勢で作業する

床掃除・収納の整理・低い場所の掃除では、
つい中腰で体を倒してしまいがちですが、
これは腰への負担が最も大きい危険姿勢です。

代わりに、

  • 片膝をつく

  • 体をまっすぐに保つ

  • 物は身体の近くで扱う

これを徹底すると、腰への負荷が一気に減ります。


② 雑巾がけは“前傾しすぎない”のがポイント

昔ながらの手を伸ばして行う雑巾がけは、
腰の深部筋を必要以上に引っ張ってしまいます。

おすすめは…

  • 体の正面に雑巾を置く

  • 手の位置が身体より前に出すぎないようにする

  • 歩くように体重移動を使って進む

これだけで腰の負担が大幅に軽減されます。


③ 物を持つ時は「できるだけ体の近くで」

荷物を遠くで持ち上げると、
重さが数倍に感じるほど腰にストレスがかかります。

必ず、

  • 身体の近くで抱える

  • 床から持ち上げる時は膝を使う

  • ひねりながら持ち上げない

これを守ることでヘルニア・ぎっくり腰の予防にもつながります。


掃除前後におすすめのストレッチ

掃除前後に少しだけ体をほぐすと、
腰痛予防の効果が非常に高まります。

① お尻のストレッチ(中殿筋)

椅子に座り、片脚を反対の膝にのせ、
上体を軽く前に倒します。
腰痛・坐骨神経痛の予防にかなり効果的です。

② 腰の横のストレッチ(腰方形筋)

立ったまま、片手を頭の上に伸ばし、
反対方向に身体を倒します。
掃除で縮んだ腰横の筋肉が伸びてスッキリします。

③ 太もも裏のストレッチ(ハムストリングス)

タオルを使って仰向けで脚を伸ばす方法もおすすめ。
前屈しなくても安全に伸ばせます。


痛みが出てしまった時の正しい対処法

掃除中や掃除後に腰痛が出ることはよくあります。
そんな時は、次の3つを優先してください。

① まずは無理に動かない

悪化するとぎっくり腰につながるため、
痛みが強い時は安静が第一です。

② 冷やす or 温めるの判断

・炎症が疑われる強い痛み → 冷やす
・張る、重い、だるい → 温める
この使い分けで回復スピードが大きく変わります。

③ 当日〜翌日に整体を受けるのが理想

筋肉の深部の硬さが原因の場合、
セルフケアだけでは改善しきれないことが多いです。

掃除腰痛は“その日のうちの対処”が重要です。


淡路島3院の特徴と通いやすさ

南あわじ本院(南あわじ市)

ショッピングプラザパルティ内で駐車場が広く、
買い物ついでにも立ち寄りやすい環境。
急な腰痛への対応がしやすい院です。

洲本院(洲本市)

市街地でアクセスが良く、
イオン洲本から歩いてすぐの立地。
掃除後の腰痛や肩こりの相談が多いエリアです。

淡路志筑院(淡路市)

コメダ珈琲すぐ隣で大型駐車場完備。
動きにくい腰痛の方でも通いやすい院構造となっています。

3院すべてで トリガーポイントケア整体 を提供し、
腰痛・肩こり・坐骨神経痛・ヘルニア・狭窄症など幅広く対応しています。


掃除腰痛は“予防”が何より大切

掃除は腰に大きな負担をかける動作が多いため、
痛みが出てしまう前の対策がとても大切です。

  • 正しい姿勢で掃除する

  • 深部の筋肉を整えておく

  • 冷えて硬くなる季節こそケアをする

これを続けるだけで、
腰痛の発生率は大幅に下がります。

掃除後に腰が痛む、
中腰で動くと違和感が出る、
そんな方は無理をせず早めにご相談ください。

淡路島3院のハリココ鍼灸治療院/整体院が、
痛みの根本原因を見極め、再発しない身体づくり をサポートします。