腰まわりの筋肉が硬いと坐骨神経痛が出やすい理由

坐骨神経痛が出やすい方は「腰まわりの硬さ」に要注意です

淡路島では冬になると、「お尻から足にかけて痛む」「腰が固まるとしびれが出る」といった坐骨神経痛のご相談が増えてきます。南あわじ市・洲本市・淡路市はいずれも車移動が多く、長時間座る生活が続きやすいため、腰まわりの筋肉が硬くなりやすい環境です。

坐骨神経痛というと「神経の問題」と思われがちですが、実際には腰やお尻の筋肉の硬さが引き金になっているケースが非常に多く見られます。特に冬は冷えの影響で筋肉がこわばり、神経への刺激が強まりやすい時期です。

坐骨神経痛とはどのような症状か

坐骨神経痛は病名ではなく、症状の総称です。主に次のような症状が現れます。

腰からお尻にかけての痛み
太ももの裏や外側のしびれ
ふくらはぎまで広がる違和感
座っていると痛みが強くなる
立ち上がる瞬間につらい

これらの症状は、坐骨神経が通るルート上で圧迫や刺激を受けることで起こります。その圧迫の原因として多いのが、腰まわりやお尻の筋肉の硬さです。

腰まわりの筋肉が坐骨神経痛に影響する理由

坐骨神経は腰からお尻を通り、太もも・ふくらはぎへと伸びています。その通り道には、神経のすぐ近くを通る筋肉がいくつも存在します。

特に影響が大きいのが、

中殿筋・小殿筋（お尻の横と奥）
梨状筋（坐骨神経の近くを通る筋肉）
腰方形筋（腰の横）
多裂筋（背骨のキワ）

これらの筋肉が硬くなると、坐骨神経を圧迫したり、神経の滑走を妨げたりして、痛みやしびれが出やすくなります。

特に「梨状筋」の硬さは要注意

坐骨神経痛の原因筋として特に有名なのが梨状筋です。梨状筋はお尻の深部にあり、坐骨神経のすぐ近くを走行しています。

冬の冷えや長時間の座位で梨状筋が硬くなると、坐骨神経を直接圧迫し、

お尻の奥がズーンと痛む
太もも裏にしびれが出る
足に力が入りにくい

といった症状が現れやすくなります。
「腰よりもお尻がつらい」「座ると痛い」という方は、梨状筋が関係している可能性が高いです。

冬に腰まわりの筋肉が硬くなりやすい原因

冬に坐骨神経痛が悪化しやすいのには、明確な理由があります。

冷えによる血流低下
筋肉の柔軟性低下
長時間の座り姿勢
運動不足
寒さによる姿勢の崩れ

これらが重なることで、腰やお尻の筋肉が慢性的に硬くなり、神経への刺激が強まります。特に淡路島では車移動が中心のため、座りっぱなしによる影響を受けやすい傾向があります。

表面的なマッサージで改善しにくい理由

坐骨神経痛の方が「マッサージを受けてもすぐ戻る」と感じるのは、原因が深部の筋肉にあるためです。お尻や腰の奥にある筋肉は、表面からの刺激では十分にゆるめることができません。

その結果、

一時的に楽になる
数日で痛みが戻る
徐々に症状が強くなる

といった状態を繰り返してしまいます。

整体でできる「腰まわりの硬さ×坐骨神経痛」の根本改善

ハリココ淡路島3院で行っているトリガーポイントケア整体は、坐骨神経痛の原因となる腰・お尻の深部筋へ直接アプローチできる施術です。

中殿筋・小殿筋・梨状筋・腰方形筋など、痛みを引き起こしている筋肉を丁寧にゆるめることで、神経への圧迫が軽減され、痛みやしびれが和らいでいきます。

「座るのが楽になった」
「足のしびれが軽くなった」

と感じる方が多いのも、深部への施術だからこそです。

姿勢分析で「坐骨神経痛が起こりやすい体の使い方」を見極める

坐骨神経痛を改善するためには、腰やお尻の筋肉をゆるめるだけでなく、なぜその筋肉に負担が集中しているのか を明確にすることが重要です。
ハリココ淡路島3院では、施術前に姿勢や身体の使い方を丁寧に分析します。

特にチェックするポイントは、

骨盤の前後の傾き
座っているときの腰の丸まり
立ち姿勢での左右バランス
お尻に体重が乗りすぎていないか
歩行時の脚の使い方

坐骨神経痛の方に多いのが、骨盤が後ろに倒れた姿勢 と 片側のお尻に体重をかけるクセ です。この状態が続くと、梨状筋や中殿筋が常に緊張し、神経への圧迫が起こりやすくなります。姿勢のクセを把握し、施術と合わせて調整することで、症状の再発を防ぎやすくなります。

鍼灸を組み合わせて深部の冷えと緊張を改善

冬の坐骨神経痛は、筋肉の硬さに加えて 深部の冷え が関係しているケースが多く見られます。このような場合に効果的なのが、整体と併用する 鍼灸施術 です。

鍼灸を組み合わせることで、

深部にあるトリガーポイントへ直接刺激が届く
腰やお尻の筋肉が内側から温まる
血流が改善し、神経への刺激が軽減される
回復力が高まり、痛みが戻りにくくなる

といった相乗効果が期待できます。

特に「冷えるとしびれが強くなる」「冬場だけ症状が悪化する」という方には、整体と鍼灸の組み合わせが非常に有効です。

冬におすすめの「坐骨神経痛セルフケア」

整体で身体を整えたあとは、日常生活でのセルフケアを取り入れることで改善効果が長続きします。ここでは、冬に特におすすめのケアをご紹介します。

● ① 腰・お尻を冷やさない習慣

坐骨神経痛対策で最も大切なのは、腰とお尻を冷やさないこと です。

カイロを腰やお尻に貼る
お腹から腰まで覆う服装を意識する
入浴で腰〜お尻をしっかり温める

お尻の筋肉を温めることで、梨状筋の緊張がゆるみ、神経への圧迫が軽減されやすくなります。

● ② お尻〜太もも裏の軽いストレッチ

坐骨神経痛の方は、強いストレッチは逆効果になることがあります。
次のような やさしいストレッチ がおすすめです。

仰向けで片膝を胸に引き寄せる
椅子に座って足を組み、お尻を軽く伸ばす
深呼吸しながら20〜30秒キープ

痛みが出ない範囲で行うことが大切です。

● ③ 呼吸を使って筋緊張をリセットする

坐骨神経痛がある方は、無意識に身体に力が入りやすくなっています。

鼻からゆっくり息を吸う
お腹をへこませながら長く吐く
腰やお尻の力が抜けるイメージを持つ

呼吸を整えることで、腰まわりの筋肉が自然とゆるみやすくなります。

● ④ 日常で避けたいNG習慣

次のような習慣は、坐骨神経痛を悪化させやすいため注意が必要です。

長時間同じ姿勢で座り続ける
お尻の片側だけに体重をかける
冷たい床に直接座る
腰を丸めた姿勢でのスマホ操作

少し意識を変えるだけでも、腰やお尻への負担は大きく減ります。

淡路島3院の特徴と通いやすさ

坐骨神経痛は、我慢を続けるほど慢性化しやすい症状です。淡路島3院では、生活スタイルに合わせて通いやすい環境を整えています。

南あわじ本院（南あわじ市）
ショッピングプラザパルティ内にあり、駐車場も広く利用しやすい立地です。坐骨神経痛や慢性腰痛のご相談が多い院です。

洲本院（洲本市）
イオン洲本から徒歩すぐ。冬に悪化する坐骨神経痛の施術実績も豊富で、深部へのアプローチを得意としています。

淡路志筑院（淡路市）
コメダ珈琲淡路志筑店すぐ横で、車移動の方にも便利。長時間座位による腰痛・坐骨神経痛の改善を得意としています。

まとめ｜腰まわりを整えることが坐骨神経痛改善の近道です

坐骨神経痛は、

腰・お尻の筋肉の硬さ
冷えによる血流低下
姿勢の崩れ
長時間の座位

が重なって起こります。

しかし、腰まわりの深部への整体・姿勢改善・鍼灸・日常ケア を組み合わせることで、改善は十分に可能です。

「お尻から足にかけてつらい」
「座っているとしびれが出る」

そんなお悩みがある方は、早めのケアを意識してみてください。
淡路島3院のハリココ鍼灸治療院／整体院が、坐骨神経痛の改善を全力でサポートいたします。