朝起きると腰が痛いのはなぜ?考えられる原因と対策を詳しく解説
この記事でわかること
- 朝起きると腰が痛くなる主な原因
- 腰痛を放置するリスク
- 自宅でできる腰痛対策とセルフケア
- 身体全体から考える腰痛へのアプローチ
- 腰痛を繰り返さないために意識したい生活習慣
1. 朝起きると腰が痛いのはなぜ?知っておきたい基礎知識
朝起きた瞬間に腰へ痛みや重だるさを感じる症状は、多くの方が経験する腰の悩みの一つです。特に40〜60代では、「朝だけ腰が痛い」「起きて30分ほど動くと楽になる」といった相談も少なくありません。
睡眠中は身体を休める時間ですが、数時間にわたって同じ姿勢が続くため、筋肉や関節の動きは日中より少なくなります。寝返りが十分に打てていない場合や、腰周囲の筋肉が硬くなっている場合には、起床時に腰へ負担が集中しやすくなります。
また、腰は単独で動く部位ではありません。骨盤や股関節、背骨、お腹やお尻の筋肉などと連携しながら身体を支えています。そのため、これらの部位の柔軟性が低下したり、姿勢のバランスが崩れたりすると、睡眠中や起床時に腰へ負担がかかりやすくなることがあります。
さらに、日中の長時間のデスクワークや立ち仕事、運動不足、スマートフォンを見る姿勢なども、腰周囲の筋肉に負担を蓄積させる要因となります。その疲労が十分に回復しないまま朝を迎えることで、腰痛として現れるケースも考えられます。
朝の腰痛は「年齢のせい」と決めつけるのではなく、日頃の生活習慣や身体の使い方を見直すきっかけにすることが大切です。
2. 朝起きると腰が痛くなる主な原因
朝の腰痛は、「寝ている間に腰を痛めた」という単純なものではなく、睡眠中の身体の状態と日中の生活習慣が積み重なって起こることが多いと考えられます。
特に朝だけ腰が痛く、動き始めると徐々に楽になる場合は、筋肉や関節の硬さ、血流の変化、寝姿勢などが関係している可能性があります。
ここでは、朝の腰痛につながりやすい主な原因を詳しく解説します。
原因① 睡眠中に同じ姿勢が続いている
私たちは眠っている間にも、無意識に寝返りを打ちながら身体への負担を分散しています。
寝返りには、
- 同じ場所へ圧力がかかり続けることを防ぐ
- 筋肉の緊張を和らげる
- 血流を保つ
- 関節を適度に動かす
という大切な役割があります。
しかし、
- 寝返りが少ない
- 疲れが強く深く眠りすぎる
- 寝具が身体に合っていない
といった状況では、腰周囲の筋肉や関節に負担が集中しやすくなります。
その結果、起床時に腰がこわばり、起き上がる瞬間に痛みを感じることがあります。
原因② 腰や股関節周囲の筋肉が硬くなっている
腰は単独で動いているわけではありません。
骨盤や股関節、お尻、太ももの筋肉などと連携しながら身体を支えています。
例えば、
- お尻の筋肉
- 太ももの裏側(ハムストリングス)
- 股関節周囲の筋肉
これらが硬くなると、身体を起こす際の動きがスムーズに行えず、その負担を腰が補おうとします。
また、睡眠中は身体を動かす機会が少ないため、もともと筋肉が硬い方では朝にさらに動き始めが硬く感じられることがあります。
「歩き始めると少し楽になる」という方は、このような筋肉の硬さが関係している場合も考えられます。
原因③ 日中の姿勢の影響が翌朝まで残っている
朝の腰痛は、寝ている間だけの問題ではありません。
実は、前日の過ごし方が翌朝の腰の状態へ影響していることも少なくありません。
例えば、
- 長時間のデスクワーク
- 車の運転
- 長時間の立ち仕事
- 中腰姿勢が多い作業
などでは、腰周囲の筋肉へ負担が蓄積しやすくなります。
その疲労が睡眠中に十分回復しないと、朝起きたときに腰痛として現れることがあります。
そのため、「朝だけ腰が痛い」と感じていても、原因は前日から続いている可能性があります。
原因④ 骨盤や背骨の動きが少なくなっている
身体を動かす際には、
- 骨盤
- 背骨
- 股関節
が連携して動いています。
しかし、運動不足や長時間同じ姿勢が続く生活では、これらの動きが徐々に小さくなることがあります。
すると、本来は身体全体で分散できる負担を腰だけが受け持つようになり、起床時の痛みにつながる可能性があります。
特に、
- 前かがみ姿勢が多い
- 猫背になりやすい
- 運動習慣が少ない
という方では、このような傾向がみられることがあります。
原因⑤ 睡眠環境が身体に合っていない
睡眠環境も朝の腰痛に関係することがあります。
例えば、
- マットレスが柔らかすぎる
- 反対に硬すぎる
- 枕の高さが合っていない
- 寝返りがしにくい寝具を使っている
といった環境では、睡眠中の身体への負担が増える場合があります。
寝具には「これが正解」というものはありません。
体格や寝姿勢、好みによって適した寝具は異なるため、自分に合った環境を見つけることが大切です。
原因⑥ 運動不足による筋力・柔軟性の低下
運動不足になると、
- 筋肉が硬くなる
- 関節の可動域が狭くなる
- 姿勢を支える筋力が低下する
などの変化が起こりやすくなります。
特に体幹やお尻の筋肉は、腰への負担を軽減する重要な役割があります。
これらの筋肉が十分に働きにくくなると、起き上がる動作や歩き始めなどで腰へ負担が集中しやすくなります。
日常的に身体を動かす機会が少ない方ほど、腰への負担が積み重なりやすいため注意が必要です。
原因⑦ ストレスや疲労の蓄積
身体的な負担だけでなく、精神的なストレスや疲労の蓄積も腰の状態に影響することがあります。
忙しい日々が続くと、
- 睡眠の質が低下する
- 身体に力が入りやすくなる
- 無意識に筋肉が緊張しやすくなる
ことがあります。
このような状態では、睡眠中も筋肉が十分にリラックスできず、朝起きたときの腰のこわばりにつながる可能性があります。
朝の腰痛セルフチェック
次の項目に当てはまるものが多い場合は、生活習慣や身体の使い方を見直すことで、腰への負担軽減につながる可能性があります。
- 朝だけ腰が痛く、動くと少し楽になる
- 長時間座って仕事をすることが多い
- 運動不足を感じている
- 寝返りが少ないと言われたことがある
- 朝起きると身体全体が硬い
- 猫背や反り腰を指摘されたことがある
- お尻や太ももが硬いと感じる
- 長時間車を運転することが多い
- 以前から腰痛を繰り返している
3項目以上当てはまる場合は、睡眠環境だけでなく、日中の姿勢や運動習慣、身体全体のバランスが関係している可能性も考えられます。
3. 朝の腰痛を放置するとどうなる?考えられるリスク
「朝だけ痛いから大丈夫」
「少し動けば楽になるので気にしていない」
このように、朝の腰痛をそのままにしている方は少なくありません。
確かに、一時的な筋肉の疲労による腰の違和感であれば、休息や生活習慣の見直しによって軽減が期待できる場合もあります。しかし、毎朝のように腰痛を繰り返している場合は、身体からのサインである可能性があります。
朝の腰痛を放置すると、腰だけではなく姿勢や日常生活にも影響が及ぶことがあります。ここでは、考えられるリスクについて詳しく見ていきましょう。
1. 腰の筋肉が慢性的に硬くなりやすい
朝の腰痛を繰り返している方では、腰周囲の筋肉が十分に回復しないまま毎日負担を受け続けていることがあります。
筋肉は本来、
- 縮む
- 伸びる
- 力を抜く
という動きを繰り返すことで柔軟性を保っています。
しかし、同じ姿勢が長時間続いたり、日々の疲労が蓄積したりすると、筋肉が緊張した状態が続きやすくなります。
筋肉が硬くなることで、
- 血流が低下する
- 動き始めに痛みを感じやすい
- 身体を起こす動作がつらくなる
といった状態につながる可能性があります。
朝だけだった腰痛が、日中まで続くようになることもあるため注意が必要です。
2. 起き上がる動作や歩き始めがつらくなる
朝は、寝ている姿勢から立ち上がるまでに、
- 寝返りを打つ
- 横向きになる
- 身体を起こす
- 立ち上がる
という一連の動作を行います。
腰へ負担が蓄積している状態では、この動作がスムーズに行えず、
- ゆっくりしか起き上がれない
- 腰を伸ばすまで時間がかかる
- 数歩歩くまで痛みがある
という状態になることがあります。
最初は数秒程度だった違和感が、徐々に長く続くようになるケースもあります。
3. 日常生活の動作に影響が広がる
朝の腰痛が続くと、起床直後だけではなく、日常生活にも影響が及ぶことがあります。
例えば、
- 靴下を履く
- 顔を洗う
- 洗濯物を持ち上げる
- 掃除機をかける
- 車へ乗り降りする
といった前かがみや身体をひねる動作で、腰への負担を感じやすくなる場合があります。
腰の動きをかばうようになると、動作そのものが小さくなり、活動量が減ってしまうこともあります。
4. 姿勢の崩れにつながる可能性
腰に痛みや違和感があると、人は無意識に痛みを避ける姿勢をとります。
例えば、
- 腰を丸める
- 身体を左右どちらかへ傾ける
- 足へ均等に体重をかけられない
- 前かがみ姿勢が増える
といった変化が起こることがあります。
このような姿勢が続くと、腰だけではなく、
- 首
- 肩
- 背中
- 股関節
- 膝
にも負担が広がる可能性があります。
身体は一つの部位だけで動いているわけではないため、腰をかばうことで別の場所へ負担が集中することも少なくありません。
5. 運動不足の悪循環に陥りやすい
腰が痛いと、
「今日は歩くのをやめよう」
「運動すると悪化しそう」
と考え、身体を動かす機会が減ってしまう方もいます。
もちろん、強い痛みがある場合は無理をしないことが大切ですが、必要以上に身体を動かさない生活が続くと、
- 筋力が低下する
- 柔軟性が失われる
- 血流が低下する
という変化が起こりやすくなります。
その結果、腰を支える筋肉が十分に働きにくくなり、さらに腰へ負担がかかるという悪循環につながることがあります。
6. 睡眠の質にも影響することがある
朝の腰痛がある方の中には、
- 寝返りを打つたびに目が覚める
- 楽な寝姿勢が見つからない
- 朝までぐっすり眠れない
と感じる方もいます。
睡眠の質が低下すると、筋肉や関節の回復が十分に行われにくくなり、翌朝も腰の違和感が残りやすくなる可能性があります。
また、睡眠不足は疲労の回復だけでなく、日中の集中力や作業効率にも影響を及ぼすことがあります。
7. 腰以外の不調につながることもある
腰の動きが制限されると、その動きを補うために周囲の部位が過剰に働くことがあります。
例えば、
- お尻の張り
- 股関節の動かしにくさ
- 太ももの張り
- 肩こり
- 首こり
などが現れることがあります。
身体は全身が連動して動くため、一つの部位だけに負担が集中すると、その影響は別の場所へも広がる可能性があります。
「朝だけだから」と考えず、身体からのサインとして受け止めることが大切
朝の腰痛は、単なる寝起きの問題ではなく、
- 身体の柔軟性が低下している
- 日中の姿勢に負担がある
- 睡眠環境が合っていない
- 腰以外の部位にも原因がある
といったことを知らせるサインである場合があります。
早い段階で生活習慣や身体の使い方を見直すことで、腰への負担を軽減しやすくなる可能性があります。
次のような状態が続く場合は身体の状態を確認しましょう
以下のような状態が続いている場合は、一度身体全体の状態を見直すことも大切です。
- 朝の腰痛が数週間以上続いている
- 起き上がるたびに腰が痛む
- 動いてもなかなか楽にならない
- 腰だけでなくお尻や股関節にも違和感がある
- 腰痛を繰り返している
- セルフケアを続けても変化を感じにくい
- 日常生活に支障を感じるようになってきた
こうした状態では、腰だけではなく、姿勢や身体全体のバランス、生活習慣などを含めて確認することが、腰への負担軽減につながる場合があります。
4. 朝の腰痛を軽減するためのセルフケア
朝起きたときの腰痛は、毎日の生活習慣を見直すことで負担の軽減が期待できる場合があります。
もちろん、すべての腰痛がセルフケアだけで対応できるわけではありません。しかし、腰へ負担をかけにくい身体の使い方を身につけることで、毎朝の違和感を繰り返しにくくなる可能性があります。
ここでは、自宅で取り入れやすいセルフケアを理由とともに詳しくご紹介します。
1. 起き上がり方を工夫する
朝の腰痛がある方の多くは、寝た状態から勢いよく起き上がっています。
寝起きは筋肉や関節がまだ十分に動いていないため、急な動きは腰へ大きな負担をかけることがあります。
おすすめの起き上がり方は次の手順です。
腰へ負担をかけにくい起き上がり方
- 仰向けのまま軽く膝を曲げる
- ゆっくり横向きになる
- 両腕を使いながら上半身を起こす
- 足をベッドの外へ下ろす
- 数秒座ってから立ち上がる
この方法なら腰だけで起き上がることを避けられるため、負担を分散しやすくなります。
毎朝繰り返す動作だからこそ、少しの工夫が腰への負担軽減につながります。
2. 起床後に軽いストレッチを行う
寝ている間は身体を動かす機会が少ないため、起床直後は筋肉や関節が硬くなっています。
急に歩き始めるよりも、軽く身体を動かしてから一日を始める方がスムーズに動きやすくなる場合があります。
おすすめのストレッチ
膝抱えストレッチ
- 仰向けになる
- 片膝をゆっくり胸へ近づける
- 15〜20秒保持
- 左右交互に行う
- 最後に両膝でも同様に行う
無理に引き寄せる必要はありません。
気持ちよく伸びる程度を目安にしましょう。
3. 股関節の柔軟性を高める
腰が硬いと思っていても、実際には股関節の動きが少なくなっているケースもあります。
股関節は歩く・立つ・しゃがむなど、日常生活の多くの動作で使われています。
股関節が十分に動かないと、その分の負担を腰が補うため、腰痛につながる可能性があります。
おすすめなのは、
- 股関節を大きく回す
- 足を前後へ振る
- ゆっくりしゃがむ
といった簡単な運動です。
毎日数分でも続けることで、身体全体の動きがスムーズになることが期待できます。
4. 長時間座り続けない
デスクワークでは腰へ体重が集中しやすくなります。
さらに同じ姿勢が続くことで、
- 腰の筋肉
- お尻の筋肉
- 股関節周囲
が硬くなりやすくなります。
そのため、
1時間に一度は立ち上がる
ことを意識しましょう。
おすすめは、
- 軽く歩く
- 深呼吸をする
- 背伸びをする
- 腰をゆっくり左右へ動かす
といった簡単な動きです。
「運動をする時間がない」という方でも取り入れやすい方法です。
5. お尻と体幹の筋肉を意識する
腰は身体を支える重要な部位ですが、本来は腰だけで姿勢を支えているわけではありません。
特に重要なのが、
- お尻の筋肉
- お腹の筋肉
- 背中の筋肉
です。
これらの筋肉が十分に働くことで、腰への負担を分散しやすくなります。
例えば、
- 椅子からゆっくり立ち座りする
- 軽いスクワットを行う
- ブリッジ運動を行う
といった運動は、お尻や体幹を無理なく鍛える方法の一つです。
回数よりも、正しいフォームで行うことを意識しましょう。
6. 睡眠環境を見直す
朝だけ腰が痛い場合は、睡眠環境も確認してみましょう。
チェックしたいポイントは次のとおりです。
- 枕が高すぎたり低すぎたりしないか
- マットレスが身体に合っているか
- 寝返りを打ちやすい環境か
- 寝室の温度や湿度は快適か
「高価な寝具だから安心」というわけではありません。
大切なのは、自分の体格や寝姿勢に合っているかどうかです。
寝返りを打ちやすい環境を整えることは、腰への負担軽減につながる可能性があります。
7. 朝食前の軽いウォーキングを取り入れる
朝起きてすぐに激しい運動をする必要はありません。
しかし、軽く身体を動かすことで筋肉や関節が徐々に動きやすくなります。
おすすめは10〜20分程度のウォーキングです。
ウォーキングには、
- 全身の血流を促す
- 股関節を動かす
- 姿勢を支える筋肉を使う
- 一日の活動へ身体を切り替える
といったメリットがあります。
夏場は熱中症を避けるため、早朝や比較的涼しい時間帯を選び、水分補給を行いながら無理のない範囲で続けましょう。
毎日の小さな積み重ねが腰への負担を減らす
セルフケアは、一度行えば十分というものではありません。
腰痛は毎日の姿勢や身体の使い方、運動習慣、睡眠環境などが積み重なって起こることが多いため、無理なく続けられる習慣を作ることが大切です。
例えば、
- 朝起きる前に軽く身体を動かす
- デスクワーク中は1時間ごとに立ち上がる
- 入浴後にストレッチを行う
- 週に数回ウォーキングを続ける
こうした習慣を継続することで、腰への負担を軽減しやすくなる可能性があります。
セルフケアだけで変化を感じにくい場合もある
腰痛の原因は、筋肉の硬さだけではありません。
骨盤や股関節、背骨の動き、姿勢の癖、身体全体のバランスなどが関係している場合もあります。
セルフケアを続けても朝の腰痛を繰り返す場合や、痛みが強くなっている場合は、腰だけではなく身体全体の状態を確認することも大切です。
5. ハリココ鍼灸治療院・整体院が考える朝の腰痛へのアプローチ
朝起きたときの腰痛は、腰そのものだけに原因があるとは限りません。
「腰が痛いから腰だけをケアすればよい」と考えられがちですが、実際には身体全体のバランスや日常生活の習慣が影響していることも少なくありません。
ハリココ鍼灸治療院・整体院では、腰だけを見るのではなく、「なぜ腰へ負担がかかっているのか」という原因を身体全体から考えることを大切にしています。
腰は身体全体を支える重要な部位
腰は、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を担っています。
立つ、歩く、座る、しゃがむ、物を持ち上げるなど、日常生活のほとんどの動作で腰は働いています。
しかし、実際には腰だけが身体を支えているわけではありません。
本来は、
- 背骨
- 骨盤
- 股関節
- お尻
- お腹(体幹)
- 太もも
などが連携して身体を支えています。
この連携がうまく機能していると、一か所へ負担が集中しにくくなります。
反対に、どこかの動きが悪くなると、その不足分を腰が補うようになり、結果として腰痛につながることがあります。
朝だけ腰が痛い方に多い身体の特徴
朝の腰痛が続く方では、身体の使い方にいくつか共通する傾向がみられることがあります。
例えば、
- 股関節が硬い
- 骨盤の動きが少ない
- お尻の筋肉が十分に使えていない
- 背中が丸くなりやすい
- 反り腰になりやすい
- 片足へ体重をかける癖がある
- 長時間同じ姿勢で過ごすことが多い
こうした状態では、日中に腰へ負担が蓄積し、その疲労が睡眠中に十分回復せず、朝の腰痛として現れることがあります。
そのため、腰だけでなく、身体全体の動きや姿勢を確認することが重要になります。
トリガーポイントという考え方
ハリココ鍼灸治療院・整体院では、筋肉の状態にも着目しています。
その中で大切にしている考え方の一つがトリガーポイントです。
筋肉へ負担がかかり続けると、一部が硬くなり、その周囲の動きにも影響を及ぼすことがあります。
例えば腰が痛い場合でも、
- お尻の筋肉
- 股関節周囲の筋肉
- 太ももの裏側
- 背中の筋肉
などが関係していることがあります。
そのため、違和感を感じている場所だけではなく、身体全体の筋肉の状態や動きを確認することを大切にしています。
一人ひとり生活習慣は異なる
同じ「朝の腰痛」でも、原因は生活スタイルによって大きく異なります。
デスクワーク中心の方
- 長時間座ることが多い
- 骨盤が後ろへ傾きやすい
- 股関節を動かす機会が少ない
立ち仕事の方
- 同じ姿勢で立ち続ける時間が長い
- 足腰へ疲労が蓄積しやすい
- 重心の偏りが起こりやすい
車の運転が多い方
- 長時間座位が続く
- 腰やお尻の筋肉が硬くなりやすい
- 身体をひねる動作が少ない
家事や育児が中心の方
- 前かがみ姿勢が多い
- 抱っこや荷物を持つ機会が多い
- 左右どちらかへ偏った動きになりやすい
このように、生活環境が違えば腰へかかる負担も異なります。
そのため、身体の状態だけでなく、普段どのような生活を送っているかを確認することも重要だと考えています。
身体全体を見ることが再発予防につながる
朝の腰痛は、一度軽減しても、原因となる生活習慣や身体の使い方が変わらなければ再び繰り返す可能性があります。
そのため、腰だけへのアプローチだけでなく、
- 姿勢
- 歩き方
- 骨盤の動き
- 股関節の柔軟性
- 背骨の可動性
- 日常生活での身体の使い方
なども含めて確認することが、再発予防を目指すうえで大切になります。
セルフケアとの組み合わせが大切
身体のケアは、施術だけで完結するものではありません。
日常生活での姿勢やセルフケアを継続することで、腰への負担を減らしやすくなります。
例えば、
- 起き上がり方を工夫する
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 股関節のストレッチを続ける
- 適度なウォーキングを取り入れる
- 睡眠環境を見直す
こうした取り組みを無理なく続けることが、身体全体のバランスを整える第一歩になります。
6. まとめ
朝起きたときの腰痛は、睡眠中の姿勢だけが原因ではなく、日中の姿勢や生活習慣、筋肉の柔軟性、身体全体のバランスなど、さまざまな要因が関係している可能性があります。
「朝だけだから大丈夫」と考えて放置すると、腰への負担が積み重なり、日常生活へ影響が広がることもあります。
毎朝の腰痛を軽減するためには、
- 起き上がり方を工夫する
- 股関節やお尻の柔軟性を高める
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 適度な運動を続ける
- 睡眠環境を見直す
といった生活習慣の見直しが大切です。
それでも腰痛を繰り返す場合は、腰だけではなく身体全体の状態を確認し、負担の原因を把握することも重要な選択肢となります。
ハリココ鍼灸治療院・整体院では、国家資格者が一人ひとりのお身体の状態や生活習慣を確認し、腰だけでなく身体全体のバランスを考えながらサポートしています。
7. よくある質問(FAQ)
Q1. 朝だけ腰が痛くて、日中は楽になるのですが様子を見ても大丈夫ですか?
朝だけ症状が出て日中に軽くなる場合でも、その状態が何週間も続いている場合は、身体に負担が蓄積しているサインである可能性があります。
睡眠環境や日中の姿勢、運動習慣などを見直し、それでも変化がみられない場合は、一度身体全体の状態を確認することも大切です。
Q2. 朝の腰痛は年齢のせいなのでしょうか?
年齢を重ねることで筋力や柔軟性が変化することはありますが、それだけが原因とは限りません。
日頃の姿勢や運動不足、長時間のデスクワーク、睡眠環境、股関節や骨盤の動きなど、さまざまな要因が重なっている場合があります。
年齢だけを理由に諦めるのではなく、生活習慣を見直すことも重要です。
Q3. マットレスを変えれば朝の腰痛は軽減しますか?
寝具が身体に合っていない場合は、負担軽減につながる可能性があります。
ただし、腰痛の原因は寝具だけではありません。
姿勢や筋肉の柔軟性、身体の使い方なども影響していることが多いため、寝具だけでなく生活全体を見直すことが大切です。
Q4. 腰痛がある日はストレッチをしても大丈夫ですか?
強い痛みがある場合は無理をせず、痛みのない範囲でゆっくり行うことが大切です。
勢いをつけたストレッチや無理に伸ばす動作は、かえって負担となる場合があります。
身体が温まっている入浴後などに、呼吸を止めずゆっくり行うことをおすすめします。
Q5. 腰痛予防にはどのような運動がおすすめですか?
無理なく継続しやすい運動がおすすめです。
例えば、
- ウォーキング
- 軽いストレッチ
- 股関節を動かす体操
- お尻や体幹を鍛える簡単な運動
などが挙げられます。
激しい運動を短期間だけ行うよりも、毎日少しずつ身体を動かす習慣を続ける方が、腰への負担軽減につながりやすくなります。
Q6. 朝起きると腰だけでなくお尻も痛いのは関係がありますか?
関係している場合があります。
腰とお尻、股関節の筋肉は互いに連携して働いています。
そのため、お尻や股関節周囲の筋肉が硬くなっていることで、腰へ負担がかかっているケースも考えられます。
腰だけを見るのではなく、身体全体の動きを確認することが大切です。
Q7. 朝の腰痛を繰り返さないために毎日できることはありますか?
毎日の小さな積み重ねが大切です。
特に次のような習慣は取り入れやすいでしょう。
- 起き上がる前に軽く身体を動かす
- 1時間に一度は立ち上がる
- 股関節やお尻のストレッチを行う
- 適度なウォーキングを続ける
- 睡眠環境を見直す
- 身体を冷やしすぎない
無理なく続けられる方法を習慣化することが、腰への負担を軽減する第一歩になります。
淡路島で腰痛のお悩みはハリココ鍼灸治療院・整体院へ
朝起きたときの腰痛は、腰だけでなく姿勢や生活習慣、身体全体のバランスが関係していることがあります。
ハリココ鍼灸治療院・整体院では、国家資格者が一人ひとりのお身体の状態や生活習慣を丁寧に確認し、腰だけではなく全身のバランスを考えながらサポートしています。
「毎朝腰が痛い」
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