四十肩・五十肩とは?肩が上がらない原因・セルフケア・予防方法を詳しく解説
この記事でわかること
- 四十肩・五十肩とはどのような状態か
- 肩が上がらなくなる主な原因
- 放置するリスク
- 自宅でできるセルフケア
- 身体全体から考える肩へのアプローチ
- 日常生活で気を付けたいポイント
1. 四十肩・五十肩とは?知っておきたい基礎知識
四十肩・五十肩とは、40〜50代に多くみられる肩の痛みや動かしにくさを表す一般的な呼び方です。
医学的には、肩関節周囲炎と呼ばれることが多く、肩関節の周囲に炎症が起こることで、痛みや可動域の制限が生じる状態を指します。
代表的な症状には、
- 腕を上げると肩が痛い
- 後ろへ手を回しにくい
- 洋服を着替える動作がつらい
- 高い場所の物を取れない
- 夜間に肩が痛んで眠りにくい
などがあります。
ただし、「肩が上がらない=すべて四十肩・五十肩」とは限りません。
肩の痛みには、
- 腱板損傷
- 石灰沈着性腱板炎
- 頸椎由来の症状
- その他の肩関節の疾患
などが関係していることもあります。
そのため、症状だけで自己判断するのではなく、身体全体の状態を確認し、必要に応じて医療機関で相談することが大切です。
また、肩関節は単独で動くのではなく、肩甲骨や背骨、胸郭、首とも連動しています。
そのため、肩だけを見るのではなく、身体全体の動きや姿勢を考えることも重要なポイントです。
次章では、「四十肩・五十肩が起こる主な原因」について、肩関節・肩甲骨・姿勢・生活習慣などの観点から詳しく解説していきます。
2. 四十肩・五十肩が起こる主な原因
「四十肩・五十肩は年齢を重ねれば誰でもなるもの」
「肩が痛いのは歳のせいだから仕方がない」
このように考えられることがありますが、実際には一つの原因だけで起こるわけではありません。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、肩関節の周囲にある筋肉や腱、関節包などに炎症や動きの制限が生じることで、肩の痛みや可動域の低下が起こる状態と考えられています。
さらに、
- 姿勢
- 肩甲骨の動き
- 日常生活での身体の使い方
- 運動不足
- 加齢による変化
など、複数の要因が重なって肩へ負担が集中している場合もあります。
ここでは、四十肩・五十肩につながる主な原因について詳しく解説します。
原因① 加齢による肩関節周囲の変化
四十肩・五十肩が40〜50代に多い理由の一つとして、加齢による身体の変化が挙げられます。
年齢を重ねると、
- 筋肉
- 腱
- 靭帯
- 関節包
などの柔軟性が少しずつ変化し、肩関節の動きが小さくなりやすくなります。
その結果、日常生活で繰り返し肩を使うことで負担が蓄積し、炎症や痛みにつながることがあります。
ただし、同じ年代でも症状が出る方と出ない方がいるため、加齢だけが原因とは言えません。
原因② 肩甲骨の動きが少なくなる
肩を動かすときには、肩関節だけでなく肩甲骨も一緒に動いています。
しかし、
- デスクワーク
- スマートフォンの使用
- 運動不足
などにより肩甲骨を大きく動かす機会が減ると、肩関節へ負担が集中しやすくなります。
また、肩甲骨の動きが少なくなることで、
- 腕が上げにくい
- 肩が詰まるような感じがする
- 首や肩もこりやすい
といった状態につながることがあります。
原因③ 猫背や巻き肩など姿勢の崩れ
肩関節は姿勢の影響を受けやすい関節です。
例えば、
- 猫背
- 巻き肩
- 頭が前へ出る姿勢
などが続くと、肩関節や肩甲骨の位置が変化し、本来の動きをしにくくなることがあります。
その結果、肩へ負担が集中しやすくなり、痛みや動かしにくさにつながることがあります。
原因④ 肩を動かす機会が少ない
肩関節は本来、大きく動く関節です。
しかし、
- デスクワーク
- 車の運転
- 読書
- テレビを見る時間が長い
など、腕を肩より高く上げる機会が少ない生活では、肩関節や肩甲骨を十分に使わなくなります。
動かさない状態が続くことで、関節周囲の組織が硬くなりやすくなり、肩の可動域が狭くなることがあります。
原因⑤ 筋肉の柔軟性低下
肩関節は多くの筋肉に支えられています。
例えば、
- 三角筋
- 僧帽筋
- 肩甲下筋
- 棘上筋
- 棘下筋
- 小円筋
などが協力して肩を動かしています。
これらの筋肉の柔軟性が低下すると、肩関節へ偏った負担がかかりやすくなる場合があります。
特に運動不足や同じ姿勢が続く生活では、筋肉が硬くなりやすい傾向があります。
原因⑥ 日常生活での身体の使い方
日頃の身体の使い方も肩への負担に関係します。
例えば、
- 重い荷物を片側だけで持つ
- 高い場所での作業が多い
- 家事で腕を上げる時間が長い
- 同じ肩ばかり使う
などの生活習慣では、肩へ負担が偏ることがあります。
小さな負担でも毎日繰り返されることで、肩関節周囲へ影響が及ぶ可能性があります。
原因⑦ 身体全体のバランスの変化
肩だけが原因で四十肩・五十肩になるとは限りません。
例えば、
- 背骨の柔軟性低下
- 骨盤の傾き
- 体幹の筋力低下
- 股関節の動きの少なさ
など、身体全体のバランスが変化することで、肩への負担が増えることもあります。
そのため、肩だけではなく全身の動きを考えることが重要です。
四十肩・五十肩になりやすい人チェック
次の項目に当てはまるものが多い方は、肩への負担が蓄積している可能性があります。
- デスクワークが多い
- スマートフォンを見る時間が長い
- 肩こりが慢性化している
- 猫背と言われたことがある
- 運動不足を感じている
- 肩甲骨を動かすことが少ない
- 腕を上げる機会が少ない
- 首こりもある
- 同じ姿勢を続けることが多い
- 夜になると肩が疲れやすい
3項目以上当てはまる場合は、肩だけではなく姿勢や生活習慣を見直すことも大切です。
よくある誤解
「肩が痛いから動かさない方が良い」と思われることがあります。
しかし、症状や時期によっては、必要以上に動かさないことで関節がさらに硬くなり、動かしにくさが長引くこともあります。
一方で、痛みを我慢して無理に動かすこともおすすめできません。
身体の状態に合わせて適切な運動やセルフケアを行い、必要に応じて医療機関へ相談することが大切です。
次章では、「四十肩・五十肩を放置するとどうなるのか」について、日常生活への影響や注意したいポイントも含めて詳しく解説していきます。
3. 四十肩・五十肩を放置するとどうなる?考えられるリスク
「肩が痛いけれど、そのうち良くなるだろう」
「少し腕が上がりにくいだけだから様子を見よう」
「仕事や家事で忙しく、なかなか時間が取れない」
このように考え、肩の痛みや動かしにくさを我慢しながら生活している方は少なくありません。
四十肩・五十肩は、時間の経過とともに症状が変化していくことがある一方で、適切なケアを行わないことで日常生活へ影響が広がる場合もあります。
また、「肩が痛い」という症状の背景には、四十肩・五十肩以外の原因が隠れていることもあります。
そのため、症状が長期間続く場合や、急激な悪化、転倒後の痛みなどがある場合には、医療機関で相談することが大切です。
ここでは、四十肩・五十肩を放置した場合に考えられる影響について詳しく解説します。
1. 肩の動かせる範囲が狭くなりやすい
四十肩・五十肩では、痛みだけでなく肩の動きが制限されることがあります。
初めは、
- 腕を少し上げると痛い
- 後ろへ手を回しにくい
程度だったものが、
- 洋服を着替えられない
- 髪を結びにくい
- 高い場所へ手が届かない
など、日常生活の動作へ影響することがあります。
肩を動かさない期間が長くなると、関節周囲の組織がさらに硬くなり、可動域の制限が長引く場合もあります。
2. 日常生活のさまざまな動作が負担になる
肩は毎日の生活で頻繁に使われる関節です。
例えば、
- 洗濯物を干す
- エプロンのひもを結ぶ
- 車のシートベルトを取る
- 食器を棚へしまう
- バッグを肩へ掛ける
など、何気ない動作でも肩を大きく動かしています。
肩の痛みが続くと、こうした動作一つひとつが負担となり、生活のしづらさにつながることがあります。
3. 首や肩こりが強くなることがある
肩が十分に動かない状態では、首や肩の筋肉がその動きを補おうとします。
その結果、
- 首こり
- 肩こり
- 背中の張り
などを感じやすくなることがあります。
身体は一つの部位だけで動くわけではないため、肩をかばうことで別の部位へ負担が集中することがあります。
4. 身体を動かすことへの不安が強くなる
「動かすと痛いから怖い」
という気持ちから、肩を使わない生活になる方もいます。
もちろん、強い痛みがある時期には無理をしないことも大切です。
しかし、必要以上に肩を動かさない生活が続くと、
- 筋力低下
- 柔軟性低下
- 可動域の低下
につながりやすくなります。
その結果、「ますます肩が動かしにくくなる」という悪循環が起こることもあります。
5. 睡眠へ影響することもある
四十肩・五十肩では、夜間に肩の痛みを感じる方もいます。
例えば、
- 寝返りで目が覚める
- 横向きで眠れない
- 肩の痛みで熟睡できない
などです。
睡眠不足が続くと、日中の疲れや集中力にも影響し、生活の質(QOL)が低下することがあります。
6. 趣味や仕事を楽しみにくくなる
肩の動きが制限されることで、
- ゴルフ
- テニス
- ガーデニング
- 家庭菜園
- DIY
- スポーツ
など、腕を使う趣味を控えるようになる方もいます。
また、
- パソコン作業
- 接客業
- 美容師
- 調理
など、肩を使う仕事にも影響する場合があります。
身体の不調によって活動範囲が狭くなることは、生活の楽しみにも影響を与えることがあります。
7. 身体全体のバランスが崩れやすくなる
肩の痛みをかばうことで、
- 首
- 背中
- 胸
- 肩甲骨
- 腰
など、全身の動きにも変化が生じることがあります。
例えば、片側ばかりで荷物を持ったり、無意識に身体を傾けたりすると、肩だけでなく全身のバランスが崩れやすくなります。
そのため、肩だけではなく身体全体の状態を考えることも大切です。
こんな状態が続く場合は一度相談を
次のような状態が続いている方は、一度身体の状態を確認することをおすすめします。
- 肩の痛みが数週間以上続いている
- 腕が以前より上がらない
- 夜間痛が続いている
- 着替えや洗髪がつらい
- 肩こりや首こりも強くなっている
- セルフケアを続けても変化を感じにくい
- 日常生活に支障が出ている
また、
- 転倒後から肩が上がらない
- 強い腫れや変形がある
- 発熱を伴う
- 腕に強いしびれや力の入りにくさがある
などの場合は、早めに医療機関へ相談することが重要です。
よくある誤解
「肩が痛くなくなったから完全に元へ戻った」と考えてしまう方もいます。
しかし、痛みが落ち着いても、
- 肩甲骨の動き
- 姿勢
- 筋力
- 柔軟性
などが改善していなければ、再び肩へ負担が集中する可能性があります。
痛みだけではなく、身体全体の動きや生活習慣も見直すことが、再発予防につながる大切なポイントです。
次章では、「四十肩・五十肩の負担軽減を目指すセルフケア」について、具体的な方法とその理由まで詳しく解説していきます。
4. 四十肩・五十肩の負担軽減を目指すセルフケア
四十肩・五十肩になると、「肩が痛いからできるだけ動かさない方がよい」と考える方がいます。
一方で、「痛くてもたくさん動かせば早く良くなる」と考えてしまう方もいます。
しかし、どちらか一方に偏るのではなく、その時の身体の状態に合わせて無理のない範囲で肩を動かすことが大切です。
また、セルフケアでは肩だけではなく、肩甲骨や背中、姿勢なども含めて整えることが重要になります。
ここでは、自宅でも取り組みやすいセルフケアをご紹介します。
1. 痛みの強い時期は無理をしない
肩の痛みが強い時期は、無理に腕を高く上げたり、痛みを我慢してストレッチをしたりすることはおすすめできません。
日常生活では、
- 痛みの出る動きを繰り返さない
- 重い荷物を片側だけで持たない
- 肩を急に動かさない
など、肩への負担を減らすことを意識しましょう。
ただし、まったく動かさない状態が長く続くと、関節が硬くなりやすいため、身体の状態に応じた運動が大切です。
2. 肩をゆっくり動かす振り子運動
痛みが比較的落ち着いている場合は、「振り子運動(コッドマン体操)」のような軽い運動を取り入れる方法があります。
振り子運動の方法
- テーブルへ反対側の手をつく
- 上半身を少し前へ倒す
- 力を抜いた状態で腕を自然に垂らす
- 身体の揺れを利用し、小さく前後・左右・円を描くように動かす
肩の力を入れず、痛みが強くならない範囲で1〜2分程度行うことが目安です。
3. 肩甲骨を動かす習慣をつける
肩関節は肩甲骨と連動して動きます。
そのため、肩甲骨の動きを保つことも重要です。
例えば、
- 肩をゆっくり回す
- 肩甲骨を寄せる
- 背伸びをする
- 両腕を前後へ動かす
など、肩甲骨を意識した軽い運動を取り入れてみましょう。
長時間同じ姿勢が続く方は、1時間に一度程度身体を動かす習慣がおすすめです。
4. 胸の筋肉をストレッチする
猫背や巻き肩では、胸の筋肉が硬くなっていることがあります。
胸の前側をやさしく伸ばすことで、肩甲骨が動きやすくなり、肩関節への負担軽減につながる場合があります。
胸のストレッチ
- ドア枠へ手を添える
- 身体をゆっくり前へ移動する
- 胸の前側が心地よく伸びる位置で20〜30秒保つ
左右2〜3回ずつを目安に行いましょう。
5. 背骨を動かす体操を取り入れる
肩関節だけでなく、背骨の動きも肩へ影響します。
デスクワークが多い方では、背中が丸くなりやすいため、
- 背伸び
- 胸を開く運動
- 上半身を軽くひねる運動
などもおすすめです。
背骨が動きやすくなることで、肩甲骨も連動しやすくなります。
6. 温めることで筋肉が動かしやすくなることもある
肩の状態によっては、入浴などで身体を温めることで筋肉が動かしやすいと感じる方もいます。
例えば、
- 湯船にゆっくりつかる
- 蒸しタオルを肩へ当てる
などを取り入れ、その後に軽いストレッチを行うと動かしやすさを感じる場合があります。
ただし、熱感や腫れが強い場合には自己判断せず、医療機関へ相談することが大切です。
7. 日常生活で肩を動かす機会をつくる
肩を大きく動かす運動だけがセルフケアではありません。
例えば、
- 洗濯物を干す前に肩を回す
- 朝起きたら背伸びをする
- テレビを見ながら肩甲骨を寄せる
- デスクワークの合間に肩を上下させる
など、小さな動きを積み重ねることも大切です。
無理なく続けられる方法を生活の中へ取り入れましょう。
セルフケアを継続するコツ
セルフケアは、一度にたくさん行うよりも毎日少しずつ続けることが重要です。
例えば、
- 朝に肩甲骨運動を3分
- 昼休みに背伸びをする
- 入浴後に胸のストレッチを行う
- 寝る前に肩をゆっくり回す
など、生活リズムに合わせて取り入れることで習慣化しやすくなります。
セルフケアだけでは十分ではない場合もある
セルフケアは身体づくりに役立ちますが、
- 肩がほとんど上がらない
- 夜間痛が続いて眠れない
- 数か月たっても改善を感じない
- 日常生活に大きな支障がある
といった場合には、セルフケアだけでは十分ではないこともあります。
また、肩の痛みの背景には四十肩・五十肩以外の疾患が隠れている可能性もあります。
そのため、必要に応じて医療機関で状態を確認しながら、自分に合ったケアを行うことが大切です。
次章では、
**「ハリココ鍼灸治療院・整体院が考える四十肩・五十肩へのアプローチ」**について、肩だけではなく身体全体を見る理由や、トリガーポイント整体の考え方も交えながら詳しく解説していきます。
5. ハリココ鍼灸治療院・整体院が考える四十肩・五十肩へのアプローチ
「肩が痛いから肩だけをほぐせばよい」
「腕が上がらないから肩関節だけを動かせばよい」
そのように考えられることがありますが、ハリココ鍼灸治療院・整体院では、肩だけではなく『なぜ肩へ負担が集中しているのか』という背景を身体全体から確認することを大切にしています。
肩関節は単独で動く関節ではありません。
実際には、
- 肩甲骨
- 鎖骨
- 背骨
- 胸郭(肋骨)
- 首
- 骨盤
など、多くの部位と連動しながら腕を動かしています。
そのため、肩だけを繰り返しケアしても、身体全体の動きが変わらなければ、肩へ負担が集中しやすい状態が続く場合があります。
肩は「全身の連動」で動いている
腕を真上まで上げる動作では、
- 肩関節が動く
- 肩甲骨が外側へ回転する
- 鎖骨が動く
- 背骨が自然に伸びる
- 胸郭が広がる
というように、複数の部位が協力しています。
例えば、猫背によって胸郭の動きが小さくなると、肩甲骨も十分に動きにくくなります。
その結果、肩関節だけが無理に動こうとして負担が大きくなることがあります。
このように、一つの部位だけを見るのではなく、全身の連動を考えることが重要です。
「痛みがある場所」と「負担が始まる場所」は異なることもある
肩へ痛みがある場合でも、負担が始まっている場所は肩とは限りません。
例えば、
- 猫背
- 巻き肩
- 背骨の柔軟性低下
- 体幹の筋力低下
- 骨盤の傾き
などが積み重なることで、肩へ負担が集中していることがあります。
つまり、肩は「症状が現れた場所」であり、「負担の始まり」は別の場所というケースも少なくありません。
そのため、身体全体のバランスを確認しながら考えることが大切です。
トリガーポイントという考え方
ハリココ鍼灸治療院・整体院では、筋肉の状態を確認する際にトリガーポイントという考え方も大切にしています。
肩の動きには、
- 三角筋
- 僧帽筋
- 棘上筋
- 棘下筋
- 肩甲下筋
- 小円筋
など、多くの筋肉が関わっています。
さらに、
- 胸の筋肉
- 背中の筋肉
- 首まわりの筋肉
- 体幹
なども肩の動きへ影響しています。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、家事などによってこれらの筋肉へ負担が蓄積すると、肩関節の動きにも影響することがあります。
そのため、一部分だけではなく全身の筋肉や身体の使い方を確認し、一人ひとりの状態に合わせたサポートを行うことを大切にしています。
日常生活の積み重ねが身体をつくる
施術の時間よりも、日常生活を過ごす時間の方が圧倒的に長くなります。
例えば、
- 長時間のデスクワーク
- 家事
- 車の運転
- スマートフォンの操作
などの習慣によって肩への負担は大きく変わります。
そのため、
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 肩甲骨を定期的に動かす
- 姿勢を意識する
- 適度な運動を取り入れる
など、毎日の積み重ねが身体づくりにつながると考えています。
「肩を動かさない」ではなく「動かしやすい身体を目指す」
四十肩・五十肩になると、「肩を動かさない方がよい」と考えてしまうことがあります。
もちろん、痛みが強い時期には無理をしないことが重要です。
しかし、身体の状態に合わせて適度に動くことは、
- 関節の動きを保つ
- 筋肉の柔軟性を維持する
- 日常生活での動きをスムーズにする
ことにもつながります。
そのため、「肩を使わないこと」を目標にするのではなく、「無理なく動かせる身体づくり」を目指すことが大切です。
一人ひとり異なる生活スタイルに合わせたサポート
肩への負担は、生活環境によって大きく異なります。
デスクワーク中心の方
- 腕を前へ出す姿勢が続く
- 猫背になりやすい
- 肩甲骨が動きにくくなる
家事が多い方
- 腕を上げる動作を繰り返す
- 洗濯や調理で肩を使う時間が長い
- 前かがみ姿勢が多い
趣味や仕事で腕を使う方
- 同じ動作を繰り返す
- 肩へ負担が集中しやすい
- 休息が不足しやすい
このように、生活背景が異なれば肩へかかる負担も異なります。
そのため、一人ひとりの生活スタイルや身体の状態を確認し、無理なく続けられるセルフケアや生活習慣の見直しを提案することが重要だと考えています。
6. まとめ
四十肩・五十肩は、40〜50代に多くみられる肩の痛みや動かしにくさを伴う状態であり、加齢だけでなく、姿勢や肩甲骨の動き、筋肉の柔軟性、生活習慣など、さまざまな要因が関係していると考えられています。
そのため、
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 肩甲骨を定期的に動かす
- 胸や背中の柔軟性を保つ
- 適度な運動を続ける
- 身体全体のバランスを意識する
といった習慣を積み重ねることが、肩への負担軽減や再発予防につながる可能性があります。
また、肩の痛みや動かしにくさが長引く場合は、肩だけでなく全身の状態や生活習慣も含めて見直すことが大切です。
7. よくある質問(FAQ)
Q1. 四十肩と五十肩の違いは何ですか?
四十肩と五十肩は、基本的には同じような状態を指す一般的な呼び方です。
40代で症状が現れた場合は「四十肩」、50代で現れた場合は「五十肩」と呼ばれることが多く、医学的には肩関節周囲炎と呼ばれることがあります。
Q2. 四十肩・五十肩は自然に良くなりますか?
時間の経過とともに症状が変化することはありますが、改善までの期間には個人差があります。
また、肩を動かさない状態が続くと、関節の動きがさらに小さくなることもあるため、身体の状態に合わせた対応が大切です。
Q3. 肩が痛いときはストレッチをした方が良いですか?
ストレッチは肩の柔軟性を保つために役立つ場合があります。
ただし、痛みを我慢して強く伸ばすことはおすすめできません。
痛みが強い時期は無理を避け、身体の状態に合わせて行うことが重要です。
Q4. 夜になると肩が痛くなるのはなぜですか?
四十肩・五十肩では、夜間に痛みを感じる方もいます。
夜間痛の原因はさまざまであり、四十肩・五十肩以外の疾患が関係していることもあります。
夜間の痛みが続く場合や強い痛みがある場合は、医療機関へ相談しましょう。
Q5. 肩が上がらないのはすべて四十肩ですか?
いいえ。
肩が上がらない原因には、
- 腱板損傷
- 石灰沈着性腱板炎
- 頸椎由来の症状
- その他の肩関節疾患
などもあります。
症状だけで自己判断せず、必要に応じて医療機関で確認することが大切です。
Q6. デスクワークでも四十肩・五十肩になりますか?
デスクワークそのものが原因とは言えませんが、
- 長時間同じ姿勢
- 肩甲骨の動きの減少
- 猫背
- 巻き肩
などによって肩へ負担が集中しやすくなる場合があります。
そのため、定期的に肩や肩甲骨を動かす習慣を取り入れることがおすすめです。
Q7. 四十肩・五十肩を予防するために一番大切なことは何ですか?
一つの運動だけに頼るのではなく、
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 肩甲骨を動かす
- 胸や背中の柔軟性を保つ
- 適度な運動を続ける
- 姿勢を見直す
などを組み合わせて継続することが大切です。
今日から始める肩の健康チェックリスト
毎日の生活で、次の項目を意識してみましょう。
□ 1時間に一度は立ち上がる
□ 肩をゆっくり回す
□ 肩甲骨を寄せる運動を行う
□ 胸のストレッチを続ける
□ 猫背になっていないか確認する
□ スマートフォンを見る姿勢を見直す
□ 毎日15〜20分歩く
□ 入浴で身体を温める
□ 深呼吸を意識する
□ 無理のない範囲で肩を動かす
一度にすべて取り組む必要はありません。
できることから少しずつ習慣化していくことが大切です。
四十肩・五十肩になりやすい人セルフチェック
次の項目に当てはまる数を確認してみましょう。
- 肩こりが慢性化している
- デスクワークが多い
- スマートフォンを見る時間が長い
- 猫背と言われたことがある
- 巻き肩を指摘されたことがある
- 肩甲骨を動かすことが少ない
- 運動不足を感じている
- 腕を高く上げる機会が少ない
- 着替えで肩が動かしにくいと感じる
- 夜になると肩が重だるく感じる
4項目以上当てはまる方は、肩だけでなく姿勢や生活習慣を見直すことが、肩への負担軽減につながる可能性があります。
淡路島で四十肩・五十肩のお悩みはハリココ鍼灸治療院・整体院へ
四十肩・五十肩は、肩関節だけではなく、肩甲骨や背骨、姿勢、身体全体のバランスなどが関係している場合があります。
ハリココ鍼灸治療院・整体院では、国家資格者が一人ひとりのお身体の状態や生活習慣を丁寧に確認し、肩だけではなく全身のバランスを考えながらサポートしています。
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兵庫県洲本市本町5丁目4-24
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この記事のポイント
- 四十肩・五十肩は、40〜50代に多くみられる肩関節周囲炎の一般的な呼び方です。
- 肩関節だけではなく、肩甲骨や姿勢、身体全体の動きが関係している場合があります。
- 長時間同じ姿勢を避け、肩甲骨や胸郭を動かすことが肩への負担軽減につながる可能性があります。
- 痛みを我慢して無理に動かすことは避け、身体の状態に合わせたセルフケアを継続することが大切です。
- 外傷後に肩が上がらない場合や、強い痛みが続く場合は早めに医療機関へ相談しましょう。
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