階段を下りると膝が痛いのはなぜ?上りより下りがつらい原因と対策

「階段を上るのは大丈夫なのに、下りると膝が痛い」

「平らな道なら歩けるけれど、階段になると膝が怖い」

「下りるときだけ膝の内側がズキッとする」

「手すりにつかまらないと階段を下りにくくなった」

このようなお悩みはありませんか。

膝痛がある方の中には、

「上りより下りの方がつらい」

と感じる方がいます。

一見すると、

上へ身体を持ち上げる「上り」の方が大変そうに思えるかもしれません。

しかし階段を下りるときには、

片脚で身体を支える

膝を曲げながら身体をゆっくり下ろす

反対側の足を次の段へ着く

再び体重を移す

という動作を繰り返します。

つまり、

身体が下へ落ちないようにコントロールする

必要があります。

そのため、

平地は歩ける。

階段も上れる。

しかし下りだけ痛い。

ということが起こる場合があります。

特に40代・50代・60代になると、

「年齢だから膝の軟骨が減ったのかな」

「変形性膝関節症かもしれない」

と心配になる方もいるでしょう。

確かに変形性膝関節症などによって階段で膝痛を感じる場合があります。

一方で、

階段を下りると膝が痛い=必ず変形性膝関節症

というわけではありません。

膝痛にはさまざまな状態があります。

また階段動作では、膝だけでなく、

  • 股関節
  • 太もも
  • お尻周辺
  • 足首
  • 身体のバランス

なども関係します。

そのため、

「膝が痛いから膝だけを見る」

のではなく、

どのように階段を下りているのか

まで確認することが重要です。

この記事では、

  • 階段を下りると膝が痛くなる理由
  • 上りと下りで身体の使い方が違う理由
  • 膝の内側・前側・外側など痛む場所の違い
  • 変形性膝関節症との関係
  • 太ももや股関節との関係
  • 階段を下りるときの工夫
  • 自宅でできるセルフケア
  • 膝痛があるときに避けたい行動
  • 医療機関への相談を検討したい症状
  • ハリココ鍼灸治療院・整体院での考え方

について解説します。

南あわじ市・淡路島で、

「階段を下りるときだけ膝が痛い」

「最近、階段を下りるスピードが遅くなった」

「膝が痛くて階段を避けるようになった」

という方は、膝の痛みだけではなく階段を下りる動作そのものにも注目してみましょう。


1. なぜ階段を下りると膝が痛いのか?

普段何気なく使っている階段ですが、

平地を歩く動作とは身体の使い方が異なります。

平地では、

右足

左足

右足

左足

と前へ身体を移動させます。

一方、階段を下りるときには、

片脚で身体を支える

身体を下方向へ移動させる

次の段へ反対側の足を着く

という動作が必要になります。

この、

「身体を支えながら下ろす」

ことがポイントです。


膝を曲げながら身体を支えている

階段を下りるときには、膝を曲げた状態で体重を支える場面があります。

例えば右足を一段下へ出す場合、

左脚で身体を支えながら

左膝を曲げる

身体を少しずつ下げる

右足を下の段へ着く

という流れになります。

このため、膝痛がある方では、

「足を下へ出す瞬間」

よりも、

「反対側の脚で身体を支えている瞬間」

に痛みを感じていることがあります。


「右膝が痛い=右足を下へ出した瞬間」とは限らない

これは階段痛を考えるうえで重要です。

例えば右膝が痛い方が、

左足を一段下へ出す

右脚で身体を支える

右膝を曲げる

ズキッと痛む

ということがあります。

つまり、

どちらの足を動かしたときに、どちらの膝が痛むのか

を確認すると、階段動作をより具体的に把握できます。


上りと下りでは筋肉の働き方も違う

階段を上るときには、身体を上方向へ持ち上げる必要があります。

一方、下りでは、

身体が急に下へ落ちないようにコントロールする

必要があります。

特に太ももの前側にある筋肉などが、膝を曲げながら身体を支える場面に関係します。

そのため、

「上りは大丈夫だから膝には問題がない」

とは言い切れません。


一段の高さによっても変わる

すべての階段で同じように痛むとは限りません。

例えば、

自宅の階段
→少し痛い

駅の階段
→かなり痛い

低い段差
→問題ない

という場合があります。

段差が高くなれば、それだけ身体を大きく下へ移動させる必要があります。

そのため、

どの程度の段差から痛むのか

も確認してみましょう。


手すりの有無でも変わる

手すりにつかまると楽になる方もいます。

これは、

手すりを使うことで身体を支えやすくなったり、バランスを取りやすくなったりするためです。

「手すりを使わない方が筋力がつく」

と考えて、痛みを我慢しながら下りる必要はありません。

膝痛がある場合には、

安全に階段を利用すること

を優先しましょう。


膝のどこが痛いのか確認する

「膝が痛い」

だけでは、症状の場所が分かりません。

例えば、

  • 膝のお皿周辺
  • 膝の内側
  • 膝の外側
  • 膝の裏側

など、人によって痛む場所が異なります。

医療機関や施術院へ相談するときには、

「階段を下りると膝が痛い」

に加えて、

「膝の内側が痛い」

など場所も伝えると状態を把握しやすくなります。


痛み以外の症状も確認する

階段を下りるときには、痛みだけでなく、

「膝がガクッとする」

「力が抜ける感じがする」

「膝が引っかかる」

「音が鳴る」

「腫れている」

などを感じる方もいます。

特に、

膝が急に崩れるような感覚

がある場合には、階段での転倒にも注意が必要です。


「音が鳴る=膝が悪い」とは限らない

階段で膝が、

ポキッ。

パキッ。

と鳴ることがあります。

音が鳴るだけで痛みや腫れがない場合もあります。

そのため、

音が鳴った=軟骨が削れている

と自己判断する必要はありません。

ただし、音とともに強い痛み、腫れ、引っかかりなどがある場合には医療機関へ相談しましょう。


平地ではどれくらい歩けるか

階段痛がある場合には、

平地での歩行も確認します。

例えば、

平地なら30分歩ける。

階段だけ痛い。

という場合。

一方で、

平地でも10分歩くと痛い。

休まないと歩けない。

という場合。

同じ階段痛でも状態は異なります。


立ち上がりやしゃがみ動作も確認する

膝を曲げながら身体を支える動作は、階段だけではありません。

例えば、

  • 椅子から立つ
  • 椅子へ座る
  • しゃがむ
  • トイレから立つ
  • 車へ乗り降りする

などでも膝を使います。

「階段だけ痛い」と思っていても、

よく考えると、

「低い椅子から立つときも少し痛い」

ということがあります。


「最近階段を避けるようになった」も重要

膝が痛くなると、

エレベーターを使う。

エスカレーターを使う。

二階へ行く回数を減らす。

というように、無意識に階段を避けることがあります。

もちろん痛みが強いときに無理に階段を使う必要はありません。

ただし、

以前できていた生活動作を避けるようになった

という変化は、身体の状態を考えるうえで重要です。


年齢だけで「仕方ない」と考えない

50代、60代になると、

「膝が痛いのは年齢だから仕方ない」

と考える方もいます。

しかし同じ年齢でも、

階段を問題なく利用できる方もいれば、痛みを感じる方もいます。

年齢だけではなく、

  • いつから痛いのか
  • どの場所が痛いのか
  • 腫れはあるのか
  • 平地ではどうなのか
  • 立ち上がりではどうなのか
  • 過去に膝をケガしていないか

なども確認することが重要です。

次章では、階段を下りると膝が痛くなる主な原因や背景について、変形性膝関節症、太もも周辺、股関節、運動量、体重変化、過去のケガなどの観点から詳しく解説していきます。

2. 階段を下りると膝が痛くなる主な原因・背景

階段を下りると膝が痛くなると、

「軟骨がすり減っているのかな?」

「変形性膝関節症?」

「筋力が落ちたから?」

と不安になる方もいるでしょう。

特に40代・50代・60代になると、

膝痛=年齢による軟骨の問題

というイメージを持つ方も少なくありません。

しかし、階段で膝が痛いという症状だけで原因を一つに決めることはできません。

まずは、どのような状態が考えられるのか整理していきましょう。


原因① 変形性膝関節症

中高年の膝痛でよく知られているのが、

変形性膝関節症

です。

変形性膝関節症では、関節軟骨の変化などに伴って膝に痛みや動かしにくさが現れることがあります。

症状として、

  • 歩き始めに膝が痛い
  • 椅子から立つと痛い
  • 階段で膝が痛い
  • 膝を曲げにくい
  • 膝が腫れる

などがみられることがあります。

ただし、

階段を下りると痛い=変形性膝関節症

と症状だけで自己診断することはできません。

気になる場合には整形外科で状態を確認しましょう。


「軟骨が減ったら何をしても治らない」と考えない

変形性膝関節症について、

「軟骨が減っているから仕方ない」

「年齢だからもう何もできない」

と考える方もいます。

しかし、画像上の変化と痛みの程度が必ずしも一致するとは限りません。

また、膝痛への対応では、

  • 運動
  • 体重管理
  • 日常生活の調整
  • 薬物療法
  • リハビリテーション

など、状態に応じてさまざまな方法が検討されます。

「年齢だから我慢する」

と最初から諦める必要はありません。


原因② 膝蓋大腿関節周辺への負担

膝の前には、

膝蓋骨(しつがいこつ)

と呼ばれる、いわゆる「膝のお皿」があります。

膝を曲げ伸ばしする際には、この膝蓋骨周辺も関係しています。

そのため、

「階段を下りると膝のお皿周辺が痛い」

「しゃがむと膝の前が痛い」

「長時間座った後に膝の前側が気になる」

といった症状がみられる場合があります。

膝の前側が痛いからといって、必ず一つの疾患に決められるわけではありません。

痛む場所や動作、腫れなどを含めて確認することが重要です。


原因③ 半月板など膝関節内部の問題

膝関節の中には半月板があります。

スポーツや外傷だけでなく、年齢に伴う変化などによって問題が生じることもあります。

例えば、

  • 膝をひねった後から痛い
  • 膝が引っかかる
  • 曲げ伸ばししにくい
  • 腫れている

といった症状がある場合には注意が必要です。

特に、

膝が引っかかって動かしにくい

などの症状がある場合には、自己流のストレッチだけで長期間様子を見ず整形外科へ相談しましょう。


原因④ 太ももの筋肉と階段動作

階段を下りる際には、太ももの前側にある筋肉が重要な役割を担います。

身体が一気に下へ落ちないよう、

膝を曲げながら身体を支える

必要があるためです。

そのため、

「筋力が落ちているかもしれない」

と考える方もいるでしょう。

ただし、

階段で膝が痛い=大腿四頭筋が弱い

と単純に決めることはできません。

痛みがある状態で、

「筋力をつけなければ」

と急にスクワットを何十回も行う必要もありません。


痛みがあると筋力を使いにくくなる場合もある

ここで考えたいのが、

「筋力がないから痛い」

だけではなく、

痛いから十分に脚を使えなくなっている

可能性です。

膝が痛い

痛い脚へ体重を乗せたくない

反対側へ逃がす

階段を避ける

身体を動かす機会が減る

という流れになることがあります。

そのため、筋力だけを測ればすべて分かるわけではありません。


原因⑤ 股関節周辺の動き

階段では膝だけでなく股関節も使います。

脚を一段下へ出す。

片脚で身体を支える。

身体のバランスを保つ。

こうした動作には股関節周辺も関係します。

そのためハリココ鍼灸治療院・整体院でも、膝痛がある方について必要に応じて股関節周辺の動きも確認します。


「膝が内側へ入る」と言われたことがある方へ

スクワットや階段動作で、

「膝が内側へ入っていますよ」

と言われたことがある方もいるでしょう。

確かに脚の動きを確認することは重要です。

ただし、

膝が少し内側へ動く=必ずそれが痛みの原因

とは限りません。

身体には個人差があります。

見た目だけで、

「自分の身体の使い方が悪い」

と決めつけず、症状と動作の関係を確認することが重要です。


原因⑥ 足首の動き

階段を下りる際には足首も動きます。

そのため、

過去に足首を捻挫した。

足首を動かしにくい。

左右で足首の動きが違う。

という方では、階段動作全体にも影響する場合があります。

膝痛だからといって、

膝から上だけ

を見るのではなく、必要に応じて足元まで確認します。


原因⑦ 過去の膝のケガ

若い頃に、

  • 半月板を痛めた
  • 靭帯を損傷した
  • 膝を強く打った
  • スポーツで膝を痛めた

という経験がある方もいます。

何年も症状がなかったとしても、現在の膝痛を考えるうえで過去のケガは重要な情報です。

医療機関や施術院へ相談する際には、

「20年前だから関係ないだろう」

と省略せず伝えておきましょう。


原因⑧ 急に活動量が増えた

膝痛が始まる前に、

普段と違う活動をしていなかったか振り返ってみましょう。

例えば、

旅行で一日中歩いた。

観光地で階段をたくさん使った。

久しぶりに登山をした。

庭仕事を長時間した。

孫と一日遊んだ。

などです。

普段5,000歩程度の方が旅行で20,000歩歩けば、身体への負荷は大きく変わります。

「何もしていないのに突然痛くなった」

と思っていても、数日前から活動量が増えている場合があります。


原因⑨ 反対側の脚をかばっている

右膝が痛い場合でも、

左股関節。

左膝。

左足首。

など、反対側に以前から問題があることがあります。

例えば、

左膝が痛かった

右脚中心で生活する

右脚への負担が増える

ということも考えられます。

そのため、

今痛い場所だけでなく、以前どこを痛めていたか

も重要です。


原因⑩ 体重の変化

体重が増えたことで、

「膝への負担が増えたのでは?」

と気になる方もいるでしょう。

体重は膝への負荷を考える要素の一つです。

しかし、

膝が痛いのは体重だけが原因

と考える必要はありません。

特に膝痛が強い方へ、

「痩せればいい」

だけで終わらせてしまうと、身体を動かしたくても痛くて運動できないという問題が残ります。

食事・運動・膝の状態などを総合的に考える必要があります。


原因⑪ 活動量が少なくなっている

膝が痛くなると、

階段を避ける。

散歩をやめる。

外出を減らす。

という行動につながる場合があります。

すると、

膝が痛い

動かない

活動量が減る

さらに身体を動かすことへの不安が増える

という循環になることがあります。

痛みが強いときに無理をする必要はありません。

一方で、

「膝が痛いから一切動かない」

と極端に考えないことも重要です。


原因⑫ 靴や外出環境

「家の階段は大丈夫だけれど、外では痛い」

という場合には、

階段の高さや傾斜だけでなく、履いている靴なども確認してみましょう。

例えば、

仕事用の靴。

普段のスニーカー。

サンダル。

などによって歩きやすさが変わる方もいます。

ただし、

特定の靴を履けば膝痛が治る

という単純な話ではありません。

症状がどの環境で変化するかを見る材料として考えます。


痛む場所だけでは原因を決められない

「膝の内側が痛いから変形性膝関節症」

「膝の前が痛いからお皿の問題」

というように、痛む場所だけで自己診断しないことも重要です。

同じ場所に痛みを感じても、その背景は人によって異なります。

必要に応じて医療機関で診察や画像検査などを受けましょう。


まずは自分の「階段痛」を整理する

次の項目を確認してみてください。

上りと下りでは?

上りだけ・下りだけ・両方。

痛む場所は?

膝の前・内側・外側・裏側。

平地では?

問題ない・長時間で痛い・すぐ痛い。

立ち上がりでは?

痛くない・少し痛い・かなり痛い。

その他の症状は?

腫れ・しびれ・引っかかり・膝崩れ。

いつから?

数日前・数週間・数か月・何年も。

これらを整理すると、

「階段で膝が痛い」

という一言よりも、自分の症状を具体的に把握できます。

次章では、階段を下りると膝が痛い方が日常生活でできる対策を解説します。

手すりの使い方、階段の下り方、外出時の工夫、運動やセルフケアの考え方、膝痛があるときに避けたい行動まで、実践しやすい内容を中心に進めます。

3. 階段を下りると膝が痛い方の対策|安全な下り方と日常生活でできる工夫

階段を下りると膝が痛いと、

「膝を鍛えた方がいい?」

「スクワットをした方がいい?」

「痛くても階段を使った方がいい?」

と考える方もいるでしょう。

しかし、階段は転倒すると大きなケガにつながる可能性があります。

そのため、膝痛がある方では、

「膝を鍛えるために階段を使う」

ことよりも、

まず安全に階段を利用できること

を優先しましょう。

そのうえで、普段の活動量や身体の状態に合わせて対策を考えていきます。


対策① 手すりを積極的に使う

階段を下りるときに膝が痛い場合、

「手すりを使うと脚が弱くなりそう」

と考える方がいます。

しかし、痛みや不安がある状態で無理に手すりを使わず下りる必要はありません。

特に、

  • 膝がガクッとする
  • 脚に力が入りにくい感覚がある
  • 下りるときに怖さがある
  • バランスを崩しやすい

という方は、手すりを利用して安全性を高めましょう。


「手すりなしで下りる」ことを目標にし過ぎない

膝痛対策では、

「以前のように手すりなしで階段を下りたい」

という目標を持つ方もいます。

もちろん状態が改善し、安全にできるのであれば選択肢になります。

しかし、

手すりを使うこと自体が悪いわけではありません。

駅や商業施設など、人の多い階段では特に転倒防止を優先しましょう。


対策② 一段ずつ下りる方法もある

通常は左右交互に階段を下ります。

しかし膝痛が強い場合には、

一段ずつ両足をそろえながら下りる

方法が楽に感じる方もいます。

例えば片側の膝が痛い場合には、どちらの脚から出すと楽なのかが人によって異なることもあります。

自己流で無理をせず、必要であれば医療機関やリハビリテーションの専門職へ相談してください。


対策③ 急いで下りない

朝の出勤時や外出時には、

「電車に間に合わない」

「早く下りないと後ろの人に迷惑」

と急いでしまうことがあります。

しかし膝痛がある状態で、

一段飛ばし。

小走り。

勢いよく体重を移す。

といった下り方は避けましょう。

階段では、

速さより安全

を優先します。


対策④ 痛みが強い日はエレベーターも選択肢

「膝のためには階段を使った方がいい」

と思い、痛みを我慢して階段を使う方もいます。

しかし、膝が強く痛む日に無理をする必要はありません。

駅や商業施設などでエレベーターが利用できるのであれば、それも選択肢です。

特に荷物を持っている場合には、無理に階段を選ばないようにしましょう。


対策⑤ 重い荷物を持って階段を下りない

両手に買い物袋を持った状態では、手すりを使いにくくなります。

さらに荷物が重いと、身体を支えながら階段を下りる負担も変わります。

可能であれば、

  • 荷物を分ける
  • リュックを利用する
  • エレベーターを使う
  • 家族などに手伝ってもらう

といった方法も検討しましょう。


対策⑥ 階段以外でも身体を動かす

「階段が膝に良い運動になる」

と考える方もいます。

確かに階段は身体を使う動作ですが、膝が痛い方が運動のために何度も階段を上り下りする必要はありません。

例えば、

平地を歩く

ことも身体を動かす方法です。

階段では痛いけれど平地なら問題なく歩けるのであれば、無理に階段だけを運動として選ぶ必要はありません。


対策⑦ 歩ける範囲で歩く

膝痛があると、

「歩いたら膝がさらに悪くなるのでは?」

と心配になり、外出そのものを減らす方がいます。

しかし、歩行可能な量は人によって異なります。

例えば、

30分歩いても問題ない方と、

5分程度で痛みが強くなる方では、同じ運動量にはできません。

まずは、

自分はどれくらいなら無理なく歩けるのか

を把握しましょう。


「毎日1万歩」を目標にしなくてもよい

健康のために、

「毎日1万歩歩かなければ」

と考える方もいます。

しかし普段ほとんど歩いていない方が、急に活動量を増やせば身体への負担も大きく変化します。

例えば現在3,000歩程度なのであれば、いきなり1万歩を目指す必要はありません。

身体の状態を確認しながら少しずつ活動量を調整します。


対策⑧ スクワットは痛みを我慢して行わない

膝痛対策として代表的なのがスクワットです。

しかし、

深くしゃがむ

膝が痛い

それでも我慢して繰り返す

という方法はおすすめできません。

スクワットを行う場合にも、

痛みが出ない範囲

から始めます。

例えば椅子からゆっくり立ち、再び座る動作から始める方法もあります。


椅子を使った立ち座り

安定した椅子を使い、

椅子へ座る

足を床につける

ゆっくり立つ

ゆっくり座る

という動作を行います。

最初から回数を多くする必要はありません。

数回行って膝の状態を確認します。

痛みが強くなる場合には中止してください。


対策⑨ 太ももだけを鍛えればいいわけではない

階段痛について、

「大腿四頭筋を鍛えればいい」

という情報を目にすることがあります。

太ももの筋肉は重要ですが、階段動作には、

  • 股関節
  • お尻周辺
  • 足首
  • バランス

なども関係します。

そのため、

膝痛=太ももの筋力不足

だけで考えないことが重要です。


対策⑩ 痛い膝を強く揉まない

膝が痛いと、

「ここをほぐせばいい」

と痛い場所を強く押したくなることがあります。

しかし、膝の痛みにはさまざまな原因があります。

特に、

  • 腫れている
  • 熱感がある
  • 外傷後
  • 急激に痛くなった

という場合には、自己流で強く揉まないようにしましょう。


対策⑪ 無理なストレッチをしない

「膝が硬いから曲げないと」

と思い、

正座を無理にする。

膝を胸へ強く引き寄せる。

痛みを我慢して深くしゃがむ。

ということは避けましょう。

痛いほど伸ばせば効果が高い

わけではありません。


対策⑫ 靴を確認する

階段を下りるときだけでなく、外出全体で歩きにくさを感じる場合には靴も確認しましょう。

例えば、

  • サイズが合っているか
  • 靴の中で足が大きく動かないか
  • 靴底が極端にすり減っていないか
  • 歩いたときに不安定ではないか

などです。

特定の商品を買えば膝痛が改善するという意味ではありません。

まずは普段履いている靴に問題がないか確認します。


対策⑬ 痛みの変化を記録する

膝痛では、

「今日は痛かった」

だけではなく、

何をしたときに痛かったか

を記録すると役立ちます。

例えば、

月曜日
→駅の階段を下りると膝内側が痛い。

火曜日
→平地30分は問題なし。

水曜日
→買い物後、階段で痛みが強い。

というように記録します。


痛みの数字だけでなく生活動作を見る

痛みを0〜10で評価する方法もあります。

それに加えて、

「手すりがあれば下りられる」

「一段ずつなら痛くない」

「以前より歩ける距離が伸びた」

「立ち上がりは楽になった」

など、

できる生活動作

も確認しましょう。


対策⑭ 痛みが軽くなっても急に負荷を増やさない

膝痛が少し楽になると、

「もう大丈夫」

と思い、

急に長距離を歩く。

階段を何往復もする。

深いスクワットを始める。

という方もいます。

しかし、活動量を急激に増やす必要はありません。

状態を確認しながら少しずつ戻しましょう。


対策⑮ 膝痛を怖がり過ぎて動かなくならない

反対に、

「階段で痛かったから歩くのも怖い」

と、必要以上に身体を動かさなくなる方もいます。

膝痛の状態によって対応は異なりますが、

平地なら歩ける。

日常生活では大きな問題がない。

という場合には、可能な範囲で身体を動かすことも大切です。


医療機関へ相談した方がよい症状

階段で膝が痛い場合でも、次のような症状がある場合には自己流のセルフケアだけで長期間様子を見ないようにしましょう。

  • 転倒やスポーツなどの外傷後から強く痛む
  • 膝が大きく腫れている
  • 膝に強い熱感がある
  • 脚へ体重をかけられない
  • 膝が引っかかり動かしにくい
  • 膝が頻繁にガクッと崩れる
  • 発熱を伴っている
  • 痛みが急激に悪化している

こうした場合には、整形外科などの医療機関へ相談してください。


自分に必要な対策を一つから始める

ここまで多くの対策を紹介しました。

しかし、

すべてを一度に行う必要はありません。

階段が怖い方なら、

「まず手すりを使う」。

活動量が減っている方なら、

「痛みが出ない範囲で平地を歩く」。

運動を始めたい方なら、

「椅子からの立ち座りを数回行う」。

というように、自分の状態に合わせて一つずつ取り入れてみましょう。

重要なのは、

膝痛を我慢して頑張ることではなく、安全に続けられる方法を選ぶこと

です。

4. 階段を下りると膝が痛い方へ|ハリココ鍼灸治療院・整体院での考え方

階段を下りると膝が痛い場合、

「膝が痛いのだから、膝だけ施術すればいい」

と思われるかもしれません。

しかし、ここまで解説してきたように、階段を下りる動作には膝だけでなく、

  • 太もも
  • 股関節
  • お尻周辺
  • 足首
  • 身体のバランス

なども関係しています。

そのためハリココ鍼灸治療院・整体院では、痛みを感じている場所だけではなく、実際にどのような動作で症状が出るのかを確認することを大切にしています。


「膝が痛い」から一歩詳しく確認する

例えば、

「階段を下りると右膝が痛い」

という場合でも、

どの段階で痛いのか。

膝のどこが痛いのか。

上りではどうなのか。

平地ではどれくらい歩けるのか。

椅子からの立ち上がりではどうなのか。

といった点を確認します。

さらに、

「最近階段を避けるようになった」

「手すりがないと怖い」

「旅行へ行くのが不安になった」

など、生活への影響も重要です。


膝だけでなく身体全体の動きを確認

階段を下りるときには、片脚で身体を支えながら反対側の脚を次の段へ移します。

そのため必要に応じて、

膝の曲げ伸ばし
股関節の動き
太ももやお尻周辺
足首の動き
左右の体重移動

などを確認します。

「膝が痛い=膝だけに問題がある」

と決めつけず、階段という動作全体から身体を見ることが重要です。


トリガーポイントケア整体

ハリココ鍼灸治療院・整体院では、筋肉の状態を確認する際にトリガーポイントという考え方を取り入れています。

膝周辺だけではなく、太ももや股関節周辺なども確認し、その方の身体の状態に合わせてトリガーポイントケア整体を行います。

大切なのは、

「痛いところを強く揉めばいい」という施術ではない

ということです。

現在の症状や身体の動き、生活で困っていることを確認しながら施術を組み立てます。


「階段を下りられる」だけでなく生活の目標を考える

膝痛の改善を考える際には、

痛みの数字だけ

を見る必要はありません。

例えば、

「駅の階段を不安なく使いたい」

「買い物へ歩いて行きたい」

「旅行先で階段を気にしたくない」

「孫と一緒に出かけたい」

「趣味のウォーキングを続けたい」

など、人によって目標は異なります。

膝の状態だけではなく、

その方が何をできるようになりたいのか

も大切にしながら身体の状態を確認していきます。


整形外科での確認を優先するケース

膝痛の中には、整体やセルフケアより先に医療機関で状態を確認した方がよいケースがあります。

特に、

  • 転倒などの外傷後から強く痛む
  • 膝が大きく腫れている
  • 強い熱感がある
  • 脚へ体重をかけられない
  • 膝が引っかかって動かない
  • 膝崩れを頻繁に繰り返す
  • 症状が急激に悪化している

といった場合には、整形外科などへ相談してください。


階段での膝痛についてよくある質問

Q. 階段を使わない方がいいですか?

必ずしもすべての階段を避ける必要はありません。

ただし、強い痛みや膝崩れなどがある場合には安全を優先し、手すりやエレベーターを利用しましょう。

Q. 膝痛にはスクワットがいいですか?

スクワットが適しているかは状態によって異なります。

痛みを我慢して深くしゃがんだり、多くの回数を行ったりする必要はありません。

Q. 膝がポキポキ鳴るのは大丈夫ですか?

音だけでは状態を判断できません。

音に加えて痛み、腫れ、引っかかりなどがある場合には医療機関へ相談しましょう。

Q. 変形性膝関節症かどうか自分で分かりますか?

階段痛だけで判断することはできません。

変形性膝関節症が心配な場合には、整形外科で診察や必要な検査を受けることをおすすめします。


南あわじ市で階段の膝痛にお悩みの方へ

階段を下りると膝が痛い場合には、

「膝が痛い」だけで終わらせないこと

が重要です。

上りと下りのどちらが痛いのか。

膝のどこが痛いのか。

平地なら歩けるのか。

手すりを使えば楽なのか。

立ち上がりでも痛むのか。

こうした情報を整理すると、自分の膝痛の特徴が見えてきます。


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淡路志筑院

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兵庫県淡路市志筑1731-2
(コメダ珈琲淡路志筑店横)

今回の記事は南あわじ市を中心に作成していますが、洲本市・淡路市で膝痛にお悩みの方も、お近くのハリココ鍼灸治療院・整体院へご相談ください。


まとめ|階段の膝痛は「痛む膝」だけでなく「下りる動作」まで見る

階段を下りるときには、

膝を曲げながら身体を支え、ゆっくり身体を下へ移動させる

必要があります。

そのため、平地では問題なく歩ける方でも、階段の下りだけで膝痛を感じることがあります。

対策では、

「痛くても階段を使って鍛える」

のではなく、

まず安全に階段を利用すること

を優先しましょう。

手すりを使う。

必要なら一段ずつ下りる。

痛みが強い日はエレベーターを利用する。

平地で身体を動かす。

こうした方法も立派な対策です。

そして、膝痛を繰り返している場合には、膝だけではなく太もも・股関節・足首や普段の活動量まで振り返ってみましょう。

南あわじ市・淡路島で、

「階段を下りると膝が痛い」

「以前より階段が怖くなった」

「膝痛で外出を避けるようになった」

という方は、症状を我慢し続けず、身体の状態を一度確認してみてください。

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当院では根本治療を目的としており、そのためには定期的な通院をお願いすることになるため、通院が難しい島外の方は初回キャンペーン価格が適用外となります。(通常価格8,800円での施術とさせていただいております。あらかじめご了承の上、ご予約をお願いいたします。