階段を下りると膝が痛いのはなぜ?上りとの違いを洲本院が詳しく解説
階段を下りるとき、膝をかばうようになっていませんか?
こんにちは。ハリココ鍼灸治療院/整体院 洲本院です。
「階段を上るときは大丈夫なのに、下りると膝が痛い」
「以前は普通に下りていたのに、最近は手すりを使うようになった」
「膝が痛くならないように、一段ずつゆっくり下りている」
「階段を見ると、また膝が痛くならないか少し不安になる」
「平地なら歩けるので、それほど悪くないと思っている」
このようなお悩みはありませんか?
膝痛というと、
「歩くと痛い」
「立ち上がると痛い」
「正座ができない」
などをイメージする方も多いと思います。
しかし、膝の症状はすべての動作で同じように現れるとは限りません。
平地を歩くのは大丈夫。
階段を上るのもそれほど気にならない。
それなのに、階段を下りる瞬間だけ膝が痛い。
このような方もいます。
そのため、
「普通に歩けるから大丈夫」
だけで判断するのではなく、どのような動作で膝に症状が出ているのかを確認することが大切です。
「階段を上る」と「階段を下りる」は同じ動作ではありません
階段を上るときと下りるとき。
どちらも階段を移動するので、同じような動作に感じるかもしれません。
しかし、身体の使い方には違いがあります。
階段を上るときには、身体を上方向へ持ち上げます。
一方、下りるときには片脚で身体を支えながら、身体を下方向へ移動させていきます。
下の段へ足を出しながら、反対側の脚では膝を曲げつつ身体を支える必要があります。
つまり、ただ重力に任せて下へ落ちているわけではありません。
身体が一気に落ちないようにコントロールしながら下りています。
この違いによって、
「上りはそれほど痛くないのに、下りになると膝が痛い」
ということが起こる場合があります。
階段で膝が痛いときには、
「階段だから痛い」
で終わらせず、
上りと下りのどちらがつらいのか
まで分けて考えてみましょう。
どの瞬間に膝が痛いのか確認してみましょう
「階段を下りると膝が痛い」
という情報から、さらに一歩詳しく確認してみます。
最初の一段から痛いのか。
何段か下りているうちに痛くなるのか。
右脚で身体を支えたときに痛いのか。
左脚で支えたときに痛いのか。
下の段へ足を着いた瞬間なのか。
膝を曲げながら身体を下ろす瞬間なのか。
階段を下り終わったあとにも痛みが残るのか。
同じ「階段での膝痛」でも、症状が出るタイミングは人によって異なります。
こうした違いは、身体の状態を考えるための大切な情報になります。
施術を受ける際にも、
「階段で膝が痛いです」
だけでなく、
「右脚で身体を支えながら左脚を下の段へ出すときに、右膝が痛いです」
など、分かる範囲で具体的に伝えていただくと、身体の確認につながります。
もちろん、自分で細かく分析できなくても問題ありません。
大切なのは、
「膝が痛い」という症状名だけで終わらせず、実際に困っている動作を見ることです。
手すりを使うようになったのはいつからですか?
階段で膝が痛くなっても、日常生活では何とか工夫して動けることがあります。
たとえば、
手すりを使う。
壁に手をつく。
一段ずつ下りる。
痛くない脚から下りる。
身体を少し横へ向ける。
エレベーターやエスカレーターを選ぶ。
こうした方法です。
痛みを避けるために工夫すること自体が悪いわけではありません。
強い痛みを我慢して無理に階段を使う必要もありません。
ただ、確認してほしいのは、
「以前と比べて階段の下り方が変わっていないか」
ということです。
以前は何も考えずに階段を下りていた。
最近は必ず手すりを探す。
以前は左右交互に下りていた。
最近は一段ずつ両足をそろえながら下りる。
以前は階段を選んでいた。
最近はエレベーターがあるか先に確認する。
こうした変化は、痛みの強さとは別に、膝痛が生活へ与えている影響を知るための情報になります。
「痛みは3くらいだから大丈夫」とは限りません
痛みの程度を0〜10で表したとき、
「3くらいだから大したことはない」
と思う方もいるでしょう。
もちろん、痛みの強さを確認することは重要です。
しかし、膝痛では数字だけでなく、生活がどう変わっているのかも見てみましょう。
痛み自体は3程度でも、
階段を避けるようになった。
外出先ではエレベーターを探す。
旅行で階段が多い場所を避ける。
買い物へ行く場所が変わった。
二階へ上がる回数を減らした。
趣味へ出かけることが減った。
という状態になっているかもしれません。
この場合、
「まだ我慢できるから問題ない」
だけでは身体の状態を十分に表せません。
痛みの強さと、生活への影響の両方を見ることが大切です。
膝の「どこ」が痛いでしょうか?
膝痛について考えるときには、痛む場所も確認してみましょう。
膝のお皿周辺。
膝の内側。
膝の外側。
膝の裏側。
膝の少し上。
膝の少し下。
人によって「膝が痛い」と感じている場所は異なります。
また、
「最初は膝の前が痛かったけれど、最近は内側も気になる」
「階段では膝の前、歩いたあとは膝の内側が気になる」
など、動作によって場所が変わることもあります。
痛む場所だけで原因を断定することはできませんが、
どこに、どのような動作で症状が出ているのか
を整理しておくことは重要です。
また、膝の痛みだけでなく、
腫れている。
熱を持っている。
曲げにくい。
伸ばしにくい。
引っかかるような感じがする。
力が抜けるような感じがする。
といった症状がないかも確認してみてください。
「年齢だから膝が痛い」で終わらせない
40代、50代、60代と年齢を重ねるにつれて、
「膝が痛いのは年齢のせい」
と思う方も増えてきます。
確かに、身体には年齢に伴うさまざまな変化があります。
しかし、
「年齢=必ず膝が痛くなる」
というわけではありません。
同じ年代でも、
階段を問題なく使える方もいます。
膝痛がある方もいます。
右膝だけ痛い方もいます。
階段だけ痛い方もいれば、平地でも痛い方もいます。
年齢だけですべてを説明することはできません。
「もう歳だから仕方がない」
と最初から諦めるのではなく、
いつから症状が始まったのか。
どの動作がつらいのか。
以前と何が変わったのか。
身体のどこに負担がかかっているのか。
という点を確認してみましょう。
「体重が原因」と一つに決めつけないことも大切
膝が痛くなると、
「体重を減らさないと治らないですよね?」
と心配される方もいます。
体重は膝への負荷を考えるうえで一つの要素にはなります。
しかし、膝痛を体重だけで説明することはできません。
体重が以前とほとんど変わっていないのに、最近になって膝が痛くなった。
左右同じように体重がかかっているはずなのに、片方の膝だけ痛い。
体重を減らしても階段での膝痛が気になる。
このようなケースもあります。
だからこそ、
「体重があるから仕方がない」
「痩せるまで何もできない」
と考えないでください。
体重だけではなく、
太ももの筋肉。
お尻周辺の筋肉。
股関節。
足首。
普段の身体の使い方。
活動量。
仕事。
過去のケガ。
など、さまざまな情報を組み合わせて身体を考えることが大切です。
階段の下りでは太ももの筋肉も働いています
膝が痛いと膝関節そのものに意識が向きますが、階段を下りる動作では太ももの筋肉も重要な役割を担っています。
特に太ももの前側にある大腿四頭筋は、膝を伸ばす動作などに関係する筋肉です。
階段を下りるときには、膝を曲げながら身体が一気に落ちないようコントロールする場面があります。
このときにも太ももの筋肉が働きます。
そのため階段で膝が痛い方では、
「膝だけ」
を見るのではなく、太ももの筋肉がどのような状態なのかを確認することもあります。
ただし、
「太ももを鍛えればすべての膝痛が良くなる」
という意味ではありません。
身体の状態を確認せず、
「膝痛にはスクワット」
「とにかく筋トレ」
と一律に考えるのは注意が必要です。
痛みがある状態で無理な運動を行えば、かえって症状が強くなる場合もあります。
まずは現在の膝がどのような動作で痛むのかを確認することが先です。
お尻や股関節も階段動作に関係しています
階段を下りるときに身体を支えているのは膝だけではありません。
股関節やお尻周辺の筋肉も使われています。
片脚で身体を支える。
反対の脚を次の段へ運ぶ。
身体のバランスを保つ。
こうした動作には、下半身全体の協力が必要です。
そのため膝痛がある方の身体を確認するときには、
股関節を動かしにくく感じないか。
左右で動きに違いがないか。
片脚で身体を支えたときにどうなるか。
お尻周辺に張りや違和感がないか。
といった点を見ることもあります。
膝が痛いからといって、膝以外を動かさないようにするのではなく、膝が身体全体の中でどのように使われているのかを見ることが重要です。
階段を下りるとき、身体が左右に揺れていませんか?
階段を下りているところを自分で見る機会はあまりありません。
そのため、自分がどのように身体を使っているか分からない方も多いでしょう。
膝が痛くなると、無意識に痛い側へ体重をかける時間を短くすることがあります。
その結果、
身体を反対側へ大きく移動させる。
手すりへ強く体重をかける。
身体を横向きにする。
痛くない脚を中心に使う。
といった動きが増える場合があります。
これは身体が痛みを避けるために行っている工夫とも考えられます。
しかし、その状態が長く続くと、
「本来の階段の下り方が分からなくなった」
「膝が痛くない日でも怖くて同じ下り方をしている」
ということもあります。
そのため膝の痛みだけでなく、痛みを避けるために身体の使い方がどう変化しているかも確認していきます。
階段を避け続ければ膝を守れる?
膝が痛ければ、階段を避けるのは自然な行動です。
特に痛みが強い時期に、無理をして何度も階段を上り下りする必要はありません。
一方で、
「膝が痛くなるのが怖いから、今後は絶対に階段を使わない」
と活動そのものを極端に減らすことにも注意が必要です。
活動量が減れば、身体を動かす機会も減っていきます。
大切なのは、
無理に階段を使うことでも、
すべての階段を避けることでもありません。
現在の膝の状態に合わせて活動量を考えることです。
「どこまで動いていいのか分からない」
「運動した方がいいと言われるけれど、痛くなるのが怖い」
という場合には、自己判断で運動量を大きく増やす前に身体の状態を確認してもらうことも一つの方法です。
次の章では、膝痛と太もも・お尻周辺のトリガーポイント、立ち上がりや歩行との違い、自宅でできる対策、膝を鍛える際の注意点、そして医療機関への相談を優先したい症状についてさらに詳しく解説します。
膝痛でもトリガーポイントを確認する理由
ハリココでは、肩こりや腰痛だけでなく、筋肉が関係していると考えられる膝周辺の症状についてもトリガーポイントに着目します。
トリガーポイントとは、筋肉の中に形成される硬く緊張した部分で、刺激した場所そのものだけでなく、少し離れた場所に痛みや重だるさなどを感じることがあります。
膝が痛いと、
「膝のお皿が悪いのかな」
「関節が悪くなっているのかな」
と、どうしても膝そのものに意識が向きます。
もちろん、膝関節自体に問題がないかを確認することは重要です。
一方で、階段を下りる動作では太ももやお尻などの筋肉も働いています。
そのため、筋肉に関係する可能性が考えられる場合には、痛む場所だけでなく周辺の筋肉も確認していきます。
重要なのは、
「膝が痛い=必ず筋肉が原因」でも、「膝が痛い=必ず関節だけの問題」でもない
ということです。
症状が出る場所、動作、筋肉の状態などを組み合わせながら考えていきます。
太ももの前が張っているから「伸ばせばいい」とは限りません
階段を使ったあとに、
「太ももの前側がパンパンになる」
と感じる方もいます。
すると、
「硬いからストレッチしよう」
と考えるかもしれません。
無理のないストレッチで心地よく感じるのであれば、一つのセルフケアにはなります。
ただし、
「硬い筋肉は強く伸ばせば伸ばすほど良い」
というわけではありません。
特に膝を深く曲げると痛い方が、太ももの前を伸ばすために無理やり膝を大きく曲げると、膝の痛みが強くなる場合があります。
ストレッチをしている最中に膝そのものが痛いのであれば、無理をして続けないようにしましょう。
セルフケアは、
「どれだけ伸ばしたか」
ではなく、
行ったあとに身体がどう感じるか
まで確認することが大切です。
「膝痛にはスクワット」と聞いたけれど、やっても大丈夫?
膝痛について調べると、筋力トレーニングとしてスクワットを紹介している情報を目にすることがあります。
確かに、スクワットは下半身を使う代表的な運動です。
しかし、膝が痛い方全員が、同じ回数・同じ深さでスクワットをすればよいわけではありません。
膝を少し曲げただけで痛い方。
深く曲げたときだけ痛い方。
運動中は平気でも翌日に痛みが強くなる方。
階段の下りだけ痛い方。
状態はそれぞれ違います。
「膝を鍛えなければ」と焦り、痛みを我慢しながら回数を増やす必要はありません。
運動を始める場合には、
どのくらい膝を曲げると症状が出るのか。
運動中の痛みはどうなのか。
運動後や翌日に症状が増えていないか。
といった反応も確認しましょう。
運動方法に迷う場合には、身体の状態を確認したうえで自分に合った方法を選ぶことが重要です。
階段以外の動作も確認してみましょう
「階段を下りると膝が痛い」
という方は、階段以外では本当に何も症状がないでしょうか。
たとえば、
椅子から立ち上がる。
低い椅子へ座る。
車から降りる。
しゃがむ。
トイレから立つ。
坂道を下る。
長時間歩く。
買い物から帰ったあと。
このような場面ではどうでしょうか。
階段ほど強い痛みではないため、普段は意識していなかった小さな違和感が見つかることがあります。
反対に、
「立ち上がりも歩行もまったく問題なく、階段の下りだけ痛い」
という情報も重要です。
症状を整理するときには、
痛い動作だけでなく、痛くない動作も確認すること
がポイントになります。
何をすると痛いのか。
何なら問題なくできるのか。
その違いから身体の状態を考えていきます。
坂道を下るときにも膝が気になる方へ
淡路島で生活していると、場所によって坂道を歩く機会もあります。
「階段だけでなく下り坂でも膝が気になる」
という方もいるでしょう。
階段と坂道では動き方が同じではありませんが、どちらも身体を下方向へ移動させる場面です。
そのため、
階段の下りは痛い。
下り坂も痛い。
平地は比較的楽。
という特徴があるのであれば、それも身体を確認するための情報になります。
一方で、
「階段では痛いけれど坂道では大丈夫」
という場合もあります。
「膝痛」という一つの言葉でまとめず、日常生活のさまざまな動作を比較してみると、自分の症状の特徴が見えやすくなります。
車の乗り降りで膝をかばっていませんか?
淡路島では車を利用する機会が多いため、膝痛がある方には車の乗り降りも確認してほしいポイントです。
車から降りるとき、
先に片脚を外へ出す。
身体の向きを変える。
立ち上がる。
という複数の動作を行います。
このときに、
ドアや座席へ手をつく。
痛くない脚へ体重をかける。
身体を勢いよく立ち上げる。
といった動きが増えていないでしょうか。
本人は、
「車の乗り降りはできています」
と思っていても、以前とは違う方法で動いていることがあります。
これも階段と同様に、できるか・できないかだけではなく、どのように行っているかを見ることが大切です。
朝より夕方に膝が気になる場合
膝痛は時間帯によって変化することもあります。
朝は比較的楽。
午前中も問題ない。
午後になると少し違和感が出る。
夕方に階段を下りると痛い。
このような場合には、その日一日の活動量も振り返ってみましょう。
仕事で立っていた。
何度も階段を使った。
買い物で歩いた。
畑仕事や庭仕事をした。
長時間運転した。
家事で立ったりしゃがんだりした。
一つ一つは大きな負担に感じなくても、一日の中で身体を使う回数が積み重なっています。
そのため、
「階段を下りたから膝が痛くなった」
だけでなく、
階段を下りるまでに、その日どのように身体を使っていたのか
も確認してみてください。
痛みが出る前から歩き方を変えていませんか?
膝痛が続くと、痛みを避けるために身体はさまざまな工夫をします。
歩幅を小さくする。
歩く速度を落とす。
痛い側の脚へ体重をかける時間を短くする。
階段では手すりを使う。
しゃがむことを避ける。
こうした変化は、本人が意識せず行っていることもあります。
そして痛みが少ない日でも、
「また痛くなるかもしれない」
という不安から、同じ動きを続けることがあります。
そのため施術では、
「どこが痛いですか?」
だけではなく、
「痛くなってから身体の使い方がどう変わりましたか?」
という点も大切になります。
膝痛を考えるときには、痛みそのものと同時に、痛みによって生まれた身体の使い方の変化にも目を向けましょう。
膝を温める?冷やす?迷ったときは
膝が痛いとき、
「温めた方がいいですか?」
「冷やした方がいいですか?」
という質問もよくあります。
これについても、すべての膝痛に一律の方法が適しているわけではありません。
たとえば転倒やスポーツなど明確なきっかけのあとに膝が腫れ、熱を持っている状態と、以前から階段の下りで慢性的に違和感がある状態では、同じように考えることはできません。
自己判断で長時間冷やし続けたり、熱感や腫れが強い状態を無理に温めたりすることは避けましょう。
特に、
膝が明らかに腫れている。
赤くなっている。
熱を持っている。
急に強い痛みが出た。
という場合には、セルフケアだけで様子を見続けず、医療機関へ相談することをおすすめします。
サポーターを使っている方へ
膝が不安なときに、サポーターを使用している方もいるでしょう。
サポーターを着けることで、
「階段を使うときに安心する」
「仕事中の不安が少ない」
と感じるのであれば、状況によって活用することも一つです。
一方で、
「サポーターがないと一歩も歩けない気がする」
「何年も使っているけれど、膝の状態を確認したことはない」
という場合には、一度現在の状態を確認してみてもよいでしょう。
サポーターを使うこと自体が問題なのではありません。
何のために使っているのか、現在の身体に必要なのかを整理することが大切です。
「軟骨がすり減っているから仕方ない」と言われた経験がある方へ
膝痛で医療機関を受診し、
「変形があります」
「軟骨がすり減っています」
と説明を受けたことがある方もいると思います。
画像検査によって膝関節の状態を確認することは非常に重要です。
そして医師から治療や運動、生活上の注意について指示を受けている場合には、その指示を優先してください。
一方で、画像上の変化だけではなく、
現在どの動作で痛いのか。
どこまで歩けるのか。
階段ではどの瞬間に痛いのか。
太ももやお尻周辺の筋肉はどのような状態なのか。
という現在の機能や生活上の困りごとを確認する視点も大切です。
「年齢だから」
「変形があるから」
という言葉だけで、今後できることまで最初から諦める必要はありません。
医療機関での診断や治療を尊重しながら、身体の使い方や筋肉の状態について考えることができる場合もあります。
こんな膝痛は医療機関への相談を優先しましょう
階段で膝が痛い場合でも、状態によっては整体やセルフケアより医療機関での診察を優先した方がよいケースがあります。
特に、
- 転倒や衝突など明確なケガのあとから強く痛む
- 膝が大きく腫れている
- 赤みや強い熱感がある
- 体重をかけることが難しい
- 膝が突然動かなくなった、伸ばせない
- 膝が頻繁に抜けるような感覚がある
- 発熱など膝以外の症状も伴っている
- 日を追うごとに痛みが強くなっている
といった場合には、適切な医療機関へ相談してください。
また、上記に当てはまらなくても、
「いつもの膝痛とは明らかに違う」
「原因が分からず不安」
「症状が長く続いている」
という場合には、一度医療機関で膝の状態を確認してもらうことも重要です。
膝痛は「痛くなった階段」だけを見ない
ここまで見てきたように、階段を下りるときの膝痛を考えるためには、
階段の上りと下りの違い。
痛む場所。
痛む瞬間。
太ももの状態。
お尻や股関節。
歩き方。
車の乗り降り。
その日の活動量。
痛みを避けるために変化した身体の使い方。
こうした情報を整理することが大切です。
「階段を下りたら痛かったから、階段だけが原因」
とは限りません。
階段は、それまで身体に蓄積していた負担や身体の使い方が症状として現れやすい場面の一つと考えられる場合があります。
次の章では、ハリココ鍼灸治療院/整体院 洲本院で、階段を下りるときの膝痛についてどのようなカウンセリングや動作確認を行うのか、原因筋やトリガーポイントをどう考えるのか、そして9月限定の8周年500円施術体験会について詳しくご紹介します。
洲本院では「階段を下りると膝が痛い」をどう確認する?
ハリココ鍼灸治療院/整体院 洲本院では、
「階段を下りるときだけ膝が痛い」
「上りは大丈夫なのに、下りになると怖い」
「最近は手すりがないと階段を下りにくい」
といったご相談をいただいた場合、まず現在の症状や生活について詳しくお話を伺います。
いつ頃から膝が痛いのか。
何かきっかけがあったのか。
左右どちらの膝が痛いのか。
膝のどのあたりが痛いのか。
階段の上りと下りではどう違うのか。
平地を歩くときはどうなのか。
椅子から立ち上がるときはどうなのか。
しゃがむ動作ではどうなのか。
車の乗り降りではどうなのか。
朝と夕方で違いがあるのか。
仕事や家事のあとに強くなるのか。
過去に膝をケガしたことがあるのか。
医療機関を受診したことがあるのか。
こうした情報を整理していきます。
そして、単に「膝が痛い」という情報だけでなく、
膝痛によって現在何に困っているのか
も大切にしています。
「自宅の階段を普通に下りたい」
「仕事中の階段を怖がらずに使いたい」
「旅行先で階段を気にしたくない」
「買い物へ行ったときにエレベーターを探さずに済むようになりたい」
「以前のように散歩を楽しみたい」
目指す状態は一人ひとり異なります。
だからこそ、痛みの数字だけを見るのではなく、その方がどのような生活を取り戻したいのかまで確認します。
実際に痛みが出る動きを確認する
カウンセリングのあとは、身体の状態に合わせて動作を確認していきます。
膝を曲げる。
膝を伸ばす。
椅子から立ち上がる。
しゃがむ。
片脚へ体重をかける。
歩く。
必要に応じて、階段を下りるときに近い身体の使い方も確認します。
もちろん、強い痛みを我慢して無理に動かしていただくわけではありません。
大切なのは、
どの動きの、どのタイミングで、いつもの膝痛が出るのか
を確認することです。
たとえば膝を曲げるだけでは問題ない。
歩いても痛くない。
しかし片脚で身体を支えながら膝を曲げていくと、いつもの膝の前側に痛みを感じる。
このような違いが分かれば、身体の状態を考えるための情報が増えます。
また、右膝が痛いから右脚だけを見るとは限りません。
左右の動きを比較すると、
「痛くない左脚とは身体の支え方が違う」
「右側だけ股関節を使いにくい」
などの特徴がみられる場合もあります。
左右を比べることも身体を理解するための方法の一つです。
「膝が痛い=膝だけ施術」ではありません
身体の状態を確認したうえで、筋肉へのアプローチが適していると考えられる場合には、ハリココのトリガーポイントケア整体を行います。
膝周辺。
太もも。
お尻周辺。
股関節の動きに関係する筋肉。
どこを確認する必要があるのかは、その方の症状や身体の状態によって異なります。
膝が痛いからといって、
「膝を強く揉む」
という施術ではありません。
カウンセリングでお聞きした内容。
症状が出る動作。
身体を触って確認した筋肉の状態。
これらを組み合わせながら、症状と関係している可能性がある原因筋を考えていきます。
そして、その筋肉に形成されたトリガーポイントへアプローチします。
必要に応じて鍼灸を組み合わせることもあります
身体の状態によっては、整体だけでなく鍼灸をご提案する場合があります。
鍼を使用することで、手技だけではアプローチしにくい筋肉のトリガーポイントを狙うことができます。
ただ、
「膝の近くに鍼をするのは怖い」
「鍼を受けたことがない」
「痛くないか心配」
という方もいると思います。
初めての施術で不安を感じるのは珍しいことではありません。
分からないことや不安なことがあれば、施術前に遠慮なくお伝えください。
ハリココでは国家資格を持つスタッフが身体の状態を確認し、施術内容について説明しながら進めていきます。
鍼灸が必要かどうかについても、身体の状態やご希望などを確認しながら判断します。
施術後は「階段でどう変わったか」を確認する
膝への施術を受けたあと、
「膝が軽く感じる」
「曲げやすい」
と感じることがあるかもしれません。
施術直後の変化も確認しますが、階段で症状が出る方の場合、さらに重要なのは日常生活へ戻ってからです。
次に階段を使ったときはどうだったか。
最初の一段で感じていた痛みはどうだったか。
手すりへの頼り方は変わったか。
一段ずつ下りていたのがどうなったか。
階段を下りたあとに痛みが残る時間はどうだったか。
仕事が終わった夕方にはどうだったか。
こうした点を確認していきます。
身体の変化を、
「治った・治っていない」
だけで判断するのではありません。
たとえば、
以前は階段を下りるたびに痛かった。
それが一日の後半だけになった。
以前は必ず手すりが必要だった。
最近は手すりへかける力が少なくなった。
以前は階段を見るだけで不安だった。
少しずつ普通に使える場面が増えてきた。
このように、日常生活の中で何が変化したのかを見ることが大切です。
痛みが落ち着いてきたあとも重要です
膝痛がある程度落ち着くと、
「もう痛くないから大丈夫」
と思うでしょう。
症状が軽くなることは良い変化です。
ただし、ここで以前とまったく同じ生活へ一気に戻し、急に活動量を増やすことには注意が必要です。
特に膝が痛かった期間が長い方では、その間に身体の使い方が変わっていることがあります。
痛い脚をかばっていた。
歩幅が小さくなっていた。
階段を避けていた。
しゃがむことを減らしていた。
外出する機会そのものが減っていた。
こうした状態から急に、
「痛くないから階段を何往復もしよう」
「筋力を戻すためにスクワットをたくさんしよう」
と活動量を増やす必要はありません。
身体の反応を確認しながら、少しずつ日常生活の範囲を戻していくことが大切です。
目標は「膝を気にしないで生活できること」
膝痛への施術というと、
「痛みを0にする」
ことだけが目標に思えるかもしれません。
しかし、実際の生活ではその先があります。
自宅の階段を普通に使う。
買い物へ行く。
仕事をする。
旅行へ行く。
家族と出かける。
趣味を続ける。
散歩をする。
こうした生活を送るために膝を使っています。
だからこそ、
「痛みが何点か」
だけではなく、
その方がやりたいことをどの程度できているか
という視点も大切です。
「膝が痛いから階段を使えない」
から、
「今日は階段を使っても大丈夫だった」
へ。
さらに、
「そういえば最近、階段で膝のことを考えていなかった」
という状態を目指して身体と向き合っていきます。
膝が痛くなってから行動範囲が狭くなっていませんか?
膝痛は、痛みだけではなく行動にも影響します。
「階段があるから、あそこには行かない」
「長く歩くと不安だから旅行はやめておこう」
「駐車場から遠い店は避けよう」
「二階へ行くのが面倒だから一階だけで生活しよう」
最初は小さな変化でも、それが積み重なると活動する範囲が狭くなってしまうことがあります。
特に、
「まだ歩けているから大丈夫」
と思っている方は、一度以前の生活と比べてみてください。
歩ける距離は変わっていないでしょうか。
外出回数は減っていないでしょうか。
階段を避けることが増えていないでしょうか。
立ったり座ったりする回数を減らしていないでしょうか。
痛みを感じないよう工夫することと、痛みのために生活そのものを狭くしていくことは同じではありません。
膝痛によって「やらなくなったこと」が増えているのであれば、身体について相談する一つのタイミングです。
「もっと痛くなってから」ではなく今の状態を知る
膝が痛くても、
「まだ歩ける」
「仕事はできている」
「階段も手すりがあれば下りられる」
という状態だと、相談を後回しにしてしまうことがあります。
しかし、身体について相談するために、強い痛みが出るまで待つ必要はありません。
最近、階段の下りだけ気になる。
以前より手すりを使うようになった。
長く歩いた日の夕方に膝が重い。
しゃがむことを避けるようになった。
このような段階で一度身体を確認することもできます。
今どの動作で症状が出るのか。
膝以外の身体の動きはどうなのか。
太ももやお尻周辺の筋肉はどのような状態なのか。
普段の生活でどのような負担が積み重なっているのか。
こうした点を整理することで、これからどのように身体と向き合っていくかを考えやすくなります。
洲本院はおかげさまで8周年を迎えました
ハリココ鍼灸治療院/整体院 洲本院は、地域の皆さまに支えていただき、おかげさまで8周年を迎えることができました。
そこで8周年の感謝を込めて、9月限定で初めての方を対象とした500円施術体験会を開催しています。
「階段を下りると膝が痛いけれど、まだ病院や整体へ行くほどではないと思っている」
「膝が気になっているけれど、どこを相談したらいいか分からない」
「一度自分の身体がどうなっているのか知りたい」
そのような方にも、ご自身の身体を確認するきっかけとして活用していただければと思います。
500円という金額だけを目的とした企画ではなく、
現在の身体がどのような状態なのかを知り、これからどう向き合っていくのかを考える機会
としてご利用ください。
初めて施術を受ける方には、分からないことや不安なこともあると思います。
カウンセリングや身体の確認を行い、現在の状態についてできるだけ分かりやすくご説明したうえで施術を進めます。
洲本市で階段を下りるときの膝痛にお悩みの方へ
階段を下りると膝が痛い場合、
「歳だから仕方ない」
「体重のせいだから」
「膝が弱くなったから」
と一つの理由だけで考えないことが大切です。
上りと下りのどちらが痛いのか。
どの瞬間に痛いのか。
膝のどこが痛いのか。
平地ではどうなのか。
立ち上がりではどうなのか。
太ももやお尻、股関節はどのような状態なのか。
以前と身体の使い方が変わっていないか。
こうした情報を一つずつ確認することで、自分の膝痛を理解するための材料が増えていきます。
また、膝の腫れや熱感が強い場合、急なケガのあとから痛む場合、体重をかけることが難しい場合などは、整体やセルフケアより医療機関での診察を優先してください。
そのうえで、
「階段を下りるときの痛みが続いている」
「膝をかばう生活が増えてきた」
「筋肉や身体の使い方についても確認したい」
という方は、ハリココ鍼灸治療院/整体院 洲本院へご相談ください。
9月は8周年の節目だからこそ、これまで地域で身体のお悩みを抱えてきた方が、ご自身の身体を見直すきっかけを作れればと考えています。
ご予約・ご相談はこちらからお問い合わせいただけます。
ハリココ鍼灸治療院/整体院 淡路島3院のご案内
南あわじ本院
〒656-0461
兵庫県南あわじ市市円行寺150番地
(ショッピングプラザパルティ敷地内)
洲本院
〒656-0025
兵庫県洲本市本町5丁目4-24
(イオンスタイル洲本店近く)
8周年感謝企画として、9月限定・初めての方対象の500円施術体験会を開催しています。
淡路志筑院
淡路市志筑
(コメダ珈琲淡路志筑店横)
「階段は下りられるから、まだ大丈夫」と考えるだけではなく、以前と比べて階段の下り方や日常生活が変わっていないか、一度振り返ってみましょう。






