腰が痛いときは動く?安静?腰痛時の過ごし方を淡路島3院が解説

腰が痛いとき、「動くべきか休むべきか」で迷っていませんか?

こんにちは。ハリココ鍼灸治療院/整体院です。

腰が痛くなったとき、

「安静にしていた方がいいですか?」

「少しくらい歩いた方がいいですか?」

「ストレッチをしても大丈夫ですか?」

「仕事は休んだ方がいいでしょうか?」

「寝ていれば早く良くなりますか?」

このように迷った経験はありませんか?

腰痛について調べてみても、

「腰痛は安静にした方がいい」

という情報がある一方で、

「腰痛は動いた方がいい」

という情報も見つかります。

正反対のことが書かれていれば、

「結局どちらが正しいの?」

と分からなくなるのも当然です。

しかし、腰痛への対応を考えるときに重要なのは、すべての方へ同じ答えを当てはめないことです。

腰痛といっても状態はさまざまです。

朝起きたときだけ痛い。

座ったあとに立つと痛い。

長時間歩くと痛い。

立ち仕事のあとに痛い。

動き始めは痛いけれど、少し歩くと楽になる。

身体を動かすほど痛みが強くなる。

突然強い痛みが出た。

何週間も同じ痛みが続いている。

これらをすべて「腰痛」という一つの言葉だけでまとめて、同じ過ごし方を選ぶことはできません。

まずは、自分の腰痛がどのような状態なのかを確認することから始めましょう。

「動くか、休むか」の前に確認してほしいこと

腰が痛いときには、

「運動していいか」

を考える前に、まず症状を整理してみてください。

いつから痛いのか。

突然痛くなったのか。

徐々に痛くなったのか。

何かきっかけがあったのか。

腰のどのあたりが痛いのか。

左右差はあるのか。

お尻や脚にも症状があるのか。

朝と夕方ではどう違うのか。

座っているとどうなのか。

立っているとどうなのか。

歩くとどうなのか。

前へかがむとどうなのか。

身体を反らすとどうなのか。

寝ているとどうなのか。

こうした情報によって、腰痛の特徴が少しずつ見えてきます。

たとえば、

「座っていると腰が重くなるけれど、少し歩くと楽になる」

という方と、

「歩き始めると腰から脚に強い痛みが出て、休まないと歩けない」

という方では、同じ「歩く」という行動でも意味が異なります。

だからこそ、

「腰痛にはウォーキングがいいらしい」だけで判断しないことが大切です。

腰が痛いと「動くのが怖い」と感じることがあります

一度強い腰痛を経験すると、

「また痛くなったらどうしよう」

と不安になることがあります。

床の物を取る。

椅子から立つ。

靴下を履く。

車から降りる。

布団から起き上がる。

こうした何気ない動作でも、

「この動きをすると腰が痛くなるかもしれない」

と慎重になることがあります。

特に、過去にぎっくり腰のような強い腰痛を経験している方では、

「腰を曲げるのが怖い」

「重い物を持つのが怖い」

「運動するとまた痛めそう」

と感じることもあるでしょう。

痛みが強いときに無理をする必要はありません。

一方で、痛みへの不安から必要以上に身体を動かさなくなってしまうことにも注意が必要です。

腰痛への対応では、痛みそのものだけでなく、痛みによって生活や身体の使い方がどう変わっているかも確認していきます。

「とにかく寝ていればいい」とは限りません

腰が痛いと、

「できるだけ動かずに寝ていよう」

と考える方もいます。

痛みが非常に強く、起き上がること自体が難しいときには、一時的に楽な姿勢で休むことも必要でしょう。

無理に歩いたり運動したりする必要はありません。

ただし、腰痛がある方全員に長期間の完全な安静が必要というわけではありません。

症状によっては、長時間横になり続けることで身体を動かす機会が減り、

「寝ている間は楽だったけれど、起き上がると身体全体が固まったように感じる」

「数日ほとんど動かなかったら、立つこと自体が怖くなった」

ということもあります。

大切なのは、

「痛いから絶対に動かない」

でも、

「動いた方がいいから痛くても動く」

でもありません。

現在の状態に合わせて、できる範囲の活動を考えることです。

反対に「動いた方がいいから」と無理をしない

腰痛について、

「安静にしすぎるのは良くない」

という情報を知っている方ほど、反対に無理をしてしまうことがあります。

痛いけれどウォーキングへ行く。

痛みを我慢してストレッチする。

いつも通り筋力トレーニングをする。

腰が痛いのに重い物を持つ。

このような行動が必ず適切とは限りません。

身体を動かした際に、

痛みが急激に強くなる。

脚への痛みやしびれが強くなる。

動いたあと長時間症状が悪化する。

翌日明らかに状態が悪くなる。

といった場合には、運動量や内容を見直す必要があります。

「動くこと」と「無理をすること」は別です。

腰痛があるときほど、身体の反応を確認しながら活動量を考えましょう。

寝ていると楽なら、ずっと寝ていた方がいい?

「横になっていると腰は痛くない」

という方もいます。

この場合、

「寝ていれば痛くないのだから、一日寝ていよう」

と思うかもしれません。

しかし確認したいのは、横になっているときだけではありません。

起き上がるとどうなのか。

立ったあとはどうなのか。

少し歩くとどうなのか。

再び座るとどうなのか。

こうした動作によって症状がどう変化するかを見てみましょう。

たとえば、

寝ている間は楽。

起き上がった瞬間は腰が重い。

数分歩くと少し動きやすくなる。

という方もいます。

一方で、

横になっていても痛い。

夜中に強い痛みで目が覚める。

どの姿勢でも痛みが変わらない。

という場合もあります。

同じ「寝ている」という状態でも、症状の特徴は異なります。

「歩くと楽になる腰痛」もあります

長時間座ったあと、

「最初の数歩は腰が伸びにくいけれど、歩いているうちに少し楽になる」

という方がいます。

このような場合には、身体を少し動かすことが楽につながることがあります。

たとえばデスクワーク中、

何時間も座り続ける。

腰が重くなる。

立ち上がる。

少し歩く。

すると身体が動かしやすくなる。

というパターンです。

このような方であれば、一日の中で座り続ける時間を短くすることが対策の一つになる可能性があります。

30分間の運動時間を新たに作らなくても、

コピーを取りに立つ。

飲み物を取りに行く。

トイレへ歩く。

昼休みに少し歩く。

といった短い活動でも、同じ姿勢を区切ることができます。

ただし、

「歩けば腰痛が改善する」

とすべての方に当てはめることはできません。

歩くほど症状が強くなる場合には、別の視点で身体を確認する必要があります。

歩くほどつらくなる場合は無理をしない

腰痛がある方の中には、

「歩き始めは大丈夫だけれど、10分くらいすると腰や脚がつらくなる」

「歩いていると脚にしびれが出てくる」

「少し休むとまた歩ける」

という方もいます。

このような症状がある場合に、

「腰痛には歩くのがいいから」

と無理に距離を延ばすことはおすすめできません。

どのくらい歩くと症状が出るのか。

腰だけなのか、脚にも症状があるのか。

立ち止まるだけで楽になるのか。

座ると楽になるのか。

前かがみになると変化するのか。

こうした特徴を確認し、必要に応じて医療機関へ相談することが大切です。

特に脚のしびれや筋力低下などを伴う場合には、自己判断で運動量を増やさないようにしましょう。

座っていると腰が痛い方は「座り方」だけが問題?

長時間座っていると腰が痛くなる方は、

「姿勢が悪いからだ」

と思うことがあります。

もちろん、椅子や机、座り方などの環境を確認することは重要です。

ただし、

「正しい姿勢をずっと続ければ腰痛にならない」

とは限りません。

背筋を伸ばした姿勢でも、何時間も同じ状態が続けば身体への負担になることがあります。

そのため、座り方を完璧にすることだけではなく、

座り続ける時間をどう区切るか

という視点も持ってみましょう。

また、腰痛があると、

「腰に悪そうだから」

と極端に背筋を伸ばしたり、腰を反らせたりして座る方もいます。

力を入れた姿勢を長時間維持することが、かえって疲れにつながる場合もあります。

姿勢は一つの形に固定するものではなく、こまめに変化させることが大切です。

車の運転後に腰が痛くなる方へ

淡路島では、通勤や買い物、仕事、家族の送迎などで車を利用する機会が多い方もいます。

そのため、

「運転している間は大丈夫なのに、車から降りた瞬間に腰が痛い」

「長距離を運転したあと、腰が伸びにくい」

というご相談もあります。

運転中は座った姿勢が長く続きます。

さらに、

アクセルやブレーキを操作する。

ハンドルを握る。

前方を見る。

という一定の身体の使い方が続きます。

このような方では、

「運転そのものが悪い」

と考えるより、

どのくらい連続して運転しているのか。

シートの位置は合っているのか。

車を降りた直後だけ痛いのか。

少し歩けば変化するのか。

運転した日の夜や翌朝はどうなのか。

まで確認してみましょう。

長距離運転を避けられない場合には、可能な範囲で休憩を入れ、車から降りて少し身体を動かすことも一つの方法です。

立ち仕事で腰が痛い方は「休む=座る」だけではありません

長時間立って仕事をしている方では、

「腰が痛くなったら座って休む」

ということが多いでしょう。

座ることで楽になるのであれば、休憩として活用できます。

ただし、座ったあとに再び立つと強く痛む方もいます。

この場合、

「立っているのが悪い」

「座るのが悪い」

と一方だけを原因にするのではなく、同じ姿勢がどのくらい続いているのかを確認することが大切です。

立つ。

少し歩く。

座る。

また立つ。

身体にとっては、このように姿勢や動作が変化することも重要です。

仕事上、長時間立ち続けなければならない場合でも、

足の位置を変える。

左右への体重のかけ方を変える。

短い移動を挟む。

可能なタイミングで座る。

など、同じ姿勢を固定し続けない工夫を考えてみましょう。

家事・農作業・庭仕事のあとの腰痛

淡路島では、日常生活の中で畑仕事や庭仕事をされる方もいます。

また、掃除、料理、洗濯などの家事でも腰を使います。

これらに共通するのが、

前かがみ。

中腰。

しゃがむ。

立ち上がる。

物を持つ。

移動する。

といった動作です。

作業中は集中していて痛みをあまり感じず、

「終わってから腰が伸びにくい」

「夕方になって痛くなった」

ということもあります。

そのため、

「痛くなった瞬間に何をしていたか」

だけではなく、

その日の朝からどのくらい身体を使っていたか

を振り返ってみましょう。

30分の草むしりだけが原因ではなく、それ以前の仕事や運転、家事などの負担が積み重なっていた可能性もあります。

腰が痛いからといって腰だけが関係しているとは限りません

腰痛があると、当然腰へ意識が向きます。

しかし身体を動かすときには、腰だけが単独で働いているわけではありません。

立つ。

座る。

歩く。

しゃがむ。

物を持ち上げる。

これらの動作には、股関節やお尻周辺の筋肉なども関係しています。

そのため、

「腰が痛いから腰だけを揉む」

「腰が硬いから腰だけを伸ばす」

という方法だけではなく、身体全体の動きを確認することが大切です。

特に、

座ったあとに立つと痛い。

前かがみから身体を起こすと痛い。

車から降りると痛い。

歩き始めに腰が伸びにくい。

といった方では、腰だけでなくお尻や股関節周辺も含めて状態を確認することがあります。

次の章では、腰痛とお尻・股関節周辺の筋肉やトリガーポイントとの関係、腰痛時のストレッチやウォーキングの考え方、コルセットとの付き合い方、そしてセルフケアより医療機関への相談を優先したい腰痛について詳しく解説します。

腰痛ではお尻や股関節周辺も確認します

腰が痛いと、

「腰の筋肉が硬いのかな?」

と考える方が多いと思います。

もちろん腰周辺の筋肉を確認することは大切です。

しかし、立つ・座る・歩く・しゃがむといった日常動作では、腰だけが働いているわけではありません。

特に確認したい場所の一つが、お尻や股関節周辺です。

椅子から立ち上がる。

階段を上る。

車から降りる。

床から立つ。

荷物を持ち上げる。

歩く。

こうした動作では股関節が動き、お尻周辺の筋肉も働きます。

そのため、腰に症状を感じていても、身体を確認するとお尻や股関節周辺の状態が関係している可能性があります。

「腰痛だから腰だけ」

と考えず、症状が出る動作全体を見ることが重要です。

お尻が硬い=必ず腰痛の原因ではありません

一方で、

「お尻が硬いから腰痛になる」

と決めつけることにも注意が必要です。

身体の硬さには個人差があります。

また、同じ程度の柔軟性でも腰痛がある方とない方がいます。

重要なのは、

「柔らかいか、硬いか」

だけではありません。

実際に身体を動かしたとき、

どの動きで腰が痛むのか。

股関節を動かすとどうなのか。

左右差はあるのか。

立ち上がりではどうなのか。

歩くとどうなのか。

こうした情報を組み合わせて考えます。

単純に、

「硬いから伸ばせばいい」

という考えだけでは、現在の腰痛に合わないこともあります。

トリガーポイントが腰痛に関係することもあります

ハリココでは、腰痛を確認するときにトリガーポイントにも着目しています。

トリガーポイントとは、筋肉の中に形成される硬く緊張した部分です。

特徴の一つとして、その場所だけでなく、少し離れた場所へ痛みや重だるさなどを感じる場合があります。

これを関連痛と呼びます。

たとえば本人は、

「腰のこの辺りが痛い」

と感じていても、身体を確認していくと、お尻など腰とは少し離れた筋肉の状態が症状に関係している可能性があります。

反対に、腰周辺の筋肉の状態が別の場所へのつらさに関係することもあります。

そのため、

「一番痛いところを強く揉めばいい」

とは限りません。

症状が出る場所と、症状に関係している筋肉が一致しないこともあるからです。

痛い場所を強く押し続ければいい?

腰が重いと、

「ここを押してほしい」

という場所が見つかることがあります。

自宅でも、

マッサージ器。

ボール。

ストレッチポール。

家族に押してもらう。

といった方法でケアをしている方もいるでしょう。

心地よい範囲で行うこと自体を否定するものではありません。

ただし、

痛みを我慢するほど強く押す。

翌日まで痛みが残るほど刺激する。

同じ場所を長時間押し続ける。

といった方法は避けましょう。

強い刺激を入れれば、それだけ早く身体が良くなるわけではありません。

セルフケアを行う場合は、行っている最中だけでなく、その後に症状がどう変化したかまで確認することが大切です。

腰痛があるときにストレッチをしてもいい?

腰痛になると、

「身体が硬いからストレッチをしよう」

と考える方も多いでしょう。

ストレッチをしたあと身体が楽になり、症状が悪化しないのであれば、無理のない範囲で取り入れられることがあります。

しかし、

腰痛=ストレッチをすればいい

とは限りません。

前へ曲げると強く痛い方が、さらに前屈を繰り返す。

脚にしびれが出ているのに強く伸ばす。

痛いところまで反動をつけて動かす。

このような方法は避けてください。

ストレッチ中に、

「伸びて気持ちいい」

と感じる程度なのか、

「腰や脚へ鋭い痛みが走る」

のかでは意味が違います。

身体の反応を確認しながら行いましょう。

「毎日ストレッチしているのに腰が痛い」という方へ

毎日ストレッチを続けているのに、

「そのときは楽だけれど、翌日にはまた痛い」

という方もいます。

この場合、

「ストレッチの回数が足りない」

とは限りません。

たとえば一日の中で、

朝に10分ストレッチをする。

その後8時間近く座って仕事をする。

通勤で長時間運転する。

帰宅後はソファで過ごす。

という生活であれば、10分のストレッチだけではなく、残りの時間をどう過ごしているかも確認する必要があります。

セルフケアは重要ですが、それだけに頼るのではなく、

症状を繰り返している日常生活そのものを見ること

も大切です。

ウォーキングは「何分歩けばいい?」より身体の反応を確認

腰痛対策としてウォーキングを始めようと考える方もいます。

そこで、

「一日何分歩けばいいですか?」

「何歩歩けばいいですか?」

という疑問が出てきます。

しかし、すべての方へ同じ時間や歩数を設定することはできません。

普段ほとんど運動していない方が、腰痛を何とかしようとして突然一時間歩けば、かえって身体への負担が大きくなる可能性があります。

まずは、

歩いている最中はどうか。

歩いた直後はどうか。

その日の夜はどうか。

翌朝はどうか。

を確認してみましょう。

短い距離から始めて問題がなければ、身体の状態に合わせて活動量を考えていく方法もあります。

「一日1万歩歩かなければ意味がない」

などと数字だけを目標にする必要はありません。

調子が良い日に一気に動きすぎない

慢性的な腰痛では、

「今日は腰が楽だから、今のうちに全部やってしまおう」

となることがあります。

溜まっていた家事をまとめて行う。

庭仕事を長時間する。

久しぶりに運動する。

買い物へ何軒も回る。

長距離を歩く。

その日は問題なくても、夜や翌朝になって、

「やっぱり腰が痛くなった」

ということもあります。

この場合、

「動くと腰に悪い」

と判断するのではなく、一度に行った活動量が多すぎなかったかも考えてみましょう。

身体の状態が良くなってきたときこそ、活動量を段階的に戻していくことが重要です。

腰痛がある日は家事を全部やめるべき?

腰が痛い日に、家事を完全に休めるのであればそれも一つの方法です。

しかし現実には、

「家事を全部休むわけにはいかない」

という方も多いでしょう。

その場合には、ゼロか100かで考えないようにします。

掃除を一度に全部終わらせない。

洗濯と掃除の間に休憩を入れる。

重たい物は無理に一人で持たない。

床で行う作業を長時間続けない。

前かがみの作業を区切る。

このように、作業を分けるという方法があります。

腰痛があるから何もしないのではなく、だからといって普段通りすべてを無理に行うのでもありません。

「今日はどの程度ならできるか」

を身体の反応に合わせて考えてみましょう。

仕事は休むべき?

腰痛が出たとき、

「仕事へ行っても大丈夫なのか」

という問題もあります。

これも症状や仕事内容によって異なります。

デスクワーク。

立ち仕事。

介護。

運送。

農作業。

重量物を扱う仕事。

同じ腰痛でも仕事で求められる動作が違うため、一律に判断することはできません。

仕事へ行く場合にも、

重たい物を持つ作業を一時的に減らせるか。

長時間同じ姿勢にならないようにできるか。

休憩を増やせるか。

仕事内容を一時的に調整できるか。

といった方法を検討できる場合があります。

症状が強い場合や安全に業務を行えない場合には、無理をせず医療機関へ相談してください。

コルセットはつけた方がいい?

腰痛が出たときにコルセットを使用する方もいます。

「つけている方が安心する」

「仕事中は動きやすい」

と感じる場合もあるでしょう。

一方で、

「ずっとつけていると筋肉が弱くなるのでは?」

と不安になる方もいます。

コルセットが必要か、どの程度使用するかは腰痛の状態や生活によって異なります。

そのため、

「腰痛なら必ずつける」

「絶対につけない方がいい」

という二択で考える必要はありません。

医療機関から使用方法について指示を受けている場合は、その指示に従ってください。

また、コルセットをつけているからといって、強い痛みを我慢して無理な作業をしてよいわけではありません。

コルセットは「無理をしても大丈夫になる道具」ではないということも覚えておきましょう。

腰痛が軽くなってきたときほど焦らない

腰痛が少し落ち着いてくると、

「もう治った」

と思って一気に元の生活へ戻したくなることがあります。

しかし、

昨日までほとんど動いていなかったのに、急に長時間歩く。

休んでいた筋力トレーニングを以前と同じ負荷で再開する。

溜まっていた庭仕事を一日で終わらせる。

といった急激な活動量の増加には注意が必要です。

まずは日常生活の中で、

起きる。

着替える。

歩く。

仕事をする。

買い物へ行く。

家事をする。

といった基本的な活動がどの程度できるかを確認します。

そのうえで、身体の反応を見ながら活動範囲を戻していきましょう。

「痛みが0になるまで何もしない」と考えすぎない

反対に、

「完全に痛みがなくなるまでは何もしない」

と考える方もいます。

慢性的な腰痛の場合、痛みが完全に0になる日を待っているうちに活動量が減ってしまうこともあります。

そこで確認したいのは、

痛みの数字だけではありません。

以前より長く歩けるようになった。

椅子から立つときの怖さが減った。

朝の支度がしやすくなった。

仕事中に腰を気にする回数が減った。

買い物へ行けるようになった。

こうした生活上の変化も重要です。

身体の状態を見るときには、痛みの強さだけでなく「何ができるようになっているか」も確認することが大切です。

自分で様子を見続けない方がよい腰痛もあります

腰痛の多くは日常生活の中で経験する身近な症状ですが、中には医療機関での評価を優先した方がよいものもあります。

特に、

  • 転倒や事故など大きな外傷のあとから強く痛む
  • 脚に強いしびれや力の入りにくさが出ている
  • 排尿や排便の異常がある
  • 股の周辺に感覚の異常がある
  • 発熱や強い体調不良を伴う
  • 安静にしていても非常に強い痛みが続く
  • 夜間に強い痛みで何度も目が覚める
  • 原因が分からない体重減少など全身の変化を伴う
  • 日を追うごとに急激に悪化している

といった場合には、整体や運動、セルフケアよりも医療機関への相談を優先してください。

また、症状が長期間続いている場合や、

「これまでの腰痛とは明らかに違う」

と感じる場合も、一度医療機関へ相談することを検討しましょう。

特に排尿・排便の異常や股周辺の感覚異常、急速に進む脚の筋力低下などがある場合は、早急な医療機関への受診が必要です。

「画像で異常がない=何も問題がない」とは限りません

腰痛で医療機関を受診し、

「大きな異常はありませんでした」

と言われた経験がある方もいるでしょう。

それ自体は重要な情報です。

一方で、

「異常がないなら、この痛みは気のせいなのかな」

と考える必要はありません。

画像検査などで大きな問題が確認されなくても、身体を動かした際の痛みや筋肉の状態、日常生活での負担などを確認する余地があります。

医療機関での評価を受けたうえで、

長時間座ると痛い。

運転後に痛い。

立ち上がりで痛い。

仕事をすると繰り返す。

といった症状が続いているのであれば、日常動作や筋肉の状態という視点から身体を見ていくことも一つの考え方です。

腰痛を「年齢だから」で終わらせない

40代、50代、60代になると、

「もう年齢だから腰が痛いのは仕方ない」

と思う方もいます。

確かに身体は年齢とともに変化します。

しかし、年齢だけで現在の腰痛のすべてを説明できるわけではありません。

同じ年代でも、

座る時間。

仕事。

運転時間。

運動量。

家事。

農作業。

睡眠。

これまでのケガ。

身体の使い方。

は一人ひとり異なります。

「年齢だから仕方ない」

と終わらせるのではなく、

自分の場合は、どのような場面で腰へ負担がかかっているのか

を整理してみることが大切です。

我慢できる痛みでも、生活が変わっていないか確認しましょう

腰痛の相談時期を、

「歩けなくなったら」

「仕事へ行けなくなったら」

と考えている方もいます。

しかし、それ以前から生活が少しずつ変化している場合があります。

床の物を取るときに必ず手をつく。

朝、靴下を履くのに時間がかかる。

長距離運転を避ける。

旅行先で歩く距離が気になる。

庭仕事を家族に任せることが増えた。

腰が怖くて運動をやめた。

休日は横になっている時間が増えた。

こうした変化があるのであれば、

「まだ我慢できる」

だけで判断しなくてもよいでしょう。

腰痛を見るときには、痛みの強さだけではなく、その腰痛によって生活の選択肢が狭くなっていないかという視点も大切です。

次の章では、ハリココ鍼灸治療院/整体院の南あわじ本院・洲本院・淡路志筑院で、腰痛の方にどのようなカウンセリングや動作確認を行うのか、原因筋やトリガーポイントをどう考えるのか、施術後にどのような変化を確認するのかを詳しくご紹介します。

さらに、現在洲本院で実施している8周年感謝企画・9月限定の初めての方500円施術体験会についても、記事の最後でご案内します。

ハリココでは腰痛をどのように確認する?

ハリココ鍼灸治療院/整体院では、腰痛の方に対して、

「どこが痛いですか?」

だけを確認して施術を始めるわけではありません。

腰痛といっても、

朝に痛い。

座ったあとに立つと痛い。

長時間立つと痛い。

運転後に痛い。

歩いていると痛い。

前へかがむと痛い。

身体を反らすと痛い。

寝返りで痛い。

など、症状の出方は人によって異なります。

そのため、まずは現在の症状について詳しくお話を伺います。

いつ頃から腰痛があるのか。

急に始まったのか、徐々に始まったのか。

何かきっかけがあったのか。

痛みの強さはどの程度か。

一日の中で変化するのか。

どの動作でつらいのか。

どの姿勢だと楽なのか。

お尻や脚にも症状があるのか。

仕事では座る時間が長いのか。

立っている時間が長いのか。

運転をすることが多いのか。

家事や農作業などで中腰になることが多いのか。

これまで医療機関を受診したことがあるのか。

こうした情報を会話の中で整理していきます。

「腰が痛い」だけでなく、生活で困っていることも確認します

痛みの強さを確認することは大切です。

しかし、それだけでは現在の腰痛が生活へどの程度影響しているのか分かりません。

たとえば、

「痛みは10段階で4くらいです」

という方でも、

長時間運転が不安。

朝の着替えに時間がかかる。

仕事中に何度も腰を伸ばしている。

庭仕事を避けるようになった。

旅行先で歩く距離が気になる。

孫を抱き上げることを控えている。

ということがあります。

反対に、痛みの数字は少し高くても、生活動作には大きな支障が出ていない方もいます。

そのためハリココでは、

その腰痛によって何に困っているのか

も大切な情報として確認します。

どのような状態を目指したいのかも大切です

腰痛の施術というと、

「痛みを減らすこと」

だけが目標に見えるかもしれません。

しかし、実際にはその先にある生活があります。

朝スムーズに起きたい。

仕事中に腰を気にせず過ごしたい。

長距離運転をしたい。

買い物へ行きたい。

庭仕事を続けたい。

旅行を楽しみたい。

趣味を再開したい。

このような目標が分かれば、身体の変化も評価しやすくなります。

「痛みが何点になったか」

だけではなく、

「以前できなかったことができるようになったか」

という視点も大切です。

腰痛が出る動きを実際に確認します

カウンセリングのあとは、身体の状態に合わせて動作を確認します。

前へかがむ。

身体を起こす。

腰を反らす。

身体を左右へ動かす。

椅子から立つ。

座る。

歩く。

必要に応じて片脚へ体重をかける。

こうした動作を無理のない範囲で行います。

ここで大切なのは、

「身体が硬いですね」

と判断することだけではありません。

たとえば、

前かがみでは大丈夫だが、身体を起こす瞬間に痛い。

座っていると痛いが、立つと楽になる。

立ち上がりの最初だけ痛い。

少し歩くと楽になる。

反らすと腰の一部に痛みが出る。

こうした症状が出るタイミングを確認します。

痛い動作を何度も無理に行うわけではありません

身体の状態を確認すると聞くと、

「痛い動きを何度もさせられるのでは?」

と不安になる方もいるかもしれません。

強い痛みを我慢して動く必要はありません。

特に、

脚に強いしびれが出る。

力が入りにくい。

動くほど症状が強くなる。

という場合には、無理に繰り返さないことが大切です。

身体の状態を把握するために必要な範囲で確認し、症状を悪化させないように進めます。

筋肉を触って原因筋の仮説を立てます

カウンセリングや動作確認の内容をもとに、腰やお尻、股関節周辺の筋肉を確認します。

腰が痛いからといって、必ず腰だけを触るわけではありません。

実際に筋肉を確認すると、

「そこを押されると普段の腰痛と似た感じがする」

「お尻を押されると腰まで響く感じがする」

ということがあります。

こうした反応も一つの情報として、症状と関係している可能性のある原因筋を考えていきます。

一つの筋肉だけですべての腰痛を説明できるわけではありません。

しかし、

どの動作で痛いのか。

どの筋肉に反応があるのか。

普段どのような負担が続いているのか。

こうした情報を組み合わせることで、施術の方向性を考えやすくなります。

トリガーポイントケア整体でアプローチ

筋肉へのアプローチが適していると判断した場合には、ハリココのトリガーポイントケア整体を行います。

症状と関係している可能性のある筋肉やトリガーポイントを確認しながら施術します。

ここでも、

「痛い場所を強く押せばいい」

という考え方ではありません。

刺激が強すぎる場合には、その場でお伝えください。

施術は強さを競うものではありません。

身体の状態や反応を確認しながら進めていきます。

必要に応じて鍼灸を組み合わせます

腰痛の状態によっては、整体に加えて鍼灸をご提案することがあります。

鍼を使用することで、手技だけでは届きにくい筋肉のトリガーポイントを狙うことができます。

初めて鍼を受ける方の場合、

「怖い」

「どのくらい刺激があるのか分からない」

と不安に感じることもあるでしょう。

その場合は事前にお伝えください。

ハリココでは、国家資格を持つスタッフが身体の状態を確認しながら施術を行います。

すべての方へ同じ施術を行うわけではありません。

施術後は「痛みが減ったか」だけで終わらせません

施術後、

「腰が軽くなった」

「立ち上がりやすい」

「前へかがみやすい」

と感じることがあります。

もちろん、その場の変化を確認することは大切です。

しかし、本当に確認したいのはその後の日常生活です。

仕事に戻ったときはどうだったか。

運転後はどうだったか。

朝起きたときはどうだったか。

庭仕事のあとどうだったか。

何分くらい座ると症状が出たか。

以前より歩きやすかったか。

こうした変化を見ていきます。

たとえば、

以前は10分座ると痛かったが、30分くらい大丈夫だった。

以前は車から降りるとすぐ痛かったが、以前ほど気にならなかった。

以前は朝の着替えがつらかったが、少し楽だった。

このような変化も重要です。

腰痛は「痛い・痛くない」の二択だけで見ない

身体の回復を考えるとき、

痛みが0か100か。

だけで判断すると、小さな変化を見逃してしまいます。

症状が出るまでの時間が延びた。

痛みの強さが少し下がった。

朝の動き出しが楽になった。

仕事後の疲れ方が変わった。

休日に外出できた。

腰を気にする回数が減った。

こうした変化も身体の状態が変わっているサインになります。

痛みが落ち着いたあとに一気に動きすぎない

腰の調子が良くなると、

「今のうちに動いておこう」

と思う方もいます。

そこで、

長時間の庭仕事。

久しぶりの運動。

大量の家事。

長距離ウォーキング。

などを一気に行うと、再び負担が大きくなることがあります。

身体の調子が戻ってきたときほど、活動量は段階的に増やしていきましょう。

昨日より少し動く。

問題がなければ少し増やす。

翌日の反応を見る。

このように、身体の反応を確認しながら戻していくことが大切です。

「安静か運動か」ではなく、その日の状態に合わせて考える

今回の記事のテーマである、

「腰が痛いときは動くべきか、安静にするべきか」

について、最も大切なのは二択で考えないことです。

強い痛みがあるときには休む必要があることもあります。

動いた方が楽になる方もいます。

動きすぎると悪化する方もいます。

座り続けるとつらい方もいます。

歩くとつらくなる方もいます。

だからこそ、

今の自分の腰痛が、どの動作でどのように変化するのか

を確認することが重要です。

「まだ我慢できる」段階でも相談して構いません

腰痛の相談というと、

「動けなくなってから」

「仕事へ行けなくなってから」

と考える方もいます。

しかし、

長距離運転を避けるようになった。

朝の支度に時間がかかる。

休日は横になる時間が増えた。

仕事中に何度も腰を気にしている。

庭仕事や趣味を控えている。

という変化があるのであれば、すでに腰痛が生活へ影響している可能性があります。

強い痛みが出るまで我慢し続ける必要はありません。

淡路島で腰痛にお悩みの方へ

腰痛があると、

「動かない方がいい」

「動いた方がいい」

という情報に迷うことがあります。

しかし、重要なのは、

症状の強さ。

始まり方。

動作。

時間帯。

生活環境。

仕事。

運転。

身体の使い方。

これらをまとめて見ることです。

腰痛を一つの言葉だけで判断せず、自分の身体がどのような状態なのかを確認してみましょう。

南あわじ市で腰痛にお悩みの方は南あわじ本院へ。

洲本市で腰痛にお悩みの方は洲本院へ。

淡路市で腰痛にお悩みの方は淡路志筑院へ。

それぞれお気軽にご相談ください。

洲本院では8周年・9月限定500円施術体験会を開催中です

ハリココ鍼灸治療院/整体院 洲本院は、地域の皆さまに支えていただき、おかげさまで8周年を迎えることができました。

そこで8周年の感謝を込めて、9月限定で初めての方を対象とした500円施術体験会を開催しています。

腰痛について、

「一度身体の状態を見てもらいたい」

「いつも同じ場所が痛くなる理由を知りたい」

「まだ我慢できるけれど、悪化する前に相談したい」

という方にとって、身体の状態を確認するきっかけとしてご活用いただければと思います。

500円という金額だけを目的とした企画ではなく、現在の身体がどのような状態なのかを知り、今後どのように向き合っていくかを考える機会としてご利用ください。

初めての方が対象で、9月限定の企画です。

ご予約・ご相談はこちら

https://lin.ee/Xrj8Vbi

ハリココ鍼灸治療院/整体院 淡路島3院のご案内

南あわじ本院

〒656-0461
兵庫県南あわじ市市円行寺150番地
(ショッピングプラザパルティ敷地内)

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兵庫県洲本市本町5丁目4-24
(イオンスタイル洲本店近く)

淡路志筑院

淡路市志筑
(コメダ珈琲淡路志筑店横)

腰痛があるときは、

「動くか、休むか」

だけで考えず、今の身体が何をすると楽で、何をするとつらくなるのかを確認するところから始めてみましょう。

※島外よりお越しの方へ※

当院では根本治療を目的としており、そのためには定期的な通院をお願いすることになるため、通院が難しい島外の方は初回キャンペーン価格が適用外となります。(通常価格8,800円での施術とさせていただいております。あらかじめご了承の上、ご予約をお願いいたします。)