椅子から立ち上がると膝が痛いのはなぜ?動き始めの膝痛を淡路志筑院が解説
こんにちは。ハリココ鍼灸治療院/整体院 淡路志筑院です。
膝の痛みというと、
「歩いていると痛い」
「階段がつらい」
というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし実際には、
「座っている間は何ともないのに、立ち上がる瞬間だけ痛い」
「椅子から立った直後、膝が伸びにくい」
「長く座ったあと、最初の数歩だけ膝がつらい」
という方もいます。
食事が終わって椅子から立つ。
ソファから立つ。
仕事中にデスクから立つ。
トイレから立つ。
車から降りる。
こうした動作は毎日の生活の中で何度も繰り返します。
そのため、立ち上がりのたびに膝が痛むようになると、
「また痛むかな」
と動作そのものに不安を感じるようになることもあります。
今回は、椅子などから立ち上がるときに起こる膝痛について詳しく見ていきましょう。
「立ち上がると膝が痛い」でもタイミングは違います
まず確認したいのが、立ち上がり動作のどのタイミングで膝が痛むのかです。
身体を前へ倒した瞬間。
お尻が椅子から離れる瞬間。
膝へ力を入れた瞬間。
身体が伸びていく途中。
完全に立ったところ。
立ったあとの最初の一歩。
同じ「立ち上がると痛い」という症状でも、このような違いがあります。
たとえば、
「立ち上がる瞬間は痛いけれど、立ってしまえば大丈夫」
という方もいれば、
「立つことはできるけれど、そのあとの一歩目が痛い」
という方もいます。
この違いを整理することは、現在の身体の状態を考えるうえで大切です。
座っているときは痛くないのに、なぜ立つと痛い?
長く座っている間は膝がそれほど気にならないのに、立ち上がった瞬間だけ痛むと、
「座って休んでいたのに、なぜ?」
と思うかもしれません。
しかし、座っている状態と立ち上がる動作では身体の使い方が異なります。
座っているときには椅子が体重を支えてくれています。
そこから立ち上がる際には、
身体を前へ移動する。
足へ体重を乗せる。
膝や股関節を伸ばす。
身体を持ち上げる。
という動きが必要になります。
そのため、座っているときには感じなかった症状が、体重をかけて動き始めた瞬間に現れる場合があります。
立ち上がる動作は膝だけで行っているわけではありません
椅子から立つとき、
「膝に力を入れて立っている」
という感覚が強い方もいるでしょう。
しかし実際には、膝だけで身体を持ち上げているわけではありません。
足。
膝。
太もも。
股関節。
お尻。
体幹。
これらが協力しながら身体を座位から立位へ移動させています。
そのため、立ち上がりの膝痛を見るときには、痛い膝だけでなく、太ももやお尻、股関節、身体全体の動きを確認することが重要です。
まず椅子の高さを確認してみましょう
立ち上がると膝が痛い方は、
「どの椅子から立っても同じように痛いのか」
を確認してみてください。
食卓の椅子では大丈夫。
職場の椅子では少し痛い。
低いソファから立つとかなり痛い。
このように、座る場所によって症状が変わる方がいます。
一般的に低い場所から立つときには、膝や股関節を深く曲げた状態から身体を持ち上げる必要があります。
そのため、高めの椅子では問題なくても、低いソファから立つときだけ膝が気になることがあります。
「立ち上がりが痛い」という情報に加えて、どの高さから立つと痛いのかも確認してみましょう。
柔らかいソファから立つと膝がつらい
自宅では、
「食卓の椅子よりソファから立つときの方がつらい」
という方もいます。
ソファは座面が低いだけでなく、柔らかいため身体が沈み込みやすいことがあります。
深く座る。
身体が後ろへ倒れる。
お尻が沈む。
そこから前へ身体を移動して立つ。
この流れが必要になるため、立ち上がりにくさを感じる場合があります。
膝痛があると、
ソファの肘掛けへ手をつく。
一度前へ大きく身体を揺らす。
反対側の脚へ体重をかける。
という工夫をする方もいます。
こうした動作も、現在どのように膝をかばっているのかを見る手がかりになります。
「手を使わないで立つ方がいい」とは限りません
膝の筋力が気になると、
「手を使わずに立った方がトレーニングになる」
と考えることがあります。
しかし、膝が痛い状態で無理に手を使わず立ち続ける必要はありません。
痛みが強いときには、
椅子の肘掛けを使う。
机など安定した場所へ手を添える。
少し高い椅子を使う。
といった方法で負担を調整することもできます。
「手を使ったら筋力が落ちる」
と極端に考えるのではなく、現在の症状に合わせて安全に動くことが大切です。
トイレから立つときに膝が痛い
立ち上がりの膝痛が生活へ影響しやすい場面の一つがトイレです。
便座から立ち上がるときには、
身体を前へ移動する。
足へ体重を乗せる。
膝を伸ばす。
身体を起こす。
という動作を行います。
膝が痛いと、
壁や手すりへ手をつく。
身体を何度か前後に動かして勢いをつける。
片側の脚へ大きく体重をかける。
といった変化が出ることがあります。
以前は何も考えずに立てていたのに、
「どこへ手をつけば楽に立てるか」
を毎回考えるようになったのであれば、膝痛が生活に影響し始めている可能性があります。
車から降りるときの膝痛
淡路市や淡路島では、通勤や買い物などで車を利用する方も多いと思います。
車から降りる動作では、
座った状態から身体の向きを変える。
脚を車外へ出す。
片側へ体重を移す。
立ち上がる。
という複数の動作が必要です。
長時間運転したあと、
「車内では痛くなかったのに、降りた瞬間に膝が痛い」
ということもあります。
この場合、
立ち上がり動作そのものだけでなく、
どのくらい運転していたのか。
運転中の膝の角度はどうだったのか。
車から降りたあとの一歩目はどうか。
まで確認したいところです。
片脚だけ車外へ出して立っていませんか?
車から降りるときには、左右の脚を同時に使って立つとは限りません。
先に片脚を外へ出し、その脚へ体重を乗せながら身体を起こす方もいます。
すると、
「右膝だけ車から降りるときに痛い」
という左右差が現れる場合があります。
このような場合、
右膝が痛い=右膝だけの問題
と考えるのではなく、車の乗り降りでどのように身体を使っているのかも確認します。
長時間座ったあとの一歩目が痛い
立ち上がった瞬間より、
「そのあとの一歩目がつらい」
という方もいます。
仕事で一時間以上座っていた。
映画を見ていた。
食事をしていた。
長時間運転していた。
そのあと立って歩き始めると、
最初の一歩。
二歩目。
数歩程度。
膝がこわばるように感じる。
ところが少し歩いていると、最初より動きやすくなる。
このような症状がある場合には、
「歩くと膝が痛い」
だけでなく、動き始めに特徴があるのかを確認することが大切です。
反対に、歩いているうちに痛くなる方もいます
すべての膝痛が、
「最初だけ痛くて、そのうち楽になる」
わけではありません。
立ち上がりは大丈夫。
最初の一歩も大丈夫。
しかし、歩いているうちにだんだん痛くなる。
という方もいます。
この場合、立ち上がりの膝痛とは違った経過です。
膝の症状について相談するときには、
「立つと痛い」
「歩くと痛い」
だけでなく、
何歩目くらいから気になるのか。
どのくらい歩くと休みたくなるのか。
休むとどう変化するのか。
というところまで伝えると、症状をより具体的に整理できます。
膝のどこが痛いのか
「膝が痛い」と言っても、場所はさまざまです。
膝のお皿周辺。
膝の前側。
内側。
外側。
膝の裏側。
膝より少し上の太もも側。
膝より少し下。
さらに、
ズキッとする。
重い。
こわばる。
伸びにくい。
曲げにくい。
力が入りにくい。
引っかかる。
など、感じ方にも違いがあります。
立ち上がる瞬間に、
「膝全体が痛い」
と感じている方も、一度どの場所が一番気になるのか確認してみましょう。
膝が伸び切るまでがつらい
椅子から立つことはできても、
「最後まで膝を伸ばす瞬間が痛い」
という方もいます。
立ち上がった直後に膝が少し曲がったままになる。
数秒してからゆっくり伸ばす。
一歩歩いてから伸びる感じがする。
このような場合もあります。
反対に、
立つときは痛いが、完全に伸びてしまえば大丈夫
という方もいます。
同じ立ち上がり動作でも、膝の曲がった状態から伸びていくどの段階で症状が出るのかを見ることが重要です。
立ち上がる前に何度か身体を揺らしていませんか?
膝が痛い方の中には、無意識に立ちやすい方法を身につけていることがあります。
立つ前に身体を前後へ揺らす。
「よいしょ」と勢いをつける。
両手を太ももへ置く。
机へ手をつく。
痛くない脚を後ろへ引く。
身体を片側へ寄せる。
これらが必ず悪い動作というわけではありません。
痛みを避け、安全に立つための工夫になっている場合もあります。
一方で、
「いつ頃からこの立ち方になったのか」
を振り返ってみると、膝の症状が生活へ影響し始めた時期が見えてくることがあります。
左右どちらかへ体重を逃がしていませんか?
右膝が痛いと、無意識に左脚へ体重を移して立つことがあります。
本人は普通に立っているつもりでも、
身体が左へ傾く。
左脚を身体の近くへ引く。
右脚を少し前へ出す。
といった変化が見られることがあります。
痛みを避けるために一時的にかばうことは自然な反応です。
ただし、その状態が長く続くと、
反対側の膝。
股関節。
腰。
など別の場所へ負担を感じる場合もあります。
そのため、痛い膝だけを見るのではなく、立ち上がるときの身体全体の動きも確認します。
「年齢のせい」で終わらせないこと
40代、50代、60代になると、
「この年齢なら膝が痛くなるのは仕方ない」
と思う方もいるでしょう。
確かに年齢とともに身体にはさまざまな変化が起こります。
しかし、
同じ年代でも膝が痛くない方。
階段だけ痛い方。
立ち上がりだけ痛い方。
長時間歩くと痛い方。
朝だけこわばる方。
など症状はさまざまです。
年齢だけで現在の膝痛を説明することはできません。
「もう年だから仕方ない」と諦める前に、どの動作で何が起きているのかを確認してみましょう。
体重だけが膝痛の原因とも限りません
膝が痛いと、
「体重を落とさないと治らないのかな」
と不安になる方もいます。
体重は膝へかかる負荷を考えるうえで一つの要素ですが、それだけですべての症状が決まるわけではありません。
同じ体重でも膝が痛くない方はいます。
反対に、体重が軽くても膝痛に悩む方もいます。
立ち上がりの動作。
太ももやお尻の状態。
股関節の動き。
日常生活の活動量。
仕事。
過去のケガ。
なども合わせて確認することが大切です。
「筋力不足だからスクワット」は少し待ってください
立ち上がると膝が痛いと、
「脚の筋力が落ちているからスクワットをしよう」
と考える方もいます。
筋力を維持することは大切です。
しかし、現在すでに立ち上がりで痛みが出ている状態で、
深くしゃがむ。
何十回も繰り返す。
痛みを我慢して続ける。
という方法が適しているとは限りません。
運動を行うのであれば、
どの深さなら痛くないのか。
何回程度なら症状が増えないのか。
翌日に痛みが残らないか。
を確認しながら行うことが重要です。
「筋力不足かもしれない」という理由だけで、痛みを我慢して運動量を増やさないようにしましょう。
立ち上がりの膝痛では太もも・お尻・股関節も確認します
椅子から身体を持ち上げるときには、膝周辺だけではなく、太ももやお尻の筋肉も働きます。
さらに股関節の動きも必要です。
そのため、
膝が痛いから膝だけを揉む。
膝だけを鍛える。
という方法では十分ではない場合があります。
身体を前へ移動する。
足へ体重を乗せる。
股関節や膝を伸ばす。
身体を安定させる。
こうした一連の動作の中で、どこに負担が集中しているのかを見ることが重要です。
次の章では、太もも・お尻・股関節と立ち上がりの膝痛との関係、トリガーポイント、ストレッチや運動の考え方、医療機関への相談を優先したい膝の症状について詳しく解説します。
太ももの筋肉と立ち上がりの膝痛
椅子から立ち上がるときに関係する筋肉の一つが、太ももの前側にある大腿四頭筋です。
大腿四頭筋は膝を伸ばす働きに関係しており、座った状態から身体を持ち上げていく際にも使われます。
そのため、
「立ち上がる瞬間に膝の前側がつらい」
「低い椅子から立つと太ももまで疲れる」
という方では、膝だけでなく太ももの状態も確認します。
ただし、
立ち上がりで膝が痛い=大腿四頭筋が弱い
と単純に決めることはできません。
筋力だけでなく、筋肉の緊張、股関節の動き、立ち方、普段の活動量なども関係する可能性があります。
太ももの前側が張っている方もいます
膝痛がある方の中には、
「膝だけが悪いと思っていたけれど、太ももを触るとかなり張っている」
という方もいます。
立ち仕事。
歩く時間が長い。
階段を使うことが多い。
しゃがむ作業が多い。
膝をかばいながら生活している。
こうした状況が続くと、太もも周辺にも負担を感じることがあります。
膝の痛い場所だけではなく、その上下にある筋肉の状態まで確認することが大切です。
お尻の筋肉は身体を持ち上げる動作にも関係します
立ち上がりでは、お尻の筋肉も働きます。
椅子から立つときには、身体を前へ移動させたあと、股関節や膝を伸ばしながら身体を持ち上げます。
このとき、お尻周辺も身体を支えるために働いています。
そのため、
膝が痛い方でも、
お尻が張っている。
長時間座ると臀部が重い。
片側のお尻だけ疲れやすい。
歩いていると腰やお尻も気になる。
という症状がないか確認することがあります。
ただし、
「お尻が硬いから膝が痛い」
と一つの原因に決めつけるわけではありません。
膝、太もも、お尻、股関節の状態を、実際の立ち上がり動作と合わせて見ていきます。
股関節の動きも立ち上がりには必要です
椅子から立つ際には、身体を少し前へ移動させます。
そのときに股関節も動きます。
身体を前へ移動できなければ、座った位置からそのまま真上へ身体を持ち上げようとしてしまう場合があります。
すると、
「立つときにかなり力が必要」
「低い椅子ほど立ちにくい」
と感じることがあります。
一方で、身体を前へ倒しすぎればよいわけでもありません。
大切なのは、
足の位置。
身体の重心移動。
股関節。
膝。
足首。
などがどのように連動しているかです。
足の位置を変えるだけで立ちやすさが変わることも
一度、普段どの位置に足を置いて立っているか確認してみてください。
足が椅子からかなり前にある。
左右の足の位置が違う。
痛い側の足だけ前へ出している。
片側だけ椅子の近くへ引いている。
このような違いがあるかもしれません。
足の位置が変われば、立ち上がるときの身体の使い方も変化します。
だからといって、
「足は必ずこの位置に置くべき」
という一つの正解を作る必要はありません。
現在の身体でどの位置が立ちやすいのか、左右で違いがあるのかを確認することが大切です。
トリガーポイントと膝周辺の症状
ハリココでは、膝痛の方を確認する際にトリガーポイントにも着目しています。
トリガーポイントとは、筋肉の中に形成される硬く緊張した部分です。
特徴の一つとして、実際に刺激されている場所とは少し離れたところへ痛みや重だるさを感じることがあります。
これを関連痛と呼びます。
そのため、
「膝の内側が痛いから膝の内側だけ」
「膝の前が痛いから膝の前だけ」
と考えず、太ももやその周辺の筋肉も確認することがあります。
筋肉を確認した際に、
「そこを押されると、いつもの膝の痛みに似ている」
と感じる場合もあります。
ただし、膝痛のすべてがトリガーポイントによって起こるという意味ではありません。
関節やその他の組織が関係している場合もあるため、症状や経過を含めた判断が必要です。
膝の痛い場所を強く揉み続けない
膝が痛いと、気になる場所を自分で押したくなることがあります。
しかし、
痛い場所を強く揉む。
硬いところを何度も押す。
器具を使って強い刺激を加える。
といった方法が必ず適しているわけではありません。
特に膝が腫れている。
熱を持っている。
触るだけでも強く痛い。
という場合には、自己判断で強く揉み続けないようにしましょう。
痛みがある場所と、症状に関係している場所が同じとは限りません。
ストレッチをするなら痛みを我慢しない
膝が曲げにくい、伸ばしにくいと、
「硬くなっているから伸ばさなければ」
と思う方もいます。
しかし、
痛みを我慢して膝を深く曲げる。
正座を無理にする。
踵をお尻へ強く近づける。
といったストレッチがすべての方に適しているわけではありません。
セルフケアでは、
無理のない範囲で動かす。
強い痛みを出さない。
行ったあとに症状が増えていないか確認する。
ということが重要です。
「どこまで曲がったか」だけで効果を判断しないようにしましょう。
スクワットも深さと回数を調整する
膝のために運動を始める場合、
「スクワットを毎日何十回もしよう」
と考える方もいます。
しかし、立ち上がりですでに痛みがあるのであれば、最初から深いスクワットを大量に行う必要はありません。
たとえば、
高めの椅子からゆっくり立つ。
痛みが強くない範囲で数回行う。
必要なら手を使う。
翌日の状態を確認する。
というように、負荷を調整する方法もあります。
運動は、
「何回やったか」
より、
「その運動が現在の身体に合っているか」
が重要です。
動いた翌日に膝が悪化していないかを見る
運動やセルフケアを行った直後は、
「少し動きやすくなった」
と感じることがあります。
しかし、その場の感覚だけで判断しないようにしましょう。
その日の夜に痛みが増えていないか。
翌朝の立ち上がりはどうか。
階段はどうか。
歩くときはどうか。
普段より腫れていないか。
まで確認します。
運動後に毎回大きく症状が悪化するのであれば、回数や強さを見直す必要があります。
座りっぱなしの時間を区切る
長時間座ったあとに立ち上がると膝が痛い方では、
「座り方を完璧にする」
ことだけではなく、座っている時間そのものを区切ることも考えてみましょう。
仕事中であれば、
休憩時に一度立つ。
飲み物を取りに行く。
可能な範囲で歩く。
座ったまま膝を軽く動かす。
など、小さく身体を動かす方法があります。
一時間の運動を一度行うより、日常生活の中で動かない時間を減らす方が取り入れやすい方もいます。
低いソファを一時的に避ける方法もあります
低いソファから立つときだけ強く痛むのであれば、症状が落ち着くまで少し高い椅子を利用する方法もあります。
これは、
「一生低い椅子に座ってはいけない」
という意味ではありません。
現在の身体に合わせて、一時的に負担を調整するという考え方です。
状態が変わってきたら、少しずつ以前の生活動作へ戻していくことを目指します。
膝サポーターを使う場合
膝痛があるとサポーターを使用する方もいます。
「着けていると安心して動ける」
という場合には、一時的なサポートとして役立つことがあります。
一方で、
サポーターを着ければ原因がなくなる。
ずっと着けていなければ膝が悪くなる。
と考える必要はありません。
使用する場合には、締め付けが強すぎないか、皮膚に問題が出ていないかなども確認してください。
医療機関への相談を優先したい膝痛
立ち上がりで膝が痛む場合でも、セルフケアや整体より医療機関での評価を優先した方がよいケースがあります。
たとえば、
- 転倒や事故、スポーツなど明確な外傷後から強く痛む
- 膝が大きく腫れている
- 赤みや強い熱感がある
- 体重をかけることが難しい
- 膝が突然動かなくなった、引っかかって動かせない
- 膝が抜けるような感覚が強い
- 発熱など全身症状を伴う
- 安静にしていても強い痛みが続く
- 日を追うごとに急激に悪化している
といった場合です。
また、強い症状ではなくても、膝痛が長く続いている場合や、日常生活への影響が大きくなっている場合には、医療機関への相談も検討してください。
「軟骨が減っているから仕方ない」と決めつけない
医療機関で、
「年齢による変化があります」
「軟骨がすり減っています」
などと説明を受けた経験がある方もいるかもしれません。
画像上の変化は大切な情報です。
一方で、日常生活での痛みの強さや動きやすさは、一人ひとり異なります。
画像上の所見があるからといって、
「もう何をしても変わらない」
と考える必要はありません。
医療機関での診断や治療方針を大切にしながら、
どの動作で痛いのか。
身体をどう使っているのか。
太ももやお尻などの筋肉はどうなのか。
生活でどの程度活動できているのか。
といった部分を確認することもできます。
淡路志筑院では症状の出方を詳しく伺います
ハリココ鍼灸治療院/整体院 淡路志筑院では、
「立ち上がると膝が痛い」
という情報だけで施術内容を決めるわけではありません。
いつから痛いのか。
きっかけはあったのか。
右か左か。
膝のどの場所が痛いのか。
立ち上がるどの瞬間に痛むのか。
立ったあとの一歩目はどうか。
どの高さの椅子で痛むのか。
歩行や階段ではどうか。
仕事ではどのくらい座っているのか。
車の運転時間はどのくらいか。
過去に膝をケガしたことがあるのか。
医療機関を受診しているのか。
などを確認します。
症状だけでなく、普段の生活の中で膝へどのような負担がかかっているのかを整理します。
「何に困っているのか」まで確認します
同じ立ち上がりの膝痛でも、生活への影響は異なります。
仕事中に立つたびに痛い。
トイレから立つのが不安。
車から降りるときに毎回膝をかばう。
旅行先で椅子から立てるか心配。
孫と床で遊んだあとに立てない。
趣味を控えている。
こうした困りごとまで確認します。
そして、
「痛みをなくしたい」
というところからさらに、
仕事中に膝を気にせず立ちたい。
車からスムーズに降りたい。
旅行を楽しみたい。
買い物へ行きたい。
という目標まで共有します。
実際の立ち上がり動作を確認します
カウンセリング後は、無理のない範囲で身体の動きを確認します。
椅子から立つ。
座る。
歩く。
膝を曲げ伸ばしする。
必要に応じてしゃがむ。
などを行います。
立ち上がりでは、
足をどこへ置いているか。
身体をどの程度前へ移動しているか。
左右どちらへ体重が偏っているか。
膝がどのように動いているか。
手を使っているか。
どの瞬間に痛むのか。
を確認します。
痛みを無理に何度も再現することが目的ではありません。
太もも・お尻・股関節周辺まで確認します
動作確認とカウンセリングの内容をもとに、膝周辺だけでなく太もも、お尻、股関節周辺の筋肉なども確認します。
筋肉を触れた際に、
「そこを押されると、普段の膝の痛みに似ている」
という反応が出ることがあります。
その反応と立ち上がり動作での症状が一致するかを確認しながら、症状に関係している可能性のある原因筋を考えます。
痛い場所だけを追いかけるのではなく、身体の動きと筋肉の状態を結びつけていきます。
トリガーポイントケア整体でアプローチ
筋肉への施術が適していると判断した場合には、ハリココ独自のトリガーポイントケア整体で、症状と関係していると考えられる筋肉へアプローチします。
必要に応じて、鍼灸を組み合わせることもあります。
鍼を使用する場合にも、事前に説明を行い、身体の状態を確認しながら進めます。
ハリココでは国家資格を持つスタッフが担当し、一人ひとりの症状や身体の状態に合わせて施術内容を考えます。
施術後はもう一度立ち上がって確認します
施術後は、
「膝が軽く感じます」
という感覚だけで終わらせず、可能な範囲で施術前に行った動作を再度確認します。
椅子から立つ。
最初の一歩を歩く。
膝を曲げ伸ばしする。
そこで、
立ち上がる瞬間の痛みはどうか。
身体の動かしやすさはどうか。
左右への偏りはどうか。
最初の一歩はどうか。
などを確認します。
本当に大切なのは日常生活へ戻ってから
施術直後に立ちやすくても、それだけですべてを判断するわけではありません。
自宅のソファから立ったときはどうだったか。
仕事で長時間座ったあとはどうだったか。
車から降りたときはどうだったか。
トイレから立つときはどうだったか。
翌朝はどうだったか。
実際の生活へ戻ったときの変化が重要です。
次回来院時にはこうした情報も確認し、身体の状態を改めて考えていきます。
痛みだけでなく「できること」が増えているかを見る
膝の状態を評価するときは、痛みの数字だけではなく、
手をつかずに立てる場面が増えた。
低い椅子から立ちやすくなった。
立ったあとの一歩目が気になりにくくなった。
仕事中に膝を気にする回数が減った。
車から降りる動作がスムーズになった。
といった生活上の変化も大切です。
目標は、膝のことを一日中考えながら生活する状態から、必要な動作を自然に行える状態へ近づけていくことです。
「まだ歩けるから」と我慢し続けない
立ち上がりで膝が痛くても、
歩くことはできる。
仕事にも行ける。
車も運転できる。
だからまだ大丈夫。
と考える方もいます。
しかし、
立つたびに机へ手をつく。
低い椅子を避ける。
トイレから立つのが怖い。
車から降りるたびに膝をかばう。
床へ座らなくなった。
という変化が出ていれば、すでに生活へ影響しています。
動けなくなるまで我慢する必要はありません。
淡路市で立ち上がりの膝痛にお悩みの方へ
椅子から立ち上がると膝が痛い場合、
「年齢だから」
「筋力不足だから」
「体重のせいだから」
という一つの理由だけで判断することはできません。
立ち上がるどの瞬間に痛いのか。
どの高さの椅子で痛いのか。
長く座ったあとだけなのか。
一歩目はどうなのか。
歩き始めると楽になるのか。
階段ではどうなのか。
膝のどこが痛いのか。
太ももやお尻、股関節はどうなのか。
こうした情報を整理することで、現在の身体の状態をより具体的に確認できます。
ハリココ鍼灸治療院/整体院 淡路志筑院では、膝の痛い場所だけを見るのではなく、カウンセリングや動作確認を行い、生活背景も含めながら一人ひとりの身体を確認します。
「立つときだけだから」と我慢を続け、できないことが増えてしまう前に、気になる方はお気軽にご相談ください。
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(イオンスタイル洲本店近く)
淡路志筑院
淡路市志筑
(コメダ珈琲淡路志筑店横)
椅子から立ち上がるときに膝が痛い方は、「膝が悪いから」と一言で終わらせず、立ち上がる瞬間・立った直後・最初の一歩のどこで症状が出ているのかを一度確認してみてください。
その違いを知ることが、現在の膝の状態を理解する第一歩になります。
※島外よりお越しの方へ※
当院では根本治療を目的としており、そのためには定期的な通院をお願いすることになるため、通院が難しい島外の方は初回キャンペーン価格が適用外となります。(通常価格8,800円での施術とさせていただいております。あらかじめご了承の上、ご予約をお願いいたします。)






